『Canon EOS R ボディー EOSR』手に馴染む感触【口コミ・評判・レビュー】

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R ボディー EOSR

『Canon EOS R ボディー EOSR』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？

スペック

• メーカー: キヤノン
• 品番: EOS R

特徴・機能

このカメラは、約3030万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、高い解像力を実現しています。ボディサイズは約135.8mm（幅）×98.3mm（高さ）×84.4mm（奥行）で、重量は約660gと軽量です。このため、持ち運びがしやすく、旅行や日常の撮影に適しています。
EOS Rは、デュアルピクセルCMOS AF方式を採用しており、5655点の測距点を持っています。このオートフォーカス機能は、被写体を迅速かつ正確に捉えることができるため、動きのあるシーンでも安心して撮影できます。また、常用ISO感度はISO100から40000まで対応しており、暗い場所でも明るい写真を撮ることが可能です。
さらに、このカメラは連写性能にも優れており、最高で約8コマ/秒の連写ができます。これにより、一瞬の表情や動きを逃さずに捉えることができます。液晶画面は3.15型で約210万ドットの高解像度で、撮影した画像を詳細に確認することができます。
EOS RはWi-FiとBluetooth機能も搭載しており、スマートフォンなどのデバイスと簡単に接続できます。これにより、撮影した写真をすぐに共有したり、リモート操作を行ったりすることができます。また、新しいRFマウントを採用しているため、高性能なRFレンズとの組み合わせでさらなる画質向上が期待できます。

写真性能

このカメラは、RFマウントを採用しており、RFレンズとの組み合わせで高画質な写真を撮影することができます。また、従来のEFレンズやEF-Sレンズもマウントアダプターを使用することで利用可能です。
EOS Rのオートフォーカス性能は非常に優れており、デュアルピクセルCMOS AF方式を採用しています。これにより、5655点の測距点を持ち、高速かつ高精度な焦点合わせが可能です。特に動きのある被写体を撮影する際でも、スムーズにピントを合わせることができるため、快適な撮影体験が得られます。
ISO感度は100から40000まで対応しており、高感度撮影にも強いです。夜間や暗い場所での撮影でも、ノイズが少なくクリアな画像を得ることができます。特にISO6400までは実用的な描写が可能で、暗い環境でも安心して撮影できます。このように、高感度性能もEOS Rの大きな特徴です。
連写性能も優れており、最高約8コマ/秒での連続撮影が可能です。これにより、一瞬の表情や動きも逃さず捉えることができます。また、電子ビューファインダー（EVF）は視野率約100％で、高精細な表示を実現しています。これにより、構図を確認しながら快適に撮影することができます。
さらに、バリアングル式の3.15型液晶モニターも搭載されており、様々な角度からの撮影が容易です。このような多機能性と高性能を兼ね備えたEOS Rは、初心者から上級者まで幅広いユーザーにとって使いやすいカメラと言えるでしょう。

動画性能

このカメラは、4K動画撮影が可能で、解像度は3840×2160ピクセルです。動画のフレームレートは、29.97p、24.00p、23.98pから選ぶことができ、記録形式はMP4です。動画圧縮方式にはALL-IとIPBがあり、用途に応じて選択できます。
EOS Rでは、1回の撮影での最大録画時間は29分59秒です。これは、バッテリーやメモリーカードの容量によって異なる場合がありますので注意が必要です。また、動画撮影中はカメラ内部の温度が上昇することがあり、その影響で撮影可能な時間が短くなることもあります。長時間の撮影を行う際には、これらの点に留意することが大切です。
さらに、このカメラにはオートフォーカス機能も搭載されています。特に動画撮影時には、被写体に対して素早くピントを合わせることができるため、動きのあるシーンでも安心して撮影できます。また、内蔵マイクによる音声録音も可能で、外部マイクを接続することもできます。これにより、より高品質な音声を収録することができます。
EOS Rは、高画質な動画を手軽に撮影できるカメラとして、多くのユーザーから支持されています。特に映像制作やVlogなど、多様なシーンで活用されている点が魅力的です。

操作性

ボタンやダイヤルのカスタマイズが可能です。自分がよく使う機能を、操作しやすいボタンやダイヤルに割り当てることができるため、自分好みに設定することで使いやすさが大きく向上します。この機能は特に便利で、多くのユーザーから高く評価されています。
次に、タッチ＆ドラッグAFという機能があります。これは、背面液晶を指でなぞってAFフレームを動かすことができる機能です。このおかげで、ファインダーを覗きながらでもピントを合わせたい場所に簡単に移動できます。特に、撮影対象が複数いる場合に役立つ機能です。
また、EOS Rではマルチファンクションバーという新しい操作方法が導入されています。これはスライドタッチ対応のボタンで、指でスライドするだけで設定値を変更できます。たとえば、ISO感度を割り当てることができ、非常に便利です。ただし、このバーは無意識に触れてしまうこともあるため、使い方には少し慣れが必要です。
さらに、電子ビューファインダーは約576万ドットの高精細なものが搭載されており、視野率は約100%です。このため、撮影時には非常にクリアな視界を得ることができます。また、ファインダーを覗きながらタッチパネル液晶を使ってフォーカス位置を自由に動かせる点も現代的な操作感を提供しています。
最後に、電源をオフにするとシャッターが閉じるという機能もあります。これにより、イメージセンサーが守られ、ゴミやホコリの侵入を防ぐことができます。このような細かな配慮も操作性の一環として評価されています。

オートフォーカス・AF

このカメラは、特に被写体認識に優れたオートフォーカスシステムを搭載しています。具体的には、デュアルピクセルCMOS AF技術を使用しており、これにより素早く正確にピントを合わせることができます。
EOS Rのオートフォーカスは、5655点の測距点を持ち、広範囲にわたってピントを合わせることが可能です。特に「瞳AF」機能が注目されており、これを使うことで人物撮影が非常に楽になります。カメラは被写体の顔を認識し、その中から近い方の目に自動でピントを合わせます。この機能は、ポートレート撮影やモデル撮影などで特に役立ちます。
オートフォーカスの設定は簡単で、AFメニューから「ONE SHOT AF」を選び、「顔+追尾優先AF」と「瞳AF：する」を選ぶことで利用できます。シャッターを半押しすると、カメラはまず顔を追いかけ、その後で瞳にピントを合わせます。このため、撮影者は構図に集中することができるのです。
また、EOS Rはタッチパネル操作にも対応しており、自分が狙いたい位置をタッチすることで、その場所にピントを合わせることもできます。このような操作性の向上により、より自由な表現が可能になっています。
さらに、オートフォーカスには「サーボAF」機能もあり、動いている被写体にも対応しています。この機能では、シャッターを半押しした際に自動でピントが追従します。これにより、スポーツや動物撮影など、動きのあるシーンでも安心して撮影できます。

連射

このカメラの連写速度は、最高約8.0コマ/秒です。この速度は、ワンショットAFを使用した場合に実現されます。つまり、被写体にピントを合わせた状態で連続して撮影することができます。
ただし、動体を追う場合にはサーボAFを使用することが一般的です。サーボAFを使用した場合、EOS Rの連写速度は最高約5.0コマ/秒に低下します。このため、スポーツや動きのある被写体を撮影する際には、サーボAF設定が必要になりますが、その場合でも連写性能の差はそれほど大きくありません。
また、EOS Rでは低速連続撮影モードもあり、このモードでは最高約3.0コマ/秒での撮影が可能です。これにより、撮影シーンによって使い分けることができます。さらに、連続撮影中に内部メモリーがいっぱいになると、一時的に撮影ができなくなることがあります。この点も考慮して撮影を行うと良いでしょう。

口コミ・評判・レビュー

このカメラは、約3030万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したミラーレス一眼です。新しいRFマウントを採用しており、RFレンズとの組み合わせで高画質な撮影が可能です。また、マウントアダプターを使うことで、従来のEFレンズやEF-Sレンズも使用できます。
多くのユーザーからは、デザインや画質に高い評価が寄せられています。特に、デザインは角張った形状で好評であり、金属ボディが質感を高めています。画質についても、非常に繊細であり、ノイズが少なく、特にポートレート撮影での瞳オートフォーカス機能が好評です。この機能により、顔が横を向いていても正確にピントを合わせることができます。
操作性については、メニューの使い方に慣れが必要だという意見があります。特にマルチファンクションバーの使い方には賛否が分かれるようです。しかし、全体的には操作に問題がないと感じているユーザーも多いです。バッテリーの持ちについては、ミラーレスカメラとしては良好だとの声があります。
携帯性についても評価が高く、軽量でコンパクトなため、旅行などにも適しています。ただし、一部のユーザーからは手ブレ補正機能が不足しているとの指摘があります。ボディ内には手ブレ補正機能がなく、レンズ側の補正に頼る形になっています。このため、特に室内撮影では注意が必要だとされています。
液晶画面は非常に見やすく、高精細な表示ができると好評です。また、ホールド感についても、多くの人がしっかりと持てると感じています。全体的には満足度が高く、多くのユーザーがこのカメラを推奨しています。

どんな人におすすめ？

写真を本格的に始めたい初心者や中級者に適しています。EOS Rは、使いやすい操作性と高画質を兼ね備えており、初めてのミラーレス一眼としても扱いやすいです。特に、RFマウントを採用しているため、最新のRFレンズを使うことで、より美しい写真が撮れます。
次に、風景や旅行の写真を撮ることが好きな人にも向いています。このカメラは軽量で持ち運びやすく、防塵防滴機能も備えているため、さまざまな環境で安心して使用できます。また、高画質なフルサイズセンサーを搭載しているため、美しい風景をしっかりと捉えることができます。
さらに、人物を撮影することが多い人にもおすすめです。EOS Rは、顔認識機能が優れており、人物撮影時にしっかりとピントを合わせることができます。これにより、大切な瞬間を逃さずに撮影することができます。
また、動画撮影にも興味がある人には良い選択肢となります。EOS Rは4K動画撮影が可能であり、クリエイティブな表現を楽しむことができます。特に、旅行やイベントの記録として動画を残したい方にはぴったりです。
最後に、レンズの選択肢を広げたい人にも向いています。EOS Rはマウントアダプターを使うことで、従来のEFレンズやEF-Sレンズも使用できるため、自分の好みに合わせたレンズ選びが可能です。この柔軟性は、多様な撮影スタイルを持つユーザーにとって大きな魅力となります。

Canon ミラーレス一眼カメラ EOS R ボディー EOSR