『PENTAX ボディシルバー KP BODY SILVER 16044』デザインと機能の融合【口コミ・評判・レビュー】

2024年12月27日

ポイント

スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？

PENTAX デジタル一眼レフカメラ KP ボディシルバー防塵防滴 -10℃耐寒アウトドア高感度 5軸5段手ぶれ補正 KP BODY SILVER 16044

『PENTAX ボディシルバー KP BODY SILVER 16044』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？

ポイント

スペック
特徴・機能
写真性能
動画性能
オートフォーカス・AF
連射
バッテリー
口コミ・評判・レビュー
どんな人におすすめ？

スペック

メーカー: リコーイメージング
品番: PENTAX KP BODY SILVER 16044

特徴・機能

PENTAX KP ボディシルバーは、日常使いから本格的な撮影まで幅広く対応できるデジタル一眼レフカメラです。このカメラは、軽量でコンパクトなデザインが特徴で、持ち運びがしやすく、気軽に撮影を楽しむことができます。それにもかかわらず、高性能な機能が詰まっており、妥協のないスペックを備えています。
このカメラの有効画素数は約2432万画素で、新型のCMOSイメージセンサーと高性能画像処理エンジン「PRIME IV」を搭載しています。これにより、非常に高精細な画像を撮影することが可能です。また、ISO感度は最高819200まで対応しており、夜景や暗い場所でも手持ちで美しい写真を撮ることができます。さらに、光学ローパスフィルターレス仕様により、解像感や質感描写も優れています。
防塵・防滴構造やマイナス10℃まで耐えられる耐寒性能を備えているため、雨の日や寒冷地などの厳しい環境でも安心して使用できます。ボディには堅牢なマグネシウム合金が使用されており、耐久性にも優れています。また、5軸・5段のボディ内手ぶれ補正機構を搭載しているため、手持ち撮影時でもブレを抑えた写真を簡単に撮影できます。
さらに、このカメラはユーザーの好みに合わせたカスタマイズが可能です。交換式グリップを採用しており、自分の手に合った形状を選ぶことができます。また、「スマートファンクション」やカスタマイズ可能なボタンが用意されており、自分だけの操作感を作り出すことができます。これにより、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。
液晶モニターは3.0型で可動式となっており、多様なアングルから撮影する際にも便利です。また、連続撮影速度は最高約7コマ/秒と高速であり、動きのある被写体も逃さず捉えることができます。ファインダーは視野率約100％のペンタプリズムファインダーを採用しており、正確なフレーミングが可能です。

写真性能

PENTAX KP ボディシルバーは、写真性能が非常に優れたデジタル一眼レフカメラです。このカメラは、有効約2432万画素の高精細な画像を撮影できるAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載しています。このセンサーは光学ローパスフィルターレス仕様となっており、解像感を最大限に引き出しながら、階調再現性や質感描写にも優れています。これにより、細部まで美しく鮮明な写真を撮影することができます。
また、ISO感度は最高ISO819200まで対応しており、暗い環境でもノイズを抑えた高画質な写真が撮影可能です。特に夜景や星空の撮影では、その高感度性能が大きな強みとなります。加えて、高速画像処理エンジン「PRIME IV」と最新のアクセラレーターユニットが搭載されており、高速で快適な動作と高度なノイズ処理が実現されています。この組み合わせにより、手持ちでの夜景撮影も楽にこなせます。
さらに、シャッタースピードは1/24000秒まで設定可能な電子シャッターを採用しており、動きの速い被写体や静音が求められる場面でも対応できます。また、最高7コマ/秒の高速連写機能も備えているため、瞬間を逃さず撮影することが可能です。
視野率約100％の光学ファインダーも特徴的で、明るく広い視野を提供します。このファインダーはピントや構図の確認を容易にし、小型ボディでありながらプロフェッショナルな使用感を実現しています14。
さらに、このカメラには5軸対応のボディ内手ぶれ補正機構が搭載されており、シャッタースピード換算で5段分の補正効果があります。これにより、手持ち撮影でもブレを抑えた安定した写真が撮影可能です。また、防塵・防滴構造やマイナス10℃までの耐寒性能も備えているため、過酷な環境下でも安心して使用できます。
PENTAX KPは、多彩なカスタマイズ機能も魅力的です。例えば、撮影スタイルや装着レンズに応じて交換できるグリップシステムや、自分好みに画面配置を変更できるコントロールパネルなどがあります。これにより、ユーザーの好みに合わせた快適な操作性が実現されています。

動画性能

このカメラは、フルHD（1920×1080）の動画撮影に対応しており、60iや30pといったフレームレートでの記録が可能です。記録形式にはH.264（MOV形式）が採用されており、滑らかで高品質な映像を撮影できます。
また、音声面でも優れた機能を備えています。内蔵ステレオマイクに加え、外部マイク端子も搭載しているため、外部マイクを使用してより高品質な音声録音が可能です。さらに、録音レベルを手動で調整したり、マイク入力の音圧をモニタリングすることもできます。
このカメラでは、通常の動画撮影だけでなく、インターバル動画機能も利用できます。特に4K解像度（3840×2160）でのインターバル動画撮影が可能で、美しいタイムラプス映像を作成することができます。また、「スターストリーム」と呼ばれる機能を使えば、星の軌跡を記録する特別な映像表現も楽しめます。

操作性

PENTAX KPはボタンとダイヤルが豊富に搭載されており、直感的で快適な操作が可能です。特に、3つの独立したダイヤルが特徴的で、それぞれに異なる機能を割り当てることができます。これにより、メニューを開かずに設定を素早く変更でき、自分好みの操作スタイルを作り上げることができます。また、ボディ上部の中央に配置されたダイヤルは、選択した項目を簡単に調整できる便利な設計です。
さらに、ライブビューや動画撮影への切り替えスイッチが独立して配置されているため、ワンアクションでモードを変更することができます。このようなシンプルで効率的な設計は、撮影中のストレスを軽減します。背面にはチルト式液晶が採用されており、画面の角度を調整することで様々な撮影シーンに対応できます。
また、「スマートファンクション」と呼ばれるカスタマイズ可能な機能も魅力です。設定ダイヤルと機能ダイヤルを組み合わせることで、ISO感度や露出補正など頻繁に使う設定を瞬時に変更できます。これにより、撮影中でもスムーズな操作が可能になります。
加えて、カスタマイズ可能なボタンも複数用意されています。例えば、「FXボタン」にはよく使う機能を割り当てることができ、自分だけの使いやすい配置を設定できます。このような柔軟性は、初心者から上級者まで幅広いユーザーにとって便利です。

オートフォーカス・AF

このカメラのオートフォーカスは、TTL位相差検出方式を採用しています。測距センサーには「SAFOX 11」が使われており、27点の測距ポイントを備えています。そのうち中央の25点はクロスタイプで、精度の高いピント合わせが可能です。輝度範囲はEV-3からEV18（ISO100、常温時）まで対応しており、暗い環境でもしっかりとピントを合わせることができます。
AFモードには、「シングルAF（AF.S）」「コンティニュアスAF（AF.C）」「自動選択（AF.A）」の3種類があります。これにより、静止した被写体にも動く被写体にも柔軟に対応できます。また、AFエリアも多彩で、「27点オート」「ゾーンセレクト」「セレクト」「セレクトエリア拡大（S、M、L）」「スポット」から選ぶことができ、自分の撮影スタイルに合わせた設定が可能です。
さらに、専用LEDによるAF補助光が搭載されているため、暗所での撮影時にもピント合わせをサポートします。また、このカメラでは顔検出や被写体追尾機能も利用できるため、人を撮影する際にも便利です。AFエリアの移動や拡大・縮小も可能で、被写体に応じた細かな調整が行えます。

連射

このカメラは、最高で約7コマ/秒の連続撮影が可能です。この速度では、JPEGで最大28コマ、RAW形式で8コマ、RAW+JPEG形式で7コマまで撮影できます。また、中速連写モードでは約3コマ/秒の速度で、JPEGなら70コマ、RAWなら15コマ、RAW+JPEGなら10コマまで撮影可能です。さらに、低速連写モードでは約0.8コマ/秒で、JPEGとRAWともに100コマまで撮影できます。
この連写機能を実現するために、PENTAX KPは2つのモーターを搭載しています。一つは自動絞り用、もう一つはシャッターチャージとミラー動作を兼用するためのものです。この設計により、高速連写時にも安定した動作が可能となっています。ただし、小型化を優先したため、さらに高速な連写を実現するためのミラー専用モーターは搭載されていません。そのため、上位モデルであるPENTAX K-3IIのような高速連写性能には及びません。
また、このカメラの連続撮影可能枚数はISO感度や設定によって異なる場合があります。電子シャッター使用時や高感度撮影時には、連写速度が遅くなることもあります。

バッテリー・電池の持ち

このバッテリーを満充電した場合、フラッシュを使用しない条件で約420枚の撮影が可能です。また、フラッシュを50％の割合で使用する場合は約390枚の撮影が目安とされています。これらの数値は、23℃の環境下でCIPA規格に基づいて測定されたものですが、実際の使用状況や環境によって変動することがあります。
再生モードでは、約270分間の連続再生が可能です。ただし、液晶モニターを多用するとバッテリー消耗が早くなる傾向があります。そのため、撮影時には液晶モニターの使用を控えたり、電源をこまめに切ることでバッテリー持ちを延ばす工夫が推奨されます。

口コミ・評判・レビュー

このカメラは、デザインや性能、使い心地などで評価が分かれる部分もありますが、全体的に好意的な意見が多いです。
まず、デザインについては「クラシックで洗練された見た目」として高く評価されています。特にシルバーカラーはおしゃれで、レンズとの組み合わせも美しいと感じる人が多いようです。また、直線を基調としたデザインや交換式のグリップも特徴的で、自分に合ったスタイルを見つけられる点が魅力とされています。
画質については、「繊細な描写が可能で、特に高感度撮影に強い」との声が多いです。ISO感度819200まで対応し、暗所でもノイズが少なく使いやすいという意見がありました。また、ローパスフィルターレス設計によるシャープな画像表現も好評です。
操作性については、「主要ボタンが右側に集中しており使いやすい」との意見があります。一方で、グリップの小ささやバッテリーの持ちが短い点については不満を感じる人もいるようです。特に片手持ちでは安定感に欠けるとの指摘があります。
携帯性については、「軽量でコンパクト」と評価されており、特にLimitedレンズとの組み合わせではミラーレスカメラ並みの軽快さを感じるとのことです。一方で、一眼レフとしては少し重めと感じる人もいるようです。
総合的には、「デザイン性と機能性を両立したカメラ」として評価されています。特に風景や星空撮影などには適しているという意見が多く、一眼レフ初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。ただし、バッテリーの持ちやオートフォーカス性能については改善の余地があると感じる人もいるようです。

どんな人におすすめ？

「PENTAX KP ボディシルバー」は、特に風景や星空の撮影を楽しむ方におすすめのカメラです。このカメラは、約2432万画素の高解像度センサーを搭載しており、細部まで美しく描写できます。また、ISO819200という非常に高い感度にも対応しており、暗い場所でも明るく鮮明な写真が撮れるため、夜景や星空撮影が得意です。
さらに、防塵・防滴構造と耐寒性能を備えているので、アウトドアでの使用にも適しています。天候や環境を気にせず撮影したい方には心強い機能です。また、5軸対応の手ぶれ補正機構が内蔵されているため、手持ちでの撮影でも安定した写真が撮れます。
このカメラは一眼レフならではの操作性を重視しており、ボタン配置やグリップ交換式のデザインが使いやすさを向上させています。そのため、一眼レフカメラにこだわりたい方や、自分好みにカスタマイズして使いたい方にも向いています。
また、「Limitedレンズ」と呼ばれるペンタックス独自の高品質な単焦点レンズとの相性が良く、これらのレンズを活用して街中や風景を切り取る楽しみを味わいたい方にもおすすめです。シルバーボディのクラシックなデザインも魅力的で、美しい外観を持つカメラが好きな方にもぴったりです。