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『Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000』軽量ボディと高画質【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 ボディ D5000
目次

『Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • バッテリー
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

「D5000」には2.7型のバリアングル液晶モニターが搭載されています。このモニターは上下左右に自由に動かせるので、ハイアングルやローアングル、さらには自分撮りまで、さまざまな角度から撮影が可能です。液晶モニターを見ながら撮影できるライブビュー機能もあり、普通のデジタルカメラのような感覚で簡単に写真を撮ることができます。
また、このカメラは19種類ものシーンモードを備えています。これにより、風景や人物など、撮影シーンに合わせた設定で簡単に美しい写真を撮影することができます。さらに、動画撮影機能「Dムービー」も搭載されており、高画質な動画を楽しむことができます。
有効画素数は12.3メガピクセルで、ニコン独自のDXフォーマットCMOSセンサーを採用しています。このセンサーによって、細部まで鮮明で美しい写真が撮れるのが特徴です。また、高感度ISO 3200にも対応しているため、暗い場所や動きの速い被写体もきれいに撮影できます。
オートフォーカス機能も充実しており、11点のフォーカスポイントを持つAFシステムを採用しています。このシステムは被写体の動きや位置を自動で認識し、正確にピントを合わせてくれます。さらに、「顔認識システム」も搭載されており、人の顔にピントを合わせた撮影が簡単です。
その他にも、「静音撮影モード」や「ピクチャーコントロール」といった便利な機能があり、自分好みの写真を作ることができます。また、カメラ内部にはホコリやゴミを防ぐ仕組みも備わっており、長期間安心して使える設計になっています。

写真性能

。有効画素数は1230万画素で、ニコンのDXフォーマットCMOSセンサーを採用しています。このセンサーは、高精細な画像を高速で処理できるため、細部まで鮮明で美しい写真を撮影することが可能です。また、ISO感度はISO200からISO3200まで対応しており、さらに拡張設定でISO100相当(Lo1)からISO6400相当(Hi1)まで選べます。これにより、暗い場所や動きの速い被写体でもノイズを抑えたクリアな写真が撮れるため、スポーツや夜景撮影にも適しています。
画像処理エンジンには「EXPEED」を搭載しており、高速連写や高感度撮影時のノイズ低減など、多彩な機能を実現しています。このエンジンのおかげで、鮮やかな色彩や豊かな階調表現が可能となり、撮影した写真は「見たままの通り」の自然な仕上がりになります。また、「アクティブDライティング」機能により、明るい部分と暗い部分のバランスを自動的に調整してくれるため、逆光やコントラストが強い場面でも美しい写真を撮ることができます。
さらに、ピクチャーコントロール機能では、画質の傾向を自分好みに調整することができ、カスタム設定も可能です。これにより、自分だけの色合いやシャープネスを追求する楽しさがあります。また、本体だけで簡単な画像編集ができる機能も搭載されており、パソコンを使わなくてもトリミングや色補正などが行えます。

動画性能

このカメラには「Dムービー」という動画撮影機能が搭載されています。動画の記録画素数は最大で1280×720ピクセル(HD画質)に対応しており、フレームレートは24fpsです。また、640×424ピクセルや320×216ピクセルでも撮影可能です。最長記録時間は、1280×720の場合で約5分、他の解像度では約20分となっています。動画ファイル形式はAVIで、圧縮方式にはMotion-JPEGを採用しています。
音声はモノラル録音となっており、高度な音声収録には向いていませんが、基本的な記録には十分です。また、バリアングル液晶モニターを搭載しているため、様々な角度からの撮影が可能です。このモニターはライブビュー撮影にも対応しており、動画撮影時にも便利に使えます。
D5000の動画機能は、エントリーユーザー向けとして設計されており、簡単に操作できる点が特徴です。例えば、ペットや子どもなど動きの早い被写体を撮影する際にも、動画から静止画を切り出すことで決定的な瞬間を逃さず記録できます。このように、写真だけでは伝えきれない動きや雰囲気を動画で表現することが可能です。

操作性

D5000は初心者向けのエントリーモデルでありながら、使いやすさと機能性を兼ね備えています。ボタン配置はニコンの他の機種と統一感があり、操作に慣れるとスムーズに使えるようになります。また、最近使用したメニューがまとめて表示される機能があり、細かい設定変更が簡単に行えます。この点は特に便利だという声が多いです。
液晶モニターは縦開きで自由に動かせる「バリアングル液晶」を採用しており、ローアングルやハイアングルでの撮影が非常にしやすいです。この液晶は収納時に画面を内側に向けることで傷を防ぐこともできます。ただし、23万ドットという解像度はやや粗く、特にマニュアルフォーカス時には正確なピント合わせが難しい場合があります。
ライブビュー撮影では、顔認識AFやターゲット追尾などのモードが用意されていますが、AF速度が遅いという欠点があります。そのため、動きのある被写体を撮影する場合はファインダー撮影の方が適しています。それでもライブビューでは構図や発色を事前に確認できるという利点があります。
また、D5000には「info画面」から各種設定を行う仕様があります。この方式は初めてカメラを使う人にも分かりやすく、慣れれば迅速な操作が可能です。さらに、高度な撮影を可能にするインターバル撮影や露出ディレーモードも搭載されており、初心者だけでなく中級者にも対応できる柔軟性があります。

オートフォーカス・AF

D5000のオートフォーカスには、11点のフォーカスポイントがあり、その中からピントを合わせたい場所を選ぶことができます。中央のフォーカスポイントは特に高精度で、クロスタイプセンサーが使われています。また、AFエリアモードとして「シングルポイントAFモード」「ダイナミックAFモード」「オートエリアAFモード」「3D-トラッキング」の4種類が用意されています。これにより、静止している被写体や動いている被写体など、さまざまな状況に対応できます。
「シングルポイントAFモード」は、1つのフォーカスポイントを選んでピントを合わせるモードで、静止した被写体に適しています。「ダイナミックAFモード」は、選んだフォーカスポイントから被写体が一時的に外れても周囲のポイントが追従してピントを合わせ続けます。「オートエリアAFモード」では、カメラが自動で被写体を認識し、最適なフォーカスポイントを選びます。「3D-トラッキング」では、一度選んだ被写体にピントを合わせた後、構図が変わっても自動的に追尾してくれます。
D5000はボディ内にAFモーターを搭載していないため、オートフォーカスを利用するには「AF-S」や「AF-I」といったモーター内蔵レンズが必要です。これらのレンズを使用することで、自動的にピントを合わせることが可能になります。もしモーター非搭載のレンズを使用すると、手動でピントを合わせるマニュアルフォーカスのみとなります。

連射

このカメラは、連写速度が最高で1秒間に約4コマとなっています。この速度は、フォーカスモードをマニュアルフォーカスに設定し、シャッタースピードを1/250秒以上にするなどの条件下で達成されます。ただし、設定や撮影条件によっては、このコマ数が変わることもあります。
連写を行うには、シャッターボタンを深く押し込んだままにする必要があります。その間、カメラは連続して写真を撮影します。ただし、内蔵フラッシュが発光する場合やバッテリー残量が少ない場合には、連写速度が遅くなったり、連写ができなくなることがあります。
また、連続して撮影できる最大コマ数は100コマまでです。ただし、撮影モードが「S」または「M」でシャッタースピードが4秒以上の場合、この制限はありません。ファインダー内には、連続撮影可能なコマ数が表示されるため、それを参考に撮影を進めることができます。

バッテリー・電池の持ち

このバッテリーは7.2V、1080mAhの容量を持つリチウムイオン充電池です。フル充電には約1時間40分かかります。
D5000では、CIPA(カメラ映像機器工業会)の基準に基づく撮影可能コマ数が約510コマとされています。この基準では、30秒ごとに撮影し、2回に1回フラッシュを使用する条件で測定されています。また、動画撮影の場合、バッテリーの持ちは約70分程度とされています。

口コミ・評判・レビュー

画質については非常に高い評価を受けています。このカメラは上位機種であるD90やD300と同じセンサーを搭載しており、特に風景撮影での色再現性が優れているとのことです。逆光や明暗差のあるシーンでもきれいに撮影できるという意見もあり、全体的に画質面では満足度が高いです。また、ISO感度を800や3200まで上げてもノイズが少なく、室内撮影にも適していると評価されています。
操作性については賛否が分かれています。D5000は初心者向けのエントリーモデルとして設計されていますが、メニュー操作が複雑だと感じる人もいます。一方で、上下に開閉するバリアングル液晶は便利だという意見が多く、特にローアングルやハイアングルでの撮影に役立つとのことです。ただし、液晶画面の解像度が低いため、ライブビューでのピント合わせが難しいという指摘もあります。
携帯性については軽量で持ち運びしやすい点が好評です。特に小型レンズとの組み合わせではバランスが良く、ホールド感も良いとされています。一方、大きめのレンズを装着するとバランスが悪くなるという意見もあります。
バッテリー性能については長持ちするという評価が多いです。同じニコン製品のバッテリーを使い回せる点も便利だと感じているユーザーが多いようです。
動画機能については、当時としては画期的な機能でしたが、現在の基準では画質が荒く感じられるという声があります。また、オートフォーカスの速度や精度も最新機種と比べると劣る部分があります。

どんな人におすすめ?

Nikonのデジタル一眼レフカメラ「D5000」は、初心者から中級者まで幅広い人におすすめのカメラです。特に、これから一眼レフカメラを始めたい方や、写真撮影をもっと楽しみたいという方に向いています。
このカメラは、初心者でも簡単に使えるガイドモードやシーンモードが充実しており、操作が分からなくても安心して撮影を始められます。また、バリアングル液晶モニターが搭載されているため、ハイアングルやローアングルといった自由なアングルでの撮影が可能です。これにより、日常の風景や旅行先での写真撮影がより楽しくなります。
さらに、小型で軽量なボディは持ち運びがしやすく、外出先でも気軽に使えます。初めてのカメラとしてだけでなく、サブカメラとしても便利です。価格も比較的手頃で、性能・携帯性・価格のバランスが良いため、コストパフォーマンスを重視する方にも適しています。
また、D5000は直感的な操作が可能でありながら、中級クラスの性能も備えています。そのため、「初心者だけど少し本格的な写真を撮りたい」という方にもぴったりです。特に風景やポートレートなど、多様なシーンで活躍できる万能型のカメラと言えます。


Nikon デジタル一眼レフカメラ D5000 ボディ D5000
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