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『OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-510』手ぶれ知らず【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-510 ボディ
目次

『OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-510』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

このカメラは、特に手ぶれ補正機能やライブビュー機能が優れており、撮影者にとって使いやすい設計になっています。
まず、E-510には撮像センサーシフト式の手ぶれ補正機構が搭載されています。この機能により、暗い場所や長い焦点距離での撮影でも、手ぶれを抑えてクリアな写真を撮ることができます。手ぶれ補正は、超音波モーターによって実現されており、最大で4EVの補正効果があります。これにより、安定した撮影が可能になります。
次に、ライブビュー機能があります。この機能では、背面の液晶モニターを見ながらフレーミングができるため、コンパクトデジタルカメラに慣れている方でも簡単に操作できます。また、露出補正やホワイトバランスの設定をリアルタイムで確認しながら撮影できるため、撮影結果を事前にイメージしやすくなっています。
E-510は1000万画素のLive MOSセンサーを採用しており、高い解像度と豊かな階調表現が可能です。このセンサーは低ノイズで省電力性にも優れており、常時ライブビューを利用することができます。さらに、画像処理エンジン「TruePic III」により、色再現性や描写力も向上しています。
また、このカメラは秒3コマの高速連写が可能です。これにより、一瞬の動きを捉えた写真を撮影することができます。さらに、2.5型のハイパークリスタル液晶モニターは176度の広視野角を持ち、どの角度からでも鮮明に見ることができます。日中の明るい場所でも視認性が良く、ライブビューでのフレーミングをサポートします。
加えて、E-510にはダストリダクションシステムが搭載されています。このシステムは振動数を高めたフィルターによってホコリを除去し、常に清潔な状態で撮影できるようになっています。また、高精度な49分割測光システムも備えており、様々なシーンで正確な露出設定が可能です。

写真性能

撮像素子には1000万画素のLive MOSセンサーが搭載されており、これにより高い解像度と豊かな色再現が可能です。このセンサーは、従来のCCDセンサーに比べてノイズが少なく、階調表現も優れています。
E-510は手ぶれ補正機構も備えており、超音波モーターによる撮像素子シフト方式を採用しています。この手ぶれ補正は、特に低照度の環境での撮影時に効果を発揮し、シャッタースピードを遅くしてもブレを抑えることができます。これにより、夜景や室内での撮影でも安心して使用できます。
ISO感度については、E-510はISO100から1600まで対応しています。特にISO400以下では非常に良好な画質を保つことができ、ノイズも少なく、解像感や立体感が優れています。しかし、ISO800以上になると画質が低下しやすくなり、特にISO1600ではノイズが目立つことがあります。このため、高感度での撮影には注意が必要です。
オートフォーカス(AF)性能についても触れておくと、E-510は中央1点のAFポイントを使用する場合には問題なく動作しますが、多点測距では他社製品と比較すると劣る部分があります。特に動きのある被写体を捉える際には、AF性能の違いが顕著になることがあります。
また、E-510にはライブビュー機能も搭載されており、液晶モニターを見ながらフレーミングや設定確認ができるため、初心者でも扱いやすい設計となっています。この機能により、ホワイトバランスや露出補正の効果をリアルタイムで確認しながら撮影することができます。

動画性能

「E-510」は、基本的に静止画撮影に特化したカメラであり、動画撮影機能は搭載されていません。このカメラは、主に1000万画素のLive MOSセンサーを使用して高画質な静止画を撮影することを目的としています。ライブビュー機能があり、液晶モニターを通じて撮影することが可能ですが、動画撮影の際には制約があります。
また、E-510は、手ぶれ補正機構や高精度な測光システムを備えており、静止画撮影時には非常に安定した性能を発揮します。しかしながら、動画撮影においてはこの手ぶれ補正がどの程度効果的かは不明であり、公式に動画機能が強調されているわけではありません。

操作性

カメラのデザインは、一般的なフィルム一眼レフカメラに近い形状をしているため、銀塩カメラを使ったことがある人には直感的に操作しやすいと感じられるでしょう。特に、各部の配置が良好で、設定メニューも覚えてしまえば迷うことなく撮影ができる点が魅力です。
また、E-510には大型のグリップがあり、手にしっかりと馴染むため、撮影時の安心感を提供します。このグリップは、長時間の撮影でも疲れにくく、快適に使用できるよう設計されています。さらに、ダイレクトボタンが装備されており、手ぶれ補正やライブビュー、ホワイトバランスなどの設定を素早く変更することができます。この機能は特に便利で、撮影シーンに応じた設定変更がスピーディーに行えるため、多様な撮影スタイルに対応できます。
ライブビュー撮影時には、「ハイスピードイメージャAF」という技術が採用されており、コンパクトデジタルカメラと同じ感覚で使うことができます。このため、AF(オートフォーカス)の精度が高く、快適な撮影体験を提供します。また、背面にはスーパーコントロールパネルがあり、必要な情報や設定を一覧表示できるため、一目で確認できるのも大きな利点です。
操作性については、電源スイッチの位置やコントロールダイヤルの配置も考慮されています。多くのユーザーからは、この配置が使いやすいとの声が上がっています。特に電源スイッチは親指で簡単に操作できる位置にあり、カバンから出してすぐに電源を入れることが可能です。

オートフォーカス・AF

このカメラは、特に撮影者が意図した写真を実現するための多くの機能を持っています。オートフォーカスは、被写体に自動的にピントを合わせる機能で、これにより撮影が簡単になります。
「E-510」のオートフォーカスは、TTL位相差検出方式を採用しています。この方式では、光がレンズを通過し、センサーに到達する際に、二つの異なる光の経路を比較してピントを合わせます。このため、迅速かつ正確な焦点合わせが可能です。また、このカメラはシングルAF(S-AF)とコンティニュアスAF(C-AF)の両方のモードを提供しています。シングルAFは静止した被写体に適しており、一度ピントが合うとそのまま固定されます。一方、コンティニュアスAFは動いている被写体に対してもピントを合わせ続けることができるため、スポーツや動物の撮影に向いています。
さらに、「E-510」にはマニュアルフォーカス(MF)機能もあります。これにより、オートフォーカスでピントを合わせた後、フォーカスリングを使って微調整することができます。この機能は特にマクロ撮影や特定の構図でピントを厳密に合わせたいときに便利です。
また、このカメラには「ライブビュー」機能もあり、背面の液晶モニターを見ながらフレーミングすることができます。この機能では、撮影前に画面上でピントを確認できるため、より正確な撮影が可能です。ライブビュー中には最大7倍または10倍の拡大表示ができるため、細かい部分までしっかりと確認できます。

連射

このカメラは、連写性能が非常に優れています。具体的には、最大で秒間3.5コマの連写が可能です。この速度は、動きの速い被写体を撮影する際にとても役立ちます。
また、E-510はRAW形式での連写もサポートしています。RAW形式では、最大で6コマの連写ができます。JPEG形式では、圧縮率や記録画素数によって無限連写が可能です。これは、使用するメモリーカードの容量によって異なりますが、十分な容量があれば、多くの写真を連続して撮影することができます。
このカメラにはボディー内手ぶれ補正機構も搭載されていますので、手持ちでの撮影時でもブレを抑えた鮮明な写真を得ることができます。特に暗い場所や長焦点レンズを使用する場合に、その効果は大きいです。
さらに、E-510はライブビュー機能も搭載しており、背面の液晶モニターを見ながら撮影することができます。この機能により、構図を確認しながら連写することができるため、よりクリエイティブな撮影が可能になります。

口コミ・評判・レビュー

このカメラは、初心者から中級者向けに設計されており、コンパクトなボディに1000万画素の撮像素子を搭載しています。特に注目すべきは、オリンパス初のボディ内手ブレ補正機構が搭載されている点です。この機能により、シャッター速度が遅い時でも手ブレを抑えた撮影が可能になります。
E-510のライブビュー機能も好評です。撮像素子がリアルタイムで液晶モニターに映像を表示し、両目でのフレーミングができるため、非常に便利です。また、液晶モニターは視野角が広く、ハイアングルやローアングルでの撮影でも使いやすいと評価されています。ゴミ取り機構も搭載されており、撮像面に付着したゴミを超音波振動で振り落とすことができます。
画質については、高感度撮影ではISO400までは問題なく、ISO800以上ではノイズが目立つことがあるものの、実用的な範囲内とされています。ただし、ハイライト側の階調再現には弱点があり、明るい部分が白飛びしやすいという意見もあります。そのため、露出設定には注意が必要です。
操作性については、一般的なフィルム一眼レフカメラに近い設計であるため、過去に銀塩カメラを使っていた人には直感的に操作しやすいとされています。設定メニューも分かりやすく、多くのユーザーが迷わずに撮影できると感じています。
また、一部のユーザーからは初めて一眼レフを使った際に戸惑ったという声も聞かれます。特に、自動モードだけでは満足できず、自分で設定を調整する楽しさを見出したという体験談があります。E-510は万能ではないものの、自分好みの設定を見つけることで満足度が高まるカメラと言えるでしょう。

どんな人におすすめ?

カメラ初心者にとって非常に使いやすい設計がされています。E-510は、ライブビュー機能を搭載しており、液晶モニターを見ながら撮影ができるため、コンパクトデジタルカメラに慣れた方でもスムーズに操作できます。また、オートモードが充実しているため、特別な知識がなくてもきれいな写真を撮ることが可能です。
次に、旅行や日常のスナップ撮影を楽しむ人にも適しています。E-510は小型で軽量なため、持ち運びが楽で、気軽に撮影を楽しむことができます。特に、手ぶれ補正機能が搭載されているため、暗い場所や動いている被写体でも安定した写真が撮れます。
さらに、写真表現を楽しみたい中級者にもおすすめです。1000万画素のLiveMOSセンサーと画像処理エンジン「TruePicIII」により、高画質な写真を提供します。豊富な撮影モードや設定があり、自分の意図する表現を追求することができます。また、レンズ交換式なので、さまざまなレンズを使って撮影の幅を広げることも可能です。
最後に、銀塩カメラの経験がある人には特に魅力的です。E-510はフィルムカメラに近い操作性を持っているため、過去にフィルムカメラを使用していた方でも直感的に使うことができます。


OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-510 ボディ
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