- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5100 ボディ
『Nikon デジタル一眼レフカメラ D5100 ボディ』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- バッテリー
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカー: ニコン
- 品番: D5100
特徴・機能
Nikon D5100は、初心者から中級者まで幅広い層に向けたデジタル一眼レフカメラです。このカメラの特徴は、有効画素数1620万画素の高性能CMOSセンサーを搭載しており、美しい写真を撮影できる点です。また、画像処理エンジン「EXPEED 2」により、鮮やかで高品質な画像が得られます。
液晶モニターは3型のバリアングル式で、自由な角度で撮影が可能です。液晶は約92万ドットの高精細で、視認性も優れています。この機能により、自撮りやローアングル、ハイアングルでの撮影が簡単に行えます。また、ライブビュー撮影やフルHD動画撮影にも対応しており、静止画だけでなく動画撮影にも適したモデルです。
D5100には「スペシャルエフェクトモード」というユニークな機能があり、写真や動画に特別な効果を加えることができます。例えば、カラースケッチやミニチュア効果などを使って、創造的な作品を作ることが可能です。さらに、「HDR(ハイダイナミックレンジ)」機能を搭載しており、明暗差の大きいシーンでもバランスの取れた写真を撮影できます。
軽量でコンパクトなデザインも魅力的です。本体重量は約510gと持ち運びやすく、旅行や日常使いにも便利です。三脚や交換レンズと一緒に持ち歩いても負担になりにくいので、アウトドアや散策にも適しています。また、小型なので女性や初心者でも扱いやすく、家族用のカメラとしてもおすすめです。
動画性能も優れており、フルHD(1920×1080)の高画質動画を最長20分間撮影できます。動きのある被写体を追尾するオートフォーカス機能も搭載されており、ペットや子供の記録にも便利です。
写真性能
このカメラは、有効画素数1620万画素のCMOSセンサーを搭載しており、上位モデルD7000と同じスペックの撮像素子を採用しています。このセンサーにより、高精細で豊かな階調表現が可能です。さらに、画像処理エンジン「EXPEED 2」を組み合わせることで、高画質な写真を快適に撮影できます。
ISO感度はISO 100から6400まで対応し、暗い場所や動きの速い被写体も鮮明に撮影できます。また、最大ISO 25600相当の増感設定も可能で、夕暮れや室内撮影といった条件でも強いパフォーマンスを発揮します。HDR(ハイダイナミックレンジ)機能も搭載されており、明暗差の大きいシーンでもバランスの良い写真が撮影できる点が特筆されます。
液晶モニターは3型で約92万画素と高精細で、バリアングル式になっているため、さまざまな角度からの撮影が可能です。この機能により、ライブビュー撮影や特殊なアングルでの撮影も快適です。また、スペシャルエフェクトモードが充実しており、カラースケッチやミニチュア効果などを使ったクリエイティブな写真表現も楽しめます。
さらに、D5100はシーン自動判別機能を搭載しており、初心者でも簡単に美しい写真を撮ることができます。多彩な撮影モードや編集機能も備わっているため、自分好みの設定で撮影が可能です。これらの性能によって、旅行や日常風景、ポートレートなど幅広いシーンで活躍します。
動画性能
このカメラは、フルHD(1920×1080)での動画撮影が可能です。フレームレートは30p、25p、24pから選べるので、滑らかな映像や映画のような雰囲気を作り出せます。さらに、1280×720や640×424といった解像度も選択でき、用途に応じた撮影ができます。動画のファイル形式はMOVで、圧縮方式にはH.264/MPEG-4 AVCを採用しており、高画質な映像を効率的に記録できます。
撮影中のピント合わせには「コントラストAF」を使用し、動く被写体にも対応できる「常時AFサーボ(AF-F)」や「ターゲット追尾AF」モードを備えています。このため、動きの多い場面でもスムーズにピントを合わせ続けることが可能です。また、撮影した動画から必要な部分だけを残したり、特定のフレームをJPEG画像として切り出す編集機能も搭載されています。
録音については、内蔵モノラルマイクがあり、外部ステレオマイク(別売り)も使用できます。マイク感度の調整も可能なので、音声収録にも柔軟に対応できます。また、HDMI端子を使ってテレビと接続すれば、大画面で動画を確認することもできます。
さらに、「スペシャルエフェクトモード」を使うことで、動画に特殊な効果を加えることができます。例えば、ミニチュア効果やセレクトカラーなどのユニークな表現が可能です。このような機能はクリエイティブな映像制作にも役立ちます。
操作性も向上しており、ライブビュー用スイッチや動画専用の録画ボタンが配置されているため、簡単に撮影を始められます。バリアングル液晶モニターも搭載されており、多様なアングルでの撮影が可能です。これにより、自撮りや低い位置からの撮影なども快適に行えます。
操作性
このカメラは、初心者向けのデジタル一眼レフとして設計されています。まず、操作部分がシンプルで、右手だけで多くの基本操作ができるようになっています。例えば、ISO感度や露出補正などの設定は、少ないステップで簡単に調整できるよう工夫されています。また、背面には十字キー(マルチセレクター)があり、これを使ってメニューやフォーカスポイントを直感的に選べます。
さらに、D5100には「バリアングル液晶モニター」が搭載されています。このモニターは自由に角度を変えられるため、ローアングルやハイアングルでの撮影がしやすいです。特に動画撮影や自撮りにも便利です。また、液晶モニター周辺のボタン配置も使いやすさを考慮して設計されており、右手側に多くのボタンが集まっています。
シャッターボタンの近くには動画撮影専用ボタンがあり、ワンタッチで動画撮影を開始できます。この位置は自然で押しやすく、撮影中もスムーズに操作できます。また、モードダイヤルにはライブビュースイッチが同軸で配置されており、このスイッチも手が届きやすい位置にあります。
D5100ではさらに、ダイヤルの回転方向や露出スケールのプラスマイナスを変更することが可能です。この機能は上位モデルと併用する際に操作感を統一できる利点があります。
オートフォーカス・AF
このカメラのオートフォーカスは「TTL位相差検出方式」という仕組みを使っています。この方式では、カメラに内蔵されたセンサーが被写体との距離を計測し、ピントを自動で合わせます。フォーカスポイントは全部で11点あり、そのうち中央の1点は「クロスタイプセンサー」と呼ばれる特に精度の高いポイントです。これにより、被写体がどこにあっても効率よくピントを合わせることができます。
フォーカスモードには3種類があります。「シングルAFサーボ(AF-S)」は、シャッターボタンを半押しすると一度ピントを合わせ、その位置で固定します。止まっている被写体に向いています。「コンティニュアスAFサーボ(AF-C)」は、シャッターボタンを半押ししている間ずっとピントを合わせ続けるモードです。動いている被写体を撮影するのに適しています。そして「AFサーボモード自動切り換え(AF-A)」では、カメラが被写体が止まっているか動いているかを判断し、自動的にAF-SとAF-Cを切り替えます。
また、「AFエリアモード」も選べます。例えば、特定の1点にピントを合わせる「シングルポイントAF」、複数のポイントで被写体を追尾する「ダイナミックAF」、カメラが自動で被写体を認識してピントを合わせる「オートエリアAF」、そして動く被写体を追尾する「3D-トラッキング」があります。これらを使い分けることで、さまざまなシーンに対応できます。
ライブビュー撮影時には、「コントラストAF方式」という別の仕組みでピントを合わせます。この場合、画面全体の好きな位置にピントを合わせることができるほか、「顔認識AF」や「ターゲット追尾AF」なども利用可能です。
さらに、暗い場所でもピント合わせがしやすいように「AF補助光」が搭載されています。この補助光は約0.5~3メートルの範囲で効果があります。また、レンズによってはオートフォーカスが使えない場合もありますので、対応レンズ(AF-SやAF-I)を使用する必要があります。
連射
このカメラは、連続撮影モードを使うことで、シャッターボタンを押し続けている間に写真を連続して撮影することができます。連写速度は、条件が整った場合に最高で1秒間に約4コマの撮影が可能です。この条件には、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定し、撮影モードを「シャッター優先オート」または「マニュアル」にすること、さらにシャッタースピードを1/250秒以上に設定することなどが含まれます。
連写可能なコマ数は、撮影条件やカメラの設定によって変わりますが、最大で100コマまで連続して撮影することができます。ただし、内蔵フラッシュを使用する場合やバッテリー残量が少ない場合には、連写速度が遅くなることがあります。また、フラッシュを発光させる必要がある場面では連写ができないため、その際はフラッシュを発光禁止モードに設定する必要があります。
ファインダー内には、現在の連続撮影可能なコマ数が表示されるため、どれくらいの写真を続けて撮影できるか確認しながら操作できます。これにより、被写体の動きやタイミングに合わせた撮影がしやすくなります。
バッテリー・電池の持ち
このバッテリーの容量は1,030mAhです。CIPA基準では、一回のフル充電で約660枚の写真を撮影することができます。ただし、実際に使用する環境や設定によって変わります。
例えば、ストロボを使わずに撮影し、少し動画撮影も含めた場合、約350枚撮影した時点でバッテリー残量が少なくなることがあります。このように、撮影スタイルや設定によって電池の持ちは異なります。
口コミ・評判・レビュー
このカメラは、初心者向けながらも十分な画質と機能を備えており、特に初めて一眼レフを使う人におすすめされています。有効画素数1620万画素のセンサーは、風景や人物撮影で自然な発色と細かいディテールを再現できると好評です。一方で、ISO感度を上げすぎるとノイズが目立つため、暗い場所での撮影には注意が必要との声もあります。
操作性については、初心者にも扱いやすい設計が評価されています。ただし、一部のボタン配置が使いにくいという意見もありました。特にISO感度の調整が瞬時にできない点を不便だと感じる人がいるようです。それでも、基本的な操作はシンプルでわかりやすいと多くのユーザーが述べています。
バリアングル液晶モニターは、このカメラの大きな特徴の一つです。自由に角度を変えられるため、ローアングルや自撮りなど幅広い撮影スタイルに対応できます。
携帯性については、小型・軽量で持ち運びがしやすい点が人気です。他の一眼レフカメラと比べて約560gと軽量なので、旅行や日常使いにも適しています。また、バッテリー持ちも良好で、一日中撮影する場合でも予備バッテリー1つで十分という声が多いです。
どんな人におすすめ?
Nikon D5100は、初めて一眼レフカメラを使う方や、手軽に高画質な写真を撮りたい方におすすめのカメラです。初心者向けのエントリーモデルですが、1620万画素のCMOSセンサーや画像処理エンジンEXPEED 2を搭載しており、美しい写真が簡単に撮れます。また、スペシャルエフェクトやHDR機能が付いているため、撮影を楽しみながら創造的な写真表現にも挑戦できます。
このカメラは軽量でコンパクトなデザインが特徴で、旅行や日常のスナップ撮影にぴったりです。女性や家族で共有して使いたい方にも扱いやすいサイズ感です。さらに、可動式液晶モニターを搭載しており、自分撮りやローアングルからの撮影も快適に行えます。
発売当時はプロカメラマンにも注目されるほどの性能を持ち、初心者だけでなく2台目のカメラとしても愛用されています。特に風景や夜景、子供やペットの写真撮影、また動画撮影にも適しており、多用途で活躍するモデルです。
コストパフォーマンスも良く、中古市場でも手に入れやすい価格帯なので、費用を抑えてカメラを始めてみたい方には最適です。初心者でも操作が簡単で、基本的な機能が揃っているため、カメラの基礎を学びながら楽しむことができます。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5100 ボディ