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『Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック』最高の撮影体験【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック
目次

『Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

このカメラは、4575万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しており、これにより高画質な写真を撮影することができます。特に、低光量下でも優れた性能を発揮し、ノイズを抑えたクリアな画像が得られます。
D850のもう一つの大きな特徴は、高速オートフォーカス機能です。153点のAFポイントを備えており、そのうち99点はクロスセンサーです。このため、動いている被写体でも正確にピントを合わせることができ、大切な瞬間を逃しません。また、連続撮影速度も約7コマ/秒で、バッテリーパックを使用すれば最大9コマ/秒まで向上します。
さらに、D850にはフォーカスシフト撮影機能があります。この機能では、自動的にピントを変えながら最大300枚の画像を撮影し、それらを合成することで深度のある高精細な画像を作成できます。また、ネガフィルムデジタイズ機能も搭載されており、古いフィルムをデジタルデータに変換することが可能です。
カメラのボディは非常に頑丈で、手にしっかりとフィットするグリップが特徴です。光学ファインダーは視野率100%で、非常に見やすくなっています。これにより、構図を決める際にも安心して撮影できます。
加えて、D850は4K UHD動画撮影にも対応しており、高画質な映像を記録することができます。これらの機能から、D850は風景写真だけでなく、動体撮影や動画撮影にも適したオールラウンドなカメラとして、多くのユーザーから支持されています。

写真性能

このカメラは、有効画素数が4575万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載しており、高感度性能と低ノイズを実現しています。これにより、暗い場所でも明るく、クリアな写真を撮影することができます。
D850は、ISO感度の範囲がISO 64から25600までであり、さらに拡張してISO 32から102400まで使用可能です。この広い感度範囲は、さまざまな撮影条件に対応できる柔軟性を提供します。また、画像処理エンジン「EXPEED 5」が搭載されており、高画素数でもノイズを抑えつつ、鮮明な画像を生成することができます。
連写性能も優れており、ボディ単体で約7コマ/秒の高速連続撮影が可能です。さらに、バッテリーパック「MB-D18」を使用すると、約9コマ/秒の連写が実現します。このため、動体撮影にも適しており、スポーツや野生動物の撮影にも安心して使用できます。
オートフォーカス(AF)システムも高性能で、153点の測距点を持っており、動く被写体を正確に捉えることができます。これにより、動体撮影時でもピントが合いやすくなっています。特に、高速連写と組み合わせることで、一瞬の表情や動きを逃さずに撮影することができます。
また、D850はローパスフィルターレス設計であり、高解像力を活かした細かな描写が可能です。これにより、風景やポートレートなど、さまざまなシーンでその真価を発揮します。特に、高画素数によって、大きなサイズのプリントにも耐えうる画質を提供します。

動画性能

このカメラは、4K UHD(3840×2160ピクセル)での撮影が可能で、30p、25p、24pのフレームレートを選ぶことができます。また、FXフォーマットとDXフォーマットの両方に対応しており、撮影するシーンに応じて画角を変えることができます。これにより、さまざまな表現が可能になります。
D850はISO感度が64から25600まで対応しており、拡張機能を使うことで32から102400まで上げることもできます。これにより、暗い場所でも明るく鮮明な映像を撮影することができるため、幅広い環境で活躍します。特に、明るい場所では自然光オート機能を使うことで、自然な色合いの映像を得ることができます。
手ブレ補正機能も充実しています。手持ちで撮影する際の手ブレを軽減し、よりシャープな映像を実現します。さらに、スローモーション撮影も可能で、フルHDモードでは最大120pでのスローモーション撮影ができます。この機能により、動きのあるシーンをドラマティックに表現することができます。
また、D850は動画撮影時にフラットモードを選択することができ、これによりカラーグレーディングにも対応した映像を得ることができます。Log収録には対応していませんが、フラットモードを使うことで似たような効果を得ることができるため、多様な映像制作に役立ちます。
最後に、このカメラは可動式液晶モニターを搭載しており、高い視認性と操作性を兼ね備えています。

操作性

シャッターボタン周りでは、MODEボタンが省略され、新たにISOボタンが追加されました。この配置は、一般的な使用頻度を考慮すると非常に理にかなっています。
電源レバーをONにすると、イルミネータースイッチがONになり、D5で好評だったボタンイルミネーションがD850にも搭載されています。これにより、暗い場所での撮影がしやすくなります。左肩には通称四葉ボタンがありますが、右肩にはISOボタンが移動し、その代わりにMODEボタンが追加されています。このようにボタンの配置が変更されていることで、操作の流れがスムーズになっています。
背面のボタン配置も大きく変更されており、AFのフォーカス位置を選ぶためのサブセレクターが新たに追加されました。これにより、AFポイントの変更が非常にスムーズになっています。また、AE-L/AF-Lボタンは省略されましたが、その機能はサブセレクターの中央に移行しているため、使用感は維持されています。
液晶モニターについても触れておきます。D850は約236万ドットの3.2型TFT液晶モニターを搭載しており、前モデルのD810と比べて約2倍の解像度を誇ります。この液晶はチルト式であり、上下90度の可動域を持っています。タッチパネル機能も搭載されており、タッチAFや画像再生時の拡大表示などが非常に快適です。
特にチルト式モニターは風景撮影や低い位置からの撮影時に便利であると、多くのユーザーから評価されています。モニターはファインダーに遮られない構造になっており、実用性も高いです。また、モニターの作りもしっかりしており、元の位置に収めたときにも浮くことがないため、安心して使用できます。

オートフォーカス・AF

D850は153点のフォーカスポイントを持っており、そのうち55点はユーザーが選ぶことができます。このため、特定の被写体にピントを合わせやすくなっています。フォーカスポイントは、ファインダー内で表示され、撮影者は自分の好みに応じて選択できます。これにより、静止している被写体や動いている被写体に対しても柔軟に対応できます。
次に、オートフォーカスにはいくつかのモードがあります。AF-S(シングルAFサーボ)は静止した被写体に最適で、AF-C(常時AFサーボ)は動いている被写体の撮影に適しています。また、3Dトラッキング機能を使うことで、選んだフォーカスポイントで被写体を捉えた後、その動きに合わせて自動的にピントを合わせ続けることができます。この機能は特にスポーツや野生動物の撮影に便利です。
さらに、D850には「フォーカスシフト撮影」という特別な機能もあります。これは、自動的にピント位置を変えながら複数の画像を撮影し、それらを合成して深度合成を行うものです。この機能を使うことで、風景写真などで全体にピントが合った高精細な画像を作成することができます。
また、カスタマイズ可能な設定も多くあります。たとえば、親指AFという設定では、シャッター半押しではなく「AF-ON」ボタンでのみオートフォーカスを作動させることができます。これにより、連写やスポーツ撮影時の操作性が向上します。
最後に、オートフォーカスの操作方法についてですが、シャッターボタンを半押しすることでピント合わせが始まります。この際、ピント位置を固定するか、継続して調整するかを選ぶことができます。この柔軟性によって、多様なシーンで効果的な撮影が可能になります。

連射

このカメラは、ボディ単体で約7コマ/秒の連続撮影が可能です。また、マルチパワーバッテリーパックを装着すると、最高で約9コマ/秒の高速連写が実現できます。この速度は、同社のフラッグシップ機D5と同じ性能を持っており、高画素でありながらも高速連写ができる点が大きな特徴です。
D850は有効画素数が約4575万画素という高解像度を誇ります。これにより、動きのある被写体を捉えやすく、スポーツや自然写真など、さまざまなシーンで活用できます。特に、D850は153点のAFシステムを搭載しており、高精度なオートフォーカスが可能です。このため、高速連写時でも被写体をしっかりと捉えることができます。
また、D850は連続撮影時のバッファメモリーも充実しています。14bitロスレス圧縮RAW形式で51コマ、12bitロスレス圧縮RAW形式では170コマまで連写できるため、データの書き込みによる待ち時間を気にせずに撮影を続けられます。これにより、瞬間を逃さずに撮影することができます。
さらに、D850にはシャッターカウンターバランサーが搭載されており、高速連写時でも安定したシャッター動作を提供します。これにより、機構ブレを抑えつつ、高画素での撮影が可能になります。シャッター音も改良されており、静かな環境でも配慮された設計となっています。

口コミ・評判・レビュー

D850の画質についてですが、約4575万画素の高解像度センサーにより、非常に細かいディテールまで捉えることができます。特に、風景やポートレート撮影において、その画質の良さが際立っています。多くのユーザーが「これまでのカメラとは比べ物にならない」と感じており、特に雨や水の質感を美しく表現できる点が評価されています。また、ダイナミックレンジも広く、明暗差のあるシーンでもバランスよく撮影できると好評です。
次に、操作性に関するレビューも多く見られます。チルト式の液晶モニターは、撮影時に非常に便利であるとされ、特に高い位置や低い位置からの撮影が楽になります。さらに、ボディのホールド感も良好で、多くのユーザーが「手にしっかりフィットする」と感じています。このようなデザイン面での工夫が、長時間の撮影でも疲れにくいとされています。
一方で、D850にはいくつかのネガティブな意見もあります。例えば、「内蔵フラッシュがないため不便」と感じるユーザーもいます。また、「XQDカードが必要だが、高価で手に入りにくい」という声もあります。さらに、「バッテリーの持ちがもう少し良ければ」という意見も見受けられます。

どんな人におすすめ?

写真撮影に本気で取り組みたい人です。D850は4575万画素という高画素数を持ち、非常に高画質な写真を撮影できます。このため、風景やポートレートなど、細部までこだわりたい方にぴったりです。また、長時間露光や高感度撮影にも優れているため、星空や夜景の撮影を楽しむ方にも向いています。
次に、Fマウントレンズを使う人にもおすすめです。D850はニコンのFマウントレンズと互換性があり、多くのレンズを利用できるため、既にニコンのレンズを持っている方には特に魅力的です。これにより、自分の好きなレンズでさまざまなシーンを撮影できます。
さらに、光学ファインダーを好む人にも適しています。D850は光学ファインダーを搭載しており、リアルタイムで被写体を見ることができるため、動きのある被写体を追いやすいです。この点はミラーレスカメラにはない利点です。
また、比較的安価に高級機種を使いたい人にも向いています。D850は発売から時間が経ち、価格が下がってきているため、高級機種を手頃な価格で手に入れるチャンスです。これにより、本格的なカメラを手に入れたいけれども予算が限られている方には理想的な選択肢となります。
最後に、じっくりと撮影したいアマチュアやプロ志向の方にもおすすめです。D850は操作性が良く、さまざまな撮影モードや設定が可能なため、自分のスタイルに合わせた撮影ができます。特に風景撮影やポートレート撮影を楽しむ方には、その性能を存分に活かせるでしょう。


Nikon デジタル一眼レフカメラ D850 ブラック
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