- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼カメラ X-T50ボディ ブラック F X-T50-B
カメラ『富士フイルム(FUJIFILM) X-T50ボディ F X-T50-B』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- バッテリー
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカー: 富士フイルム
- 品番: X-T50-B
- 発売日: 2024年6月28日
- 重量: バッテリー、メモリーカード含む約438g、バッテリー、メモリーカード含まず約389g
- サイズ: 幅123.8mm、高さ84mm、奥行き48.8mm(最薄部34.2mm)
- 解像度: 約4020万画素
- センサーサイズ: 23.5mm×15.7mm (APS-Cサイズ) X-Trans CMOS 5 HRセンサー
- ISO感度: ISO 160~12800(拡張でISO 80~51200)
- シャッタースピード: メカニカルシャッターで1/8000秒~30秒、電子シャッターで1/32000秒~30秒
特徴・機能
富士フイルムの「X-T50」は、クラシックなデザインと最新技術を融合させたミラーレスデジタルカメラです。このカメラは、軽量でコンパクトなボディを持ち、持ち運びやすさが特徴です。質量はバッテリーとメモリーカードを含めて約438gです。
X-T50には、約4020万画素の「X-Trans CMOS 5 HR」センサーと「X-Processor 5」画像処理エンジンが搭載されています。この組み合わせにより、高画質な写真を撮影することができます。また、5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能も備えており、手ブレを抑えた安定した撮影が可能です。
デザイン面では、X-T50はクラシカルなフィルムカメラを思わせる外観を持ち、丸みを帯びた新しいボディ形状が採用されています。このデザインにより、持ちやすさと操作性が向上しています。ボディ背面は滑らかに広がり、親指でしっかりと支えることができるため、安定した撮影が可能です。
操作性に関しては、X-T50にはシャッタースピード、露出補正、フィルムシミュレーションをコントロールする3つのダイヤルが搭載されています。これにより、カメラの電源を入れる前に撮影設定を確認し、調整することができます。また、電子ビューファインダーは表示倍率0.62倍で269万ドットの高解像度を誇り、視認性が高く、色彩や明るさが調整された映像を映し出します。
さらに、X-T50は「フィルムシミュレーションダイヤル」を新たに搭載しており、直感的にフィルムシミュレーションモードを切り替えることができます。20種類のフィルムシミュレーションモードが用意されており、さまざまな色調表現を楽しむことができます。
動画撮影機能も充実しており、F-Log2を搭載しているため、広いダイナミックレンジを記録することが可能です。これにより、ポストプロダクションでの自由度が大きく向上します。
X-T50は、写真撮影の楽しさを提供するために設計されたカメラであり、初心者からプロまで幅広いユーザーに対応しています。高画質、高性能、そして優れた操作性を兼ね備えたこのカメラは、あらゆるシチュエーションで活躍すること間違いなしです。
写真性能
富士フイルムのX-T50は、非常に高い写真性能を持つカメラです。まず、約4,020万画素の「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載しており、細部まで鮮明に捉えることができます。この高解像度センサーにより、写真の細部までしっかりと描写され、非常に高品質な画像を撮影することができます。
また、X-T50は最新の「X-Processor 5」を搭載しており、画像処理速度が非常に速く、快適な撮影体験を提供します。このプロセッサーにより、動物や鳥、車などの被写体をAIで検出するオートフォーカス機能が強化されており、動きの速い被写体でも正確にフォーカスを合わせることができます。
さらに、X-T50には5軸7.0段のボディ内手ブレ補正(IBIS)システムが搭載されており、手持ち撮影でもブレを抑えてクリアな写真を撮ることができます。この手ブレ補正は、特に低照度環境での撮影や望遠レンズ使用時に非常に有効です。
X-T50の操作性も優れており、軍艦部にはシャッタースピード、露出補正、フィルムシミュレーションをコントロールする3つのダイヤルが配置されています。これにより、カメラの電源を入れる前に撮影設定を確認し、調整することができます。また、電子ビューファインダー(EVF)は269万ドットの高解像度で、撮影時の視認性が非常に高いです。
フィルムシミュレーションダイヤルも新たに搭載されており、20種類のフィルムシミュレーションモードから直感的に選ぶことができます。これにより、撮影するシーンに応じて最適な色調やコントラストを簡単に設定でき、創造的な表現が可能となります。
また、背面モニターは約184万ドットの高解像度で、チルト機能も備えており、様々なアングルからの撮影をサポートします。このモニターは、タッチ操作にも対応しており、直感的に操作できる点が魅力です。
総じて、富士フイルムX-T50は高解像度センサーと高速画像処理プロセッサー、強力な手ブレ補正機能、優れた操作性を兼ね備えたカメラであり、非常に快適に写真撮影を楽しむことができます。
動画性能
富士フイルムのX-T50は、動画性能においても非常に優れたカメラです。まず、X-T50は6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内カード記録に対応しており、4K/60Pや1080/240Pにも対応しています。このため、非常に高品質な動画を撮影することが可能です。
また、X-T50は最新の画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載しており、これにより動画撮影時の処理速度が向上しています。さらに、ボディ内手ブレ補正(IBIS)が搭載されており、手持ち撮影でもブレを抑えた安定した映像を撮影することができます。
動画撮影においても、X-T50はF-Log2を搭載しており、これにより13+stopの広いダイナミックレンジを記録することが可能です。この機能により、階調豊かな映像を撮影でき、ポストプロダクションでの編集の自由度が大きく向上します。
ただし、X-T50は高解像度の4020万画素センサーを搭載しているため、暗所でのノイズやローリングシャッター現象が発生しやすいという点もあります。特に、ハイフレームレート撮影時にはクロップが必要になる場合があります。
全体として、X-T50は高品質な動画撮影が可能なカメラですが、特定の撮影条件下では注意が必要です。それでも、コンパクトで軽量なボディに多機能を詰め込んだこのカメラは、映像制作においても非常に有用です。
操作性
富士フイルムのX-T50は、操作性に関して非常に優れたカメラです。まず、クラシカルなデザインを持ちながらも、現代的な使いやすさを兼ね備えています。特に、左肩に配置されたフィルムシミュレーション専用のダイヤルは、直感的に操作できる点が特徴です。このダイヤルを回すだけで、20種類のフィルムシミュレーションモードを簡単に切り替えることができます。
また、ISO感度はコマンドダイヤルで調整できるため、素早く設定を変更することが可能です。これにより、撮影中のスムーズな操作が実現します。しかし、一部のユーザーにとっては、この操作方法に慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
カメラの背面デザインも改良されており、親指でしっかりとカメラを支えられるようになっています。これにより、長時間の撮影でも疲れにくくなっています。さらに、約438gという軽量ボディは持ち運びにも便利で、外出先での撮影にも適しています。
電子ビューファインダーは約236万ドットの解像度を持ち、高い視認性を誇ります。これにより、撮影時にフレーミングや設定の確認が容易になります。また、背面モニターはチルト式で、様々な角度からの撮影が可能です。これにより、ローアングルやハイアングルでの撮影も簡単に行えます。
全体として、富士フイルムX-T50は、ヴィンテージ風のデザインと現代的な操作性を両立させたカメラです。直感的なダイヤル操作や軽量ボディ、改良されたグリップ感など、使いやすさに配慮された設計が多くのユーザーにとって魅力的です。
オートフォーカス・AF
X-T50のオートフォーカスは、最新の「X-Processor 5」を搭載しており、AIによる被写体検出機能があります。この機能により、動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車、昆虫、ドローンなど、さまざまな被写体を自動で検出してフォーカスを合わせることができます。
このカメラのオートフォーカスは、非常に速く正確です。被写体の目を高速で検出し、最新の単焦点レンズやズームレンズを使用すると、さらに高速でフォーカスを合わせることができます。ただし、完璧ではなく、時折誤検知が発生することがあります。特に、古いレンズを使用した場合や暗い環境下では、問題が発生することがあります。
また、X-T50のAFは、動いている被写体に対しても優れた追従性を持っています。これにより、スポーツや動物の撮影など、動きの多いシーンでもしっかりとフォーカスを合わせることができます。さらに、電子シャッターを使用することで、最大1/180000秒の高速シャッタースピードに対応し、強い光環境下でも大口径レンズを使用することが可能です。
X-T50のオートフォーカスは、最新の技術を駆使しており、さまざまな撮影シーンで高いパフォーマンスを発揮します。動物やスポーツなどの動きのある被写体から、静止した風景やポートレートまで、幅広い撮影ニーズに応えることができます。
連射
富士フイルムのデジタルカメラ「FUJIFILM X-T50」では、連写機能を使うことでシャッターボタンを押し続ける間、連続して写真を撮ることができます。動いている被写体や瞬間を捉えるのに非常に便利です。
連写モードには、高速連写(CH)と低速連写(CL)の2種類があります。高速連写は非常に速いペースで写真を撮影し、低速連写はもう少しゆっくりとしたペースで撮影します。これらの設定は、ドライブダイヤルを使って簡単に切り替えることができます。また、連写速度は撮影設定メニューからも選ぶことができ、ショートカット機能を使って素早く設定することも可能です。
連写中は、シャッターボタンを押し続ける限り撮影が続きますが、シャッターボタンを放すか、メモリーカードの容量がいっぱいになると自動的に終了します。連写中にファイル番号が9999を超えると、新しいフォルダに記録されます。また、メモリーカードの容量が不足すると、記録可能な枚数分だけ撮影が行われます。
連写速度は、シャッタースピード、ISO感度、シーン、フォーカスモードなどの撮影条件によって変わることがあります。特に、撮影条件によっては連写速度が低下したり、フラッシュが発光しなかったりする場合があります。また、連写中は撮影した画像を記録する時間が長くなることもあります。
ピントや露出を自動で調整しながら連写したい場合は、フォーカスモードをCに設定することでピントを自動で変えながら撮影できます。また、露出を自動で変えながら撮影したい場合は、半押しAEをOFFにする必要があります。ただし、絞りやISO感度、露出補正などの撮影条件によっては、ピントや露出の自動調整が有効にならない場合もあります。
このように、FUJIFILM X-T50の連写機能を使うことで、動きのある被写体や瞬間を逃さずに撮影することができます。設定や撮影条件に応じて、最適な連写モードを選んで撮影を楽しんでください。
バッテリー・電池の持ち
このカメラは、充電式バッテリーNP-W126Sを使用しています。このバッテリーの持ち時間は、撮影モードによって異なります。
エコノミーモードの場合、静止画撮影で約390枚撮影できます。ノーマルモードでは、約305枚撮影可能です。動画撮影に関しては、6.2Kや4Kの動画を連続で撮影する場合、約70分持ちます。Full HDの動画撮影では、約80分持続します。
バッテリーの持ちを最大限に活かすためには、撮影モードや設定を調整することが重要です。例えば、エコノミーモードを利用することで、より多くの写真を撮影することができます。また、予備のバッテリーを用意しておくと、長時間の撮影でも安心です。
バッテリーの性能は、使用状況や環境によっても変わることがあります。寒い場所での使用や頻繁なフラッシュ使用などは、バッテリーの持ちを短くする要因となります。したがって、撮影前にはバッテリーの充電状況を確認し、必要に応じて予備のバッテリーを持参することをおすすめします。
以上が、富士フイルム X-T50のバッテリーに関する情報です。バッテリーの持ち時間を考慮しながら、撮影計画を立てると良いでしょう。
口コミ・評判・レビュー
このカメラは多くのユーザーから高評価を受けていますが、一部の点で改善を望む声もあります。
まず、X-T50は4020万画素の裏面照射型センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載しており、非常に高画質な写真を撮影できます。これにより、細部までくっきりとした画像が得られるため、特に風景写真やポートレート撮影に適しています。また、ボディ内手ブレ補正機能が搭載されており、暗い場所での手持ち撮影でも安定した写真を撮ることができます。
一方で、オートフォーカス(AF)性能については賛否両論があります。特に縦位置でビルなどの縦方向成分が多い被写体や、犬の毛並みなどの高周波成分が多い被写体を撮影する際には、AFが迷いやすいという指摘があります。このため、特定のシーンではシングルポイントAFを使用することが推奨されています。
また、X-T50は小型軽量で持ち運びやすい点が評価されています。前モデルよりも一回り大きくなりましたが、グリップが大型化されてホールド感が増し、撮影がしやすくなっています。さらに、フィルムシミュレーションダイヤルが搭載されており、20種類のフィルムシミュレーションを直感的に切り替えることができるため、フィルムシミュレーションを楽しみたいユーザーには非常に便利です。
一部のユーザーからは、価格が高いと感じる意見もあります。特に、同価格帯でフルサイズのカメラも購入できるため、コストパフォーマンスを重視するユーザーにはやや不満があります。また、最新モデルの安定供給が難しい点や、レンズのサイズが大きくなる点についても改善を望む声があります。
総じて、富士フイルムX-T50は高画質で多機能なカメラとして評価されていますが、特定のシーンでのAF性能や価格については一部のユーザーから改善を望む声があることも事実です。
どんな人におすすめ?
富士フイルムの「X-T50」は、特に写真撮影をメインに考えている人におすすめのカメラです。このカメラは、X-T5の高性能をコンパクトなボディに凝縮したモデルで、X-Trans CMOS 5 HRセンサーとX-Processor 5を搭載しており、高画質な写真を撮影することができます。
また、X-T50は小型軽量で持ち運びやすく、旅行や日常のスナップ撮影にも適しています。重さは約438gで、手ブレ補正機能も搭載しているため、夜景や暗い場所での撮影でも手持ちで快適に行えます。さらに、フィルムシミュレーションモードが20種類もあり、直感的に切り替えられるので、さまざまな撮影シーンで自分好みの色調を楽しむことができます。
X-T50は、動画よりも静止画を重視する人に特に向いています。最近のカメラは動画撮影機能に力を入れているものが多いですが、X-T50はあくまで静止画撮影に特化しており、高画質な写真を手軽に撮影したいという人にぴったりです。
また、富士フイルムの他のモデルと比べても、価格が比較的手頃でありながら、高性能を維持している点も魅力の一つです。例えば、X-T5と同じセンサーとプロセッサーを搭載しているため、画質に妥協したくないけれども、コストを抑えたいという人にもおすすめです。
さらに、デジタルテレコンの有用性が向上しており、1.4倍クロップでも約20MPを確保できるため、レンズの選択肢が広がり、持ち歩くレンズを減らすことができます。これにより、旅行などで荷物を軽くしたいときにも便利です。
総じて、富士フイルムの「X-T50」は、高画質な写真を手軽に撮影したい人、小型軽量で持ち運びやすいカメラを求める人、そして静止画撮影をメインに考えている人に非常におすすめのカメラです。
富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼カメラ X-T50ボディ ブラック F X-T50-B