『OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー』一瞬を捉える力【口コミ・評判・レビュー】

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー ブラック

『OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M1 MarkIII ボディー』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？

スペック

• メーカーはオリンパスです。
• 品番は「OM-D E-M1 Mark III」です。

特徴・機能

このカメラは最大7.5段の強力な手ぶれ補正機能を搭載しています。これにより、手持ち撮影でもブレを抑えたクリアな写真が撮影可能です。また、新しい画像処理エンジン「TruePic IX」を採用しており、高画質な写真を実現します。さらに、「5000万画素手持ちハイレゾショット」機能では、三脚を使わずに超高解像度の写真が撮れるため、風景や建築物などの細部まで鮮明に記録できます。
オートフォーカス（AF）性能も進化しています。「星空AF」は星空撮影時に自動でピントを合わせる機能で、夜空の撮影が簡単になります。また、顔や瞳を検出する「顔優先/瞳優先AF」も精度が向上し、ポートレート撮影に適しています。高速連写機能では、最高18コマ/秒のAF/AE追従撮影が可能で、一瞬の動きを逃さず捉えられます。
動画撮影にも対応しており、4K動画を手持ちで撮影できるほか、高音質録音が可能なリニアPCMレコーダーとの連携もサポートしています。これにより、映像制作にも活用できる柔軟性があります。
また、防塵・防滴・耐低温設計の堅牢なボディは、過酷な環境下でも安心して使用できます。軽量なマグネシウム合金製ボディは持ち運びがしやすく、アウトドアや旅行にも最適です。
さらに、多彩なアクセサリーやスマートフォンアプリとの連携機能も充実しています。縦位置撮影用のバッテリーホルダーや高性能フラッシュなど、システム拡張性が高く、自分好みのセットアップが可能です。

写真性能

このカメラは、最新の画像処理エンジン「TruePic IX」を搭載しており、写真の画質が非常に高いです。特に、5000万画素の手持ちハイレゾショット機能が特徴的で、手持ち撮影中のわずかな動きを利用して高解像度の写真を生成します。この機能により、細かいディテールまで鮮明に写し取ることができ、建物や風景などの撮影に非常に適しています。また、ライブND機能も備えており、フィルターを使わなくてもスローシャッター効果を得られるため、クリエイティブな表現が可能です。
手ブレ補正機能も優れています。ボディ内5軸手ブレ補正は最大7.0段分の補正効果を持ち、暗い場所や手持ちでの撮影でも安定した写真を撮ることができます。この性能は、一眼カメラの中でもトップクラスです。
さらに、高速連写性能も大きな魅力です。電子シャッターでは最大18コマ/秒、メカニカルシャッターでも10コマ/秒で連写が可能で、動きの速い被写体も逃さず撮影できます。このため、スポーツや野生動物などの撮影にも適しています。
オートフォーカス（AF）性能も進化しており、「星空AF」や「顔・瞳優先AF」などが搭載されています。特に星空AFは、これまで手動で行っていた星へのピント合わせを自動化してくれるため、天体写真撮影が快適になります。また、顔や瞳を高精度で検出するため、人を撮るポートレート写真でも活躍します。

動画性能

OM-D E-M1 Mark IIIは4K動画撮影が可能で、特に手ぶれ補正機能が優れています。ボディ内に5軸手ぶれ補正を搭載しており、単体で最大7段分の補正が可能です。また、IS対応レンズを使用すると最大7.5段分の補正となり、手持ち撮影でも非常に安定した映像を記録できます。さらに、電子手ぶれ補正を組み合わせた「手ぶれ補正モードM-IS1」を使うことで、より精度の高い補正が可能です。
OM-D E-M1 Mark IIIは、「OM-Log400」というログ撮影モードを備えており、これにより広いダイナミックレンジと色再現域を得ることができます。この機能は編集時のグレーディングに適しており、映像制作において自由度の高い表現が可能です。また、BT.709相当の色域で表示するビューアシスト機能も搭載されており、撮影中のライブビュー確認がしやすくなっています。
加えて、このカメラはローリングシャッター歪みが少なく、高速な動きのあるシーンでも歪みを抑えた映像を撮影できます。オートフォーカス性能も向上しており、顔認識や瞳認識機能と組み合わせることで、被写体にしっかりとピントを合わせ続けることができます。
一方で、OM-D E-M1 Mark IIIのログ撮影は8ビットのみの対応であり、一部の競合他社が提供する10ビットログ撮影と比べると柔軟性が劣る点があります。それでも日常的な動画撮影から本格的な映像制作まで幅広く対応できるカメラと言えます。

操作性

このカメラは、直感的で快適な操作性を実現しています。特に、背面に搭載された「マルチセレクター」が特徴的です。このセレクターを使うことで、オートフォーカスポイントの移動がスムーズに行えます。タッチパネルと組み合わせて使うこともできるため、フォーカスポイントの微調整が簡単です。また、EVF（電子ビューファインダー）を覗きながらでも操作しやすく、撮影時のストレスを軽減します。
ボタンやダイヤルの配置も工夫されており、撮影中に必要な設定変更がスムーズに行えます。例えば、シャッターボタンと同軸に配置されたフロントダイヤルや、カメラ上部に設けられたリアダイヤルなど、操作性を高めるための細かな配慮が見られます。
さらに、このカメラはボタン配置のカスタマイズが可能で、自分の使いやすいように設定を変更できます。これにより、撮影者の好みや撮影スタイルに合わせた操作が可能となり、創造性を引き出すことができます。
OM-D E-M1 Mark IIIは、前モデルから基本的な操作レイアウトを引き継いでいるため、以前のモデルを使用していた人でも違和感なく使い始めることができます。一方で、新たに追加された機能や改良点もあり、進化した操作性を体感できる点が魅力です。

オートフォーカス・AF

このカメラには、121点の像面位相差AFとコントラストAFが搭載されています。このAFシステムは、画面の縦75%、横80%をカバーしており、どこに被写体があってもピントを合わせやすい設計です。さらに、121点すべてがクロスタイプの検出に対応しているため、縦横どちらの線にも正確にピントを合わせられます。これにより、動きの速い被写体でもしっかり追尾し続けることが可能です。
また、このモデルには「星空AF」という新しい機能が搭載されています。これは、肉眼では見えにくい暗い星にもピントを合わせられる特別なアルゴリズムを採用しており、天体写真撮影で高い精度を発揮します。「速度優先モード」と「精度優先モード」の2つの設定があり、広角レンズでの手持ち撮影や望遠レンズで特定の星を狙う際など、用途に応じて使い分けることができます。
さらに、「顔優先／瞳優先AF」機能も進化しており、人の顔や目に素早くピントを合わせることができます。これにより、ポートレート撮影でも高い性能を発揮します。また、「マルチセレクター」という操作機能も備わっており、ファインダーを覗きながら親指で簡単にAFターゲットを移動させることができます。連写中でもターゲットを動かせるため、動きのある被写体でも確実にピントを合わせ続けることが可能です。

連射

「連写H」と「静音連写H」では、露出とピントが1コマ目で固定されます。このモードでは、メカシャッター使用時に最大15コマ/秒、電子シャッター使用時には最大60コマ/秒という非常に高速な連写が可能です。一方、「連写L」と「静音連写L」では、連写中もオートフォーカス（AF）と自動露出（AE）が追従します。このモードでは、メカシャッター使用時に最大10コマ/秒、電子シャッター使用時に最大18コマ/秒の速度で撮影できます。
さらに、このカメラには「プロキャプチャーモード」という特別な機能も搭載されています。このモードでは、シャッターボタンを押し込む前の瞬間から最大35枚まで記録することが可能で、決定的な瞬間を逃さず撮影できます。
また、バッファ性能も優れており、高速連写時でもRAW画像を多く記録することができます。たとえば、15コマ/秒の速度で撮影した場合でも、RAWファイルを約101枚まで連続撮影可能です。

口コミ・評判・レビュー

多くのユーザーが評価している点は、手ぶれ補正機能の優秀さです。このカメラは最大7.5段分の手ぶれ補正を搭載しており、手持ち撮影でも非常に安定した写真が撮れると好評です。特に風景写真や夜景撮影では、三脚を使わなくても高画質な写真が撮れる点が便利だという声が多いです。また、星空撮影に特化した「星空AF」やライブコンポジット機能も搭載されており、天体写真を撮る人にも人気があります。
次に、コンパクトさと軽さも大きな魅力とされています。フルサイズカメラと比べてボディやレンズが小型軽量であるため、持ち運びがしやすく、旅行やアウトドアでの使用にも適しているという意見が目立ちます。これにより、機動性を重視するユーザーから高い評価を得ています。
さらに、操作性の高さも評価されています。ボタン配置やカスタマイズ性が良く、直感的に操作できるとの声があります。また、JPEGとRAWの画質も良好で、発色が自然で美しいという意見も多いです。一方で、4K動画の画質については他社製品と比較すると若干ディテールに劣るという指摘もありますが、それでも手ぶれ補正機能のおかげで動画撮影でも安定感があると評価されています。
ただし、一部のユーザーからはAF性能への不満も挙げられています。特に動く被写体への追従AFに信頼性が欠けるという意見があります。また、高感度性能についてはセンサーサイズの関係でフルサイズカメラには及ばないものの、手ぶれ補正によってISO感度を抑えられるため、大きな問題にはならないという声もあります。

どんな人におすすめ？

風景や自然の写真を撮る方にぴったりです。このカメラは、5000万画素の手持ちハイレゾショットや強力な手ぶれ補正機能を備えており、細かいディテールまで美しく撮影できます。軽量コンパクトなボディなので、長時間の撮影や山登りなどのアウトドア活動でも負担が少なく、気軽に持ち運べます。また、防塵・防滴・耐低温設計なので、雨や寒い環境でも安心して使用できます。
次に、動きの速い被写体を撮影する方にもおすすめです。進化したオートフォーカスシステムや高速連写機能により、一瞬の動きを逃さず捉えることができます。これらの機能はスポーツや野生動物の撮影で特に役立ちます。
さらに、夜景や星空撮影を楽しみたい方にも適しています。「星空AF」という特別な機能を搭載しており、星へのピント合わせが簡単にできます。また、ライブND機能を使えば、三脚なしでも滑らかな長時間露光の写真が撮れます。
最後に、高品質な動画撮影を求める方にも魅力的です。4K動画撮影や高音質録音機能があり、映像制作にも対応しています。プロフェッショナルな性能を持ちながらも操作が簡単で、多彩なフィルターやモードも備えているため、初心者から上級者まで満足できるカメラです。

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