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『Nikon ミラーレス一眼カメラ Z fc ボディ Zfc』レトロ感と先進性能【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

Nikon ミラーレス一眼カメラ Z fc ボディ Zfc シルバー
目次

『Nikon ミラーレス一眼カメラ Z fc ボディ Zfc』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

Nikon Z fcは、クラシカルなデザインと最新技術を融合させたミラーレス一眼カメラです。このカメラは、特に初心者から中級者まで幅広いユーザーに向けて作られています。見た目は昔のフィルムカメラ「FM-2」を思わせるレトロなデザインで、写真撮影の楽しさを引き出す操作性が特徴です。
このカメラには、2088万画素のAPS-Cサイズセンサーが搭載されています。このセンサーは、明るい場所だけでなく暗い場所でもきれいな写真を撮ることができ、自然な色合いを再現します。また、ISO感度は100から51200まで対応しており、夜景や薄暗い室内での撮影にも適しています。
操作面では、大型のバリアングル式液晶モニターが採用されており、画面をタッチするだけでピントを合わせたりシャッターを切ることができます。さらに、瞳オートフォーカス機能も搭載されており、人や動物の目に自動でピントを合わせることが可能です。これにより、ポートレートやペットの写真も簡単に撮影できます。
動画撮影も充実しており、4K UHD動画をクロップなしで撮影可能です。バリアングルモニターを使えば、自分撮りやVlog撮影もスムーズに行えます。また、「Creative Picture Control」という機能があり、20種類のプリセットから写真や動画の仕上がりイメージを選ぶことができます。この機能はフィルターとは異なり、自然な色味で写真の印象を調整できる点が特徴です。
カメラ本体は約445gと軽量で持ち運びやすく、小型ながらもしっかりとした作りになっています。さらにWi-FiやBluetooth機能も内蔵されており、スマートフォンと連携して撮った写真をすぐに共有することも可能です。

写真性能

このカメラは有効画素数2088万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しており、画像処理エンジンには「EXPEED 6」を採用しています。この組み合わせにより、細部まで鮮明で豊かな色彩の写真を撮影できます。
ISO感度は100から51200まで対応しており、暗い場所でもノイズを抑えたクリアな写真が撮れます。特に夜景や室内撮影など、光量が少ないシーンでもしっかりとした描写が可能です。また、高感度設定を活用することで、シャッタースピードを速く設定できるため、手ブレや被写体ブレを防ぎやすくなっています。
オートフォーカス性能も優れており、209点のフォーカスポイントを備えたハイブリッドAF方式を採用しています。これにより、動く被写体にも素早くピントを合わせることができるため、子どもやペットの撮影など動きのあるシーンにも適しています。
連写性能は最大で11コマ/秒と高速で、決定的な瞬間を逃さず撮影できます。これにより、スポーツやイベントなどでも活躍します。また、「NIKKOR Zレンズ」との組み合わせにより、美しいボケ味や高い解像度で写真表現の幅が広がります。
さらに、クラシカルなデザインと直感的な操作性も特徴で、初心者からベテランまで快適に使えるカメラです。特にダイヤル操作がしやすく、撮影設定を簡単に調整できるため、写真撮影そのものを楽しむことができます。

動画性能

このカメラは、4K UHD(3840×2160)の動画を30pで撮影することができ、クロップなしで広い画角を活かした映像を記録できます。また、フルHD(1920×1080)では最大120pまで対応しており、滑らかなスローモーション動画も撮影可能です。特にスローモーションでは、4倍速や5倍速の設定が選べます。
動画撮影中には静止画も記録可能で、4K動画撮影時は約800万画素、フルHD時は約200万画素の静止画を最大40コマまで保存できます。これにより、後から映像から静止画を切り出す手間を省くことができます。
さらに、バリアングル式モニターを搭載しているため、自撮りやVlog撮影にも適しています。モニターを正面に向けると自動で「自分撮りモード」が起動し、瞳AFや被写体追尾が可能なフルタイムAF(AF-F)機能が使えます。この機能により、高品質な映像を簡単に撮影することができます。
また、「アクティブD-ライティング」や「電子手ブレ補正」、「フォーカスピーキング」などの便利な機能も搭載されており、映像のクオリティ向上や撮影の安定性をサポートします。動画の記録形式はMOVとMP4に対応し、音声はMOV形式の場合リニアPCM、MP4形式の場合AACで記録されます。
動画のISO感度は最大25600まで対応し、暗い場所でも明るさを確保した撮影が可能です。画像処理エンジン「EXPEED 6」により、高い解像感と鮮明な映像表現が実現されています。

操作性

カメラの天面にはシャッタースピード、ISO感度、露出補正の3つのダイヤルが配置されています。このダイヤルを使えば、直感的に設定を変更することができます。特に、設定値が一目で確認できるため、撮影中に迷うことなく操作が可能です。このデザインはフィルムカメラを思わせるもので、手触りの良い操作感が楽しめます。また、各ダイヤルの配置が工夫されており、小さな手でも無理なく操作できる点も魅力です。
さらに、「Z fc」はメニュー操作もスムーズで、レスポンスが良いためストレスなく設定を変更できます。電源を入れてから撮影開始までの待ち時間もほとんどなく、すぐに撮影に移れる点は便利です。また、写真と動画の切り替えもワンアクションで行えるため、動画撮影をする人にも使いやすい設計となっています。
背面ボタンのレイアウトもシンプルで過不足なく配置されており、「Z 50」や「Z 30」と似たデザインです。そのため、基本的な操作は簡単で、初心者でも安心して使えます。さらに、多くの機能を割り当てられるファンクションボタンが用意されているため、自分好みにカスタマイズすることも可能です。

オートフォーカス・AF

このカメラは「ハイブリッドAF方式」を採用しており、位相差AFとコントラストAFを組み合わせた仕組みです。このため、速さと正確さの両方を兼ね備えたピント合わせが可能です。また、暗い場所でもピントを合わせやすい「ローライトAF」機能が搭載されており、非常に低い光量でも撮影ができます。
フォーカスモードには、シングルAF(AF-S)、連続AF(AF-C)、自動切り替え(AF-A)、そして動画撮影用のフルタイムAF(AF-F)があります。これにより、被写体の動きや撮影シーンに合わせて最適なモードを選べます。また、マニュアルフォーカス(MF)も可能で、自分でピントを調整したい場合にも対応しています。
フォーカスポイントは209点あり、広い範囲で細かくピントを合わせることができます。さらに、瞳AFや動物AFといった機能もあり、人や動物の目に瞬時にピントを合わせることができます。この機能は特に動き回る被写体を撮影する際に便利です。
AFエリアモードも豊富で、ピンポイントAFやシングルポイントAF、ワイドエリアAF(S/L)、オートエリアAFなどがあります。これらのモードは撮影シーンに応じて切り替えられます。例えば、広い範囲で被写体を捉えるオートエリアAFや、特定のポイントだけに集中するピンポイントAFなどがあります。
また、タッチパネル操作に対応しており、「タッチAF」や「タッチシャッター」を使うことで画面をタッチするだけで簡単にピント合わせやシャッター操作が可能です。これにより直感的な操作ができ、初心者にも使いやすい設計になっています。
最後に、カメラの設定によってフォーカスエリアをカスタマイズしたり、不必要なモードを非表示にすることもできます。

連射

このカメラでは、連写速度を「レリーズモード」から選ぶことができます。選べるモードには、1コマ撮影、低速連続撮影、高速連続撮影、高速連続撮影(拡張)、セルフタイマー撮影があります。具体的な連写速度は以下の通りです。
低速連続撮影では、約1~4コマ/秒の速度で撮影できます。一方、高速連続撮影では約5コマ/秒、高速連続撮影(拡張)では最大約11コマ/秒の速度で撮影が可能です。この11コマ/秒という速度は、以前は高性能なフラッグシップモデルでしか実現できなかったものです。
ただし、11コマ/秒の高速連写を利用するには条件があります。12bit RAW形式で撮影する必要があり、14bit RAW形式では速度が低下します。また、高速連続撮影(拡張)では、フリッカー低減機能が無効になり、別売りのスピードライト(フラッシュ)は発光しません。そのため、露出が安定しない場合があります。この場合はAEロックを使って露出を固定することが推奨されています。
バッファ性能についても触れておくと、高速連写時には概ね40枚前後でバッファがいっぱいになります。このため、本格的なスポーツやアクション写真には少し制限がありますが、一般的な用途では十分な性能と言えます。

口コミ・評判・レビュー

このカメラの最大の特徴は、フィルムカメラを思わせるレトロなデザインです。特に、往年の名機「FM-2」を彷彿とさせる外観が多くの人に支持されています。また、軽量でコンパクトなボディは持ち運びやすく、日常使いにも適しています。デザインだけでなく、操作性も評価が高く、感度やシャッタースピードをダイヤルで調整できる点がフィルムカメラのような感覚を楽しませてくれます。このため、初心者からベテランまで幅広い層に人気があります。
画質についても、高感度耐性やノイズの少なさが評価されており、APS-Cセンサー搭載ながら十分な性能を発揮します。特に、標準レンズ「28mm f/2.8 Special Edition」などとの組み合わせで、鮮明で美しい写真が撮れると評判です。また、高速オートフォーカスや動物瞳AFなどの機能も搭載されており、動きのある被写体や暗所での撮影にも対応できます。
一方で、いくつかのデメリットも指摘されています。例えば、グリップがないため、大型のレンズを装着すると持ちにくいと感じる場合があります。また、一部ではバッテリー蓋の質感やホールド感がもう少し改善されると良いという意見も見られます。それでも、このデザイン性を重視した設計は、多くのユーザーにとって魅力的なポイントとなっています。
さらに、このカメラは動画撮影にも対応しており、写真・動画モードの切り替えがスムーズに行える点が便利です。シャッター音も心地よく、多くのユーザーが「撮影する楽しさ」を感じられると述べています。

どんな人におすすめ?

このカメラはクラシカルなデザインが特徴的で、見た目にもこだわりたい人にぴったりです。特に、ファッションの一部としてカメラを楽しみたい方や、持ち物のデザインを重視する若い世代や女性に人気があります。レトロな外観は、写真を撮るだけでなく、カフェや散歩中に持ち歩くこと自体を楽しめる要素となっています。
また、「Z fc」は操作性が良く、初心者でも扱いやすい設計になっています。シャッタースピードやISO感度などのダイヤル操作が直感的で、これから写真を学びたい人にもおすすめです。さらに、軽量でコンパクトなため、旅行や日常のお出かけにも気軽に持ち運べます。
性能面では、高画質でありながら扱いやすいバランスが取れており、初心者からベテランまで満足できる仕様です。特に家族のイベントや子どもの成長記録など、大切な瞬間をしっかり残したい方にも適しています。このカメラはオートフォーカス性能も高く、動物瞳AFなど便利な機能も搭載されているため、多様なシーンで活躍します。
さらに、Vlogや動画撮影を始めたい方にもおすすめです。バリアングルモニターが付いており、自撮りや多角的なアングルでの撮影も簡単です。このため、写真だけでなく動画制作にも挑戦したい人には最適です。
一方で、大型レンズを使いたい場合にはグリップがない点が少し不便と感じるかもしれません。そのため、大型レンズを頻繁に使う予定がある方には他のモデルも検討すると良いでしょう。


Nikon ミラーレス一眼カメラ Z fc ボディ Zfc シルバー
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