- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
キヤノン EOS Kiss M ボディ ブラック
『キヤノン EOS Kiss M ボディ』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカーはキヤノンです。
- 品番は「EOS Kiss M ボディ」です。
特徴・機能
EOS Kiss Mは小型で軽量なボディが特徴です。幅116.3mm、高さ88.1mm、奥行き58.7mmというコンパクトなサイズで、重さは約387g(バッテリーとSDカードを含む)です。これにより、持ち運びが簡単で旅行や日常使いにぴったりです。
このカメラには、約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーが搭載されています。これにより、高解像度で鮮明な写真を撮影することができます。また、新しい映像エンジン「DIGIC 8」を採用しており、画像処理が高速かつ高精度で行えます。さらに、「C-RAW」モードを使うことで、データ量を抑えながらも高画質を保つことができます。
EOS Kiss Mのオートフォーカス機能は非常に優れています。「デュアルピクセルCMOS AF」を採用し、最大143点の測距点を持つため、被写体に素早く正確にピントを合わせることができます。また、「タッチ&ドラッグAF」機能により、液晶画面をタッチするだけで直感的にピント位置を変更できるのも便利なポイントです。
液晶モニターは3.0型のバリアングル式で、横開きが可能です。これにより、自撮りやローアングル・ハイアングル撮影も簡単に行えます。さらにタッチ操作にも対応しており、メニュー操作やシャッター操作も直感的に行えます。
動画撮影では4K解像度(24p)に対応しており、高品質な映像を記録できます。また、電子シャッター機能が搭載されており、静音撮影も可能です。ただし、この機能は一部の撮影モードでは使用できない点には注意が必要です。
操作性にも配慮されており、初心者向けの「ビジュアルガイド」や「シーンインテリジェントオート」機能が搭載されています。これらの機能は専門用語がわからなくても簡単に設定できるため、一眼カメラ初心者でも安心して使うことができます。
さらに、Wi-FiやBluetooth機能も備えており、スマートフォンと連携することで写真の共有やリモート撮影が可能です。専用アプリ「Camera Connect」を使えば、スマホからカメラ内の画像を確認したり、自動で転送することもできます。
写真性能
EOS Kiss Mは、有効画素数約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しています。このセンサーは、肌の質感や色の微妙なグラデーションを繊細に表現することができるため、ポートレートや風景写真などで美しい仕上がりが期待できます。また、センサーが大きいため、夜間や暗い場所でも明るくキレイに撮影できるのが魅力です。この性能はスマートフォンでは難しいシーンでも活躍します。
さらに、画像処理エンジンには最新の「DIGIC 8」が採用されており、高解像感と低ノイズを実現しています。これにより、細部まで鮮明な写真が撮れるだけでなく、ISO感度も最大25600(拡張で51200)まで対応しているため、幅広い撮影条件で活躍します。
連写性能も優れており、1秒間に最大10コマの高速連写が可能です。これにより、運動会やペットの動きなど、動きの速い被写体も逃さず撮影できます。特に動く被写体を撮る際には、この連写性能が大きな助けとなります。
オートフォーカス(AF)は「デュアルピクセルCMOS AF」を採用しており、高速かつ正確なピント合わせが可能です。また、「瞳AF」機能も搭載されており、人の目に自動でピントを合わせることができます。これにより、ポートレート撮影も簡単で綺麗に仕上げられます。
また、このカメラはコンパクトなボディながら電子ビューファインダー(EVF)を搭載しているため、屋外でも画面の反射を気にせず撮影できます。さらにバリアングル式液晶モニターも備えているので、自由なアングルで撮影が可能です。
動画性能
このカメラは、4K動画撮影に対応しており、初心者向けながらも高精細な映像を楽しむことができます。ただし、4K動画撮影時にはセンサー中央部を切り出す「クロップ撮影」となり、オートフォーカスはコントラストAF方式に切り替わります。このため、動きの速い被写体を撮る際にはフォーカスの反応がやや遅れる可能性があります。
一方で、フルHD動画ではデュアルピクセルCMOS AFが使用可能です。このAFは、高速かつ正確で、被写体をスムーズに追尾しながらピントを合わせ続けることができます。また、フルHDでは60fpsの滑らかな映像や、120fpsでのスローモーション撮影も可能です。これにより、日常のシーンから動きの多い場面まで幅広く対応できます。
4K動画は画質が非常に高く、固定した状態で撮影すれば満足できる映像を得ることができます。ただし、電子式手ぶれ補正を使用すると画質が低下する場合があるため、注意が必要です。また、4Kでは24fpsまでしか対応していないため、一部のシーンでは動きが滑らかに見えないこともあります。
さらに、このカメラには動画から静止画を切り出す機能も備わっています。これにより、動画と写真のどちらを撮るか迷った場合でも、とりあえず動画を撮影して後から静止画として保存することが可能です。
操作性
このカメラは、初心者でも使いやすい設計が特徴です。ボタンやダイヤルの配置がシンプルで、右手だけで多くの操作ができるようになっています。これにより、初めてカメラを使う方でも迷わずに操作を進められます。また、タッチパネル式の液晶モニターが搭載されており、スマートフォンのように直感的な操作が可能です。特にタッチAF機能は便利で、画面をタッチするだけでピントを合わせることができます。
さらに、EOS Kiss Mでは「簡単モード」と「応用撮影モード」が用意されており、専門用語を知らなくても撮影設定を簡単に切り替えられます。これにより、初心者でもスムーズに撮影を楽しむことができます。一方で、背面モニターから多くの機能をタッチ操作で利用できるため、上級者にも一定の満足感を提供します。
また、このカメラは電子ビューファインダー(EVF)を内蔵しており、ファインダーを覗きながら集中して撮影できます。EVFには実際の仕上がりが表示されるため、撮影後のイメージと差異が少なくなる点も魅力的です。さらに、バリアングル液晶モニターは自由な角度で動かせるため、ハイアングルやローアングルでの撮影も簡単です。
オートフォーカス・AF
このカメラのオートフォーカスは「デュアルピクセルCMOS AF」という技術を採用しています。この技術は、撮像素子(センサー)自体に位相差検出の仕組みを組み込むことで、高速かつ正確にピントを合わせることができます。これにより、動いている被写体にもスムーズに対応でき、特に動画撮影や動きの速いシーンで便利です。また、最大143点のフォーカスポイントが利用可能で、広い範囲でピントを合わせることができます。
顔や瞳を検出する機能も搭載されており、人物撮影では特に役立ちます。顔検出はサーボAF(動き続ける被写体にピントを合わせ続けるモード)でも対応しており、瞳検出はワンショットAF(静止した被写体用)で利用可能です。これにより、ポートレート撮影などで簡単に被写体の目にピントを合わせることができます。
さらに、「タッチ&ドラッグAF」という便利な機能もあります。この機能では、カメラの液晶画面を指で触りながらフォーカスポイントを移動させることができ、直感的な操作が可能です。また、「コンティニュアスAF」ではシャッターボタンを半押ししなくても常にピントを合わせ続けるため、動きのあるシーンでも瞬時に対応できます。
オートフォーカスの設定や操作は簡単で、初心者でも使いやすいよう設計されています。例えば、レンズのフォーカスモードスイッチを「AF」に設定するだけで、自動的にオートフォーカスが作動します。また、メニューから「フォーカスモード」を選んで設定することも可能です。
連射
EOS Kiss Mでは、シャッターボタンを押し続けることで連写が可能です。この「連続撮影モード」では、動いている被写体を逃さず撮影するのに便利です。例えば、スポーツや子どもの動き、動物の自然な姿を撮影する際に役立ちます。このモードでは、1秒間に最大約4.3枚の写真を撮影できます。ただし、使用するレンズや設定によって速度は異なる場合があります。
また、「高速連写モード」を選択すると、1秒間に最大7枚の写真を撮影できます。このモードは、さらに速い動きを捉えるのに適しており、シャッターボタンを押し続けるだけで瞬間を逃さず記録できます。これにより、スポーツシーンや素早い動きのある被写体の撮影が簡単になります。
さらに、「インターバル撮影モード」を使えば、一定間隔で自動的に写真を撮ることも可能です。この機能は風景や夜景の長時間露光撮影にも適しています。また、「静音撮影モード」を使えば、シャッター音を抑えて静かな場所での撮影が可能です。
口コミ・評判・レビュー
軽量コンパクトなデザインと簡単な操作性が高く評価されています。本体の重さは約390gで、500mlのペットボトルよりも軽く、持ち運びが便利です。女性や手の小さい人でも使いやすい設計で、多くのユーザーが「手に馴染む」と感じています。
画質についても高評価が多く、2410万画素のAPS-Cセンサーを搭載しているため、日常の撮影から本格的な風景写真まで幅広く対応できます。特にEVF(電子ビューファインダー)は、撮影前に仕上がりを確認できるため、失敗が少ないと評判です。また、バリアングル液晶モニターは自由なアングルで撮影できるため、クリエイティブな写真を楽しむことができます。
操作性もシンプルで、初心者向けのガイド機能やタッチパネル操作が搭載されています。説明書を読まなくても直感的に操作できる点が好評で、「カメラ初心者でもすぐに使いこなせる」という声が多いです。ただし、ボタンやダイヤルの数が少ないため、本格的な設定を頻繁に行う人には物足りないと感じる場合もあるようです。
一方で、バッテリー持ちについては賛否があります。ミラーレスカメラとしては標準的ですが、長時間の撮影や動画撮影では予備バッテリーが必要になることがあります。ただし、日帰り旅行程度なら十分持つという意見もあり、大きな問題ではないと感じる人もいます。
動画性能については4K撮影が可能で、エントリーモデルとしては非常に優れた映像クオリティを提供します。ただし、4K撮影時にはクロップされるため、画角に注意が必要です。それでもHD120p/100pのハイフレームレート撮影機能など、多彩な動画機能が搭載されており、多くのユーザーから好評を得ています。
どんな人におすすめ?
キヤノン「EOS Kiss M ボディ」は、初心者やカメラに慣れていない人に特におすすめのカメラです。このカメラは、スマートフォンで写真を撮ることに慣れている人が、より本格的な写真を簡単に撮影できるように設計されています。例えば、背景をぼかした写真や、暗い場所でもきれいに撮れる写真が手軽に撮影できます。
また、このカメラは小型で軽量なので、持ち運びがしやすいのも魅力です。約390gと軽く、鞄に入れてもかさばらないため、旅行や日常のスナップ撮影にもぴったりです。手が小さい人や女性にも使いやすいサイズ感で、長時間の撮影でも疲れにくい設計になっています。
さらに、「EOS Kiss M」は操作がシンプルで直感的です。タッチ操作や「シーンインテリジェントオート」機能などが搭載されており、カメラの設定に詳しくなくても簡単に美しい写真が撮れます。ファインダーには実際の仕上がりが表示されるため、失敗しにくいのも安心ポイントです。
キヤノン EOS Kiss M ボディ ブラック