- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
OLYMPUS OM-D E-M10 ボディ シルバー ミラーレス一眼 OM-D E-M10 BODY SLV
『OLYMPUS OM-D E-M10 ボディ』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカーはオリンパスです。
- 品番は「OLYMPUS OM-D E-M10」です。
特徴・機能
このカメラの一番の魅力は、小型軽量で持ち運びがとても便利なことです。本体は約383gと軽く、標準レンズを装着しても500mlのペットボトルより軽い約476gです。これにより、日常のスナップ写真や旅行先での撮影など、気軽に持ち歩いて高画質な写真を楽しむことができます。また、しっかり握れるグリップを採用しているため、小さいボディでも安定して撮影できます。
OM-D E-M10には、高性能な撮像センサーと画像処理エンジンが搭載されています。約2030万画素のLive MOSセンサーとTruePic VIII画像処理エンジンにより、細部まで美しい写真を撮ることができます。さらに、5軸手ぶれ補正機能が内蔵されており、手ぶれを抑えて夜景や動画もきれいに撮影可能です。この手ぶれ補正は、特に初心者でも安心して使えるポイントです。
また、このカメラは自分撮りにも最適です。下開き式のモニターと自分撮り専用モードを搭載しており、片手で簡単にセルフィーを楽しむことができます。さらに、美しい4K動画の撮影にも対応しているため、写真だけでなく動画も高画質で記録できます。
OM-D E-M10は、多彩な交換レンズにも対応しています。標準ズームレンズから望遠レンズ、大きなボケ味を楽しめる単焦点レンズまで、多くの選択肢があります。これにより、自分の撮影スタイルや被写体に合わせて自由にレンズを選べます。
さらに、Wi-Fi機能も備えており、撮影した写真をスマートフォンに簡単に転送できます。その場でSNSにシェアしたり、パソコンで編集したりすることが可能です。また、おしゃれなアクセサリーも豊富に用意されているので、自分好みにカスタマイズして楽しむことができます。
写真性能
このカメラは、エントリーモデルでありながら上位機種の技術を受け継ぎ、高画質な写真を撮影できる点が特徴です。
OM-D E-M10には、有効画素数1605万画素の4/3型Live MOSセンサーが搭載されており、細かいディテールまでしっかりと描写できます。さらに、画像処理エンジン「TruePic VII」を採用しており、レンズの性能を最大限に引き出すことが可能です。これにより、シャープで色鮮やかな写真が撮影できます。また、ローパスフィルターレス設計により偽色を抑え、高精度な描写を実現しています。
手ぶれ補正も非常に優れており、5軸手ぶれ補正機能を搭載しています。この機能は、夜景や暗い室内での撮影でも手ぶれを抑え、美しい写真を簡単に撮ることができます。特に、回転ぶれにも対応しているため、動画撮影や長時間露光時にも安定した映像が得られます。
また、このカメラはISO感度の幅が広く、暗所でもノイズを抑えたクリアな写真を撮影できます。最高感度ISO25600まで対応しており、夜景や薄暗い場所での撮影でも高いパフォーマンスを発揮します。さらに、低感度側ではISO100相当の「ISO LOW」が利用できるため、明るいシーンでも美しいボケ味を楽しむことが可能です。
OM-D E-M10は操作性も良好で、小型軽量なボディながらしっかりとしたグリップ感があります。そのため、長時間の撮影でも快適に使用できます。また、多彩な交換レンズにも対応しており、自分のスタイルや用途に合わせた写真表現が可能です。
動画性能
このカメラは、フルHD(1920×1080)解像度で30p(29.97fps)の動画を撮影することができます。記録形式はMOV(MPEG-4 AVC/H.264)で、画質は「ファイン」で24Mbps、「ノーマル」で16Mbpsのビットレートに対応しています。また、HD(1280×720)解像度でも30pで撮影可能で、こちらは「ファイン」で12Mbps、「ノーマル」で8Mbpsです。AVI形式ではHD(1280×720)やSD(640×480)の動画も撮影できます。
動画の最長記録時間は、フルHDの場合で約29分(ノーマル設定)、または約22分(ファイン設定)です。HDの場合は「ファイン」「ノーマル」どちらも約29分まで撮影可能です。AVI形式ではHDが約7分、SDが約14分となっています。
さらに、このカメラにはタイムラプス動画機能が搭載されており、AVI形式で1280×720解像度のタイムラプス動画を10fpsで作成することができます。また、クリエイティブな表現を可能にするアートフィルターや動画エフェクト機能も利用できます。これにより、撮影した映像に独自の演出を加えることができます。
手ぶれ補正機能も動画撮影時に有効で、三脚なしでも安定した映像を撮ることができます。このため、夜景や動きの多いシーンでも安心して撮影が可能です。
操作性
ボタンやダイヤルの配置がシンプルでわかりやすく、それぞれの役割が明確です。特に撮影モードダイヤルは、カメラ上部に配置されており、簡単に切り替えられます。また、電子ダイヤルを使えば、絞りやシャッタースピード、露出補正などの設定を直感的に調整できるため、スムーズな操作が可能です。
さらに、「AFターゲットパッド」機能を搭載している点も特徴的です。この機能では、ファインダーを覗きながら背面モニターをタッチパッドとして使用し、親指でAFエリアを動かせます。これにより、十字キーを使うよりも素早く直感的な操作ができます。
電源スイッチの位置は「OM-D E-M1」や「E-M5」と同じ場所にあり、フィルムカメラ時代のデザインを意識した作りになっています。これにより、操作感がクラシックでありながらも現代的な利便性を兼ね備えています。また、モードダイヤルや電子ダイヤルの高さが異なるため、ファインダーを覗いたままでも手探りで簡単に操作できます。
グリップ部分も工夫されており、親指を引っ掛けやすい形状になっています。そのため、小型軽量ながらもしっかりとホールドできるデザインです。ただし、さらに安定感を求める場合には専用グリップ「ECG-1」を装着することで快適さが増します。
また、チルト式の背面モニターはタッチ操作に対応しており、スマートフォンのような感覚で使えます。これにより、自撮りやローアングル撮影なども簡単に行えます。さらに電子ビューファインダー(EVF)は見やすく、このクラスのカメラとしては十分な性能を持っています。
オートフォーカス・AF
このカメラのAF方式は「ハイスピードイメージャAF」と呼ばれるもので、素早く正確にピントを合わせることができます。AFポイントは121点のコントラストAF方式で、広い範囲でピント合わせが可能です。また、AFターゲットモードには「オールターゲット」「シングルターゲット」「グループターゲット(9点)」の3種類があり、被写体や撮影状況に応じて選択できます。初期設定では「オールターゲット」になっており、カメラが自動でピント位置を決めるため便利です。
さらに、フォーカスモードは多様で、「シングルAF(S-AF)」「コンティニュアスAF(C-AF)」「マニュアルフォーカス(MF)」「S-AF+MF」「C-AF+追尾AF(C-AF+TR)」が用意されています。特にC-AF+TRモードでは、動く被写体を追尾しながらピントを合わせ続けることが可能です。
また、「顔優先AF」や「瞳優先AF」といった便利な機能も搭載されています。これにより、人物撮影時には顔や瞳に自動的にピントを合わせることができ、ポートレート撮影が簡単になります。さらに、拡大枠AF機能では、3倍から14倍までの拡大表示で細かいピント調整が可能です。
背面モニターをタッチパッドとして使う「AFターゲットパッド」機能も便利です。この機能ではファインダーを覗きながら親指でモニターをなぞることで、直感的にAFエリアを移動させることができます。これにより、迅速かつ正確なピント合わせが可能になります。
連射
このカメラは、2つの連写モードを備えています。1つ目は「連写H」で、最高8コマ/秒の高速連写が可能です。このモードでは、短い時間で多くの写真を撮ることができるため、動きの速い被写体を撮影する際に適しています。2つ目は「連写L」で、最高3.5コマ/秒の速度で撮影できます。このモードは、より安定したペースで連続撮影を行いたい場合に便利です。
また、連写中に保存できる写真の枚数についても特徴があります。RAW形式の場合、「連写H」では約16コマ、「連写L」では約20コマまで撮影可能です。一方、JPEG形式の場合は、カードの容量が許す限り撮影が続けられます。
口コミ・評判・レビュー
そのデザインは、フィルム時代のOMシリーズを思い起こさせるレトロな雰囲気があり、特にブラックモデルは高級感があるとの声があります。一方で、シルバーモデルは少し安っぽく感じるという意見も見られました。
画質については、エントリーモデルながら十分満足できる性能を備えていると評価されています。特に高感度性能が予想以上に良く、ISO1600や3200でもノイズが少ないと感じるユーザーも多いです。ただし、輝度差が激しい場面では白飛びしやすいという指摘もあります。
操作性に関しては、設定項目が多く初心者には少し難しいと感じることもあるようですが、一度慣れるとダイヤルやボタンの配置が使いやすいと好評です。また、内蔵ファインダーや液晶モニターの視認性も良く、撮影時の快適さをサポートしています。
携帯性の面では、小型軽量で持ち運びやすい点が特に評価されています。旅行や日常使いに適しており、大きな一眼カメラを持つユーザーにもサブ機としておすすめされています。
手ぶれ補正機能については3軸補正であるため、最新モデルの5軸補正と比べると劣るものの、日常的な使用には十分な性能とされています。この点を気にする場合は後継機種を検討するユーザーもいるようです。
どんな人におすすめ?
OLYMPUS OM-D E-M10は、初心者から一眼カメラを楽しみたい方に特におすすめのモデルです。このカメラは、軽量で小型のボディと高画質な撮影性能を兼ね備えており、初めて一眼カメラを使う方でも扱いやすい設計になっています。
旅行や日常のスナップ写真を撮るのが好きな方にはぴったりです。軽量で持ち運びが簡単なので、どこへでも気軽に持って行けます。また、家族や友人との思い出を美しい写真で残したい方にも適しています。特に子どもの成長記録をきれいに残したいファミリー層には便利な機能が揃っています。
さらに、自分撮りやセルフィーを楽しみたい方にもおすすめです。下開きのモニターや専用の撮影モードが搭載されており、片手で簡単に自分撮りができます。また、カメラ初心者でも直感的に操作できるため、難しい設定を覚える必要がありません。
写真を趣味として始めたい方にも最適です。このモデルは初心者向けでありながら、プロフェッショナルな仕上がりの写真も撮れる性能があります。5軸手ぶれ補正や高画質センサーなど、本格的な機能が詰まっているため、初心者からステップアップしたい方にも満足できるでしょう。
デザイン性も高く、スタイリッシュな見た目なので、見た目にもこだわる方にも喜ばれるカメラです。このようにOM-D E-M10は、多くの人にフィットする万能なミラーレス一眼カメラといえます。
OLYMPUS OM-D E-M10 ボディ シルバー ミラーレス一眼 OM-D E-M10 BODY SLV