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『Canon EOS Kiss X4 ボディ KISSX4-BODY』手軽さと本格性能【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4 ボディ KISSX4-BODY
目次

『Canon EOS Kiss X4 ボディ KISSX4-BODY』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • バッテリー
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

  • メーカーはキヤノンです。
  • 品番は「EOS Kiss X4 ボディ」です。

特徴・機能

Canon EOS Kiss X4は、初心者向けとして設計されたデジタル一眼レフカメラです。このカメラは、約1800万画素の高精細なAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常にきれいな写真を撮ることができます。また、映像エンジンにはDIGIC 4を採用しており、高速で高品質な画像処理が可能です。
ISO感度は100から6400まで対応しており、暗い場所でも手ブレや被写体ブレを抑えた撮影ができます。さらに、感度拡張機能を使えばISO12800まで設定可能です。これにより、明るい場所から暗い場所まで幅広いシーンで活躍します。
動画撮影機能も充実しており、フルHD(1920×1080)の高画質動画を記録できます。特に「動画クロップ」機能では、装着したレンズの焦点距離が約7倍になるような望遠効果を得られるため、遠くの被写体も大きく映し出せます。
液晶モニターは3.0型で、約104万ドットの高解像度を持ちます。このモニターは3:2のアスペクト比を採用しており、撮影した写真と同じ比率で表示されるため、確認がしやすいです。また、ライブビュー撮影にも対応しているので、画面を見ながら構図を決めることが可能です。
デザイン面では、小型で軽量なボディが特徴です。本体重量は約475gと軽く、持ち運びにも便利です。曲線的なデザインで手に馴染みやすく、操作ボタンもシンプルに配置されているため、初心者でも直感的に使うことができます。
さらに、このカメラは連写性能も備えており、最高約3.7コマ/秒で撮影できます。動きのある被写体やスポーツシーンでもしっかりと捉えることができます。また、9点のオートフォーカス測距点を搭載しているため、多様な構図でもピント合わせがスムーズです。
記録媒体としてSDカードやSDHCカードに加え、大容量のSDXCカードにも対応しています。これにより、多くの写真や動画を保存することができるので安心です。

写真性能

このカメラは、エントリーモデルながらも1800万画素の高精細なAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常に高画質な写真を撮影できます。この画素数は、前モデルEOS Kiss X3の1510万画素から約1.2倍に増加しており、風景写真や大判プリントなど、細部まで鮮明に表現したい場合に特に適しています。また、トリミングを行っても画質が保たれるため、構図の自由度が高まります。
ISO感度は100から6400まで対応しており、設定を拡張することで最高ISO12800も選択可能です。高感度撮影時のノイズは従来機よりも抑えられており、暗い場所での撮影でもクリアな写真が得られます。これはセンサーや画像処理技術の進化によるものです。
液晶モニターは3:2の比率でワイド化されており、撮影画像をより大きく表示できます。これにより、ライブビュー撮影時や撮影後の確認が快適になっています。また、JPEGとRAW形式での撮影が可能で、それぞれの形式で異なる用途に対応できます。ただし、高画素化によるファイルサイズの増加には注意が必要です。JPEGでは1枚あたり4MBから10MB程度、RAWでは20~30MB程度になるため、高性能なパソコンが必要になる場合があります。
連写性能については、秒間3.7コマとエントリーモデルとしては十分ですが、連続撮影可能枚数はRAW形式で約6枚、RAW+JPEGでは約3~4枚と制限があります。そのため、大量に連写したい場合はJPEG形式を選ぶ方が良いでしょう。

動画性能

このカメラは、フルHD(1920×1080)の高画質な動画撮影が可能で、フレームレートは24fps、25fps、30fpsから選べます。これは映画のような滑らかな映像を撮影するのに適しており、テレビ用やスロー再生にも対応しています。また、HD(1280×720)では60fps、SD(640×480)でも60fpsで撮影できるため、動きの速いシーンでも滑らかに記録できます。
動画の記録形式はMOV形式で、映像圧縮方式にはMPEG-4 AVC/H.264を採用しています。音声はリニアPCM方式で記録され、外部マイク端子を備えているため、高品質な音声録音も可能です。内蔵マイクはモノラルですが、ステレオマイクを外付けすることでよりクリアな音声を記録できます。
このカメラの特徴として、マニュアル露出が可能である点が挙げられます。絞り値やシャッター速度、ISO感度を自由に設定できるため、自分の好みに合わせた映像表現が可能です。また、「動画クロップ機能」により、センサー中央部を使用して約7倍の望遠撮影ができるため、遠くの被写体も大きく映し出せます。
背面液晶を使ったライブビューで動画を撮影する仕様になっており、ファインダーは使用できません。オートフォーカス(AF)はコントラストAFのみで動作が遅いので、多くの場合マニュアルフォーカス(MF)でピントを合わせる必要があります。ただし、このカメラはAPS-Cサイズの大きなセンサーを搭載しているため、美しい背景ボケが得られます。特に明るいレンズを使用すると、映画のような映像美を実現できます。
さらに、このカメラでは1ファイルあたり最大29分59秒まで連続撮影が可能です。記録媒体としてSDカード(SDHCやSDXCにも対応)を使用し、大容量のデータ保存も安心です。動画編集に便利なスロー再生や簡易編集機能も備わっており、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応しています。

操作性

このカメラは、初心者向けの一眼レフとして設計されており、操作が直感的で使いやすいことが特徴です。
まず、ボタンやダイヤルの配置がわかりやすく、撮影中でも迷うことなく操作できます。背面には3.0型の液晶モニターが搭載されており、画面が明るく見やすいので、ライブビュー撮影や撮影後の画像確認が快適に行えます。また、この液晶は3:2の比率で、撮影画像と同じサイズ感で表示されるため、構図を確認しやすいです。
モードダイヤルは上部にあり、自動モードからマニュアルモードまで簡単に切り替えられます。初心者でも「全自動モード」を使えば、特別な設定をしなくてもきれいな写真を撮ることができます。一方で、慣れてきたらマニュアル設定に挑戦することで、より細かい調整も可能です。
さらに、クイック設定画面を利用することで、主要な設定を一目で確認・変更できます。この機能は「SET」ボタンから独立しており、操作性が向上しています。初心者でも複雑なメニューに迷うことなく、必要な設定を素早く変更できます。
カメラ本体は軽量でコンパクトなデザインなので、持ち運びやすく長時間の撮影でも疲れにくいです。手に馴染む形状でグリップもしっかりしているため、安定した撮影が可能です。また、ホットシューも搭載されているので、外付けフラッシュなどのアクセサリーも簡単に取り付けられます。

オートフォーカス・AF

ディーにピントを調整することができるため、動きのある被写体や静止している被写体のどちらにも適しています。また、暗い場所でもEV-0.5という低輝度環境での撮影に対応しています。
フォーカスモードには3種類があります。「ワンショットAF」は静止している被写体向けで、シャッターボタンを半押しするとピントが固定されます。「AIサーボAF」は動いている被写体向けで、半押し中にピントを追尾し続けます。「AIフォーカスAF」は静止と動きの両方に対応し、自動的にモードを切り替えます。これらのモードは撮影シーンによって使い分けることができます。
さらに、ライブビュー撮影時にはコントラスト検出方式を使用してピントを合わせます。この方式は画面全体でピントを調整できるため、構図を自由に決めながら撮影が可能です。ただし、位相差検出方式と比べて少し時間がかかる場合があります。
シャッターボタンの半押し操作でオートフォーカスが作動する仕組みも便利です。半押しするとカメラが自動的にピントを合わせ、全押しで撮影が行われます。また、AF補助光として内蔵ストロボが間欠発光する仕組みもあり、暗い環境でも正確なピント合わせが可能です。

連射

EOS Kiss X4では、最高約3.7コマ/秒の連写速度を実現しています。この速度は、動きの速い被写体を撮影する際に便利です。また、連続撮影可能枚数は、JPEG(ラージ/ファイン)で約34枚、RAWで約6枚、RAW+JPEG(ラージ/ファイン)では約3枚となっています。この性能により、スポーツや動物などの動きのあるシーンでも快適に撮影が可能です。
さらに、高速なメモリーカードを使用すると、JPEG形式ではカタログスペック以上の連写が可能であり、カードがいっぱいになるまで撮影できる場合もあります。そのため、実際の使用感としては、より柔軟な撮影が期待できます。

バッテリー・電池の持ち

このカメラは、専用のバッテリーパックLP-E8を使用します。フル充電状態での撮影可能枚数は、通常の温度(約23℃)でファインダー撮影を行う場合、ストロボを使わないと約550枚、50%ストロボ撮影を行うと約440枚です。一方、ライブビュー撮影の場合は、ストロボなしで約200枚、50%ストロボ撮影で約180枚となります。低温環境(0℃)では、これらの数値が少し減少し、ファインダー撮影で約470~400枚、ライブビュー撮影で約170~150枚程度です。
動画撮影に関しては、フル充電時に常温で約1時間40分の記録が可能です。低温下では約1時間20分に短くなります。また、連続したライブビュー撮影の可能時間は常温で約1時間30分です。
バッテリーの性能を最大限に発揮するためには、充電や使用時に適切な温度環境(10℃~30℃)を保つことが推奨されています。また、長期間使用しない場合はバッテリーをカメラから取り外し、保護カバーを付けて保管することが望ましいです。

口コミ・評判・レビュー

EOS Kiss X4は、有効画素数1800万画素の高精細なCMOSセンサーを搭載しています。この画素数は、当時の中級機種「EOS 7D」と同等であり、入門機としては非常に高性能です。そのため、建物や風景の細かいディテールまでしっかりと描写できると評価されています。一方で、高画素化によって画像サイズが大きくなるため、レンズの性能が重要になるという意見もあります。
動画撮影機能も強化されており、フルHD(1920×1080)の動画が撮影可能です。これにより、静止画だけでなく動画撮影も楽しめる点が好評です。ただし、内蔵マイクを使用した際に駆動音がノイズとして入ることがあるため、外部マイクを使用する方が良いという声もあります。
液晶モニターは3.0型で104万ドットという高解像度を持ち、画面比率が3:2になったことで撮影した画像をより大きく表示できるようになっています。この点は特にライブビュー撮影や画像確認時に便利だとされています。また、暗い場所での撮影性能も向上しており、高感度でもノイズが少なくクリアな写真が撮れるとのことです。
本体デザインについては、前モデル「EOS Kiss X3」から大きな変更はないものの、丸みを帯びた形状やボタン配置など細かな改良が施されています。軽量コンパクトなボディで持ち運びやすく、初心者にも扱いやすい設計となっています。ただし、外装がプラスチック製で高級感には欠けるという意見もあります。

どんな人におすすめ?

Canon EOS Kiss X4は、初心者やこれから本格的に写真を始めたい人に特におすすめのカメラです。このカメラは、エントリーモデルとして設計されており、扱いやすさと高性能を兼ね備えています。そのため、初めてデジタル一眼レフを使う人でも安心して使える仕様になっています。
このカメラは、有効画素数が約1800万画素と高画質で、風景やポートレートなど幅広いシーンで美しい写真を撮影できます。また、フルHD動画撮影機能も搭載されているので、静止画だけでなく動画撮影にも挑戦したい人にぴったりです。さらに、ISO感度が広範囲に対応しており、暗い場所でも手ブレやノイズを抑えた撮影が可能です。
デザイン面では、軽量でコンパクトなボディなので持ち運びがしやすく、旅行や日常のスナップ撮影にも適しています。また、液晶モニターが広くて見やすいため、撮影した写真の確認も快適です。初心者向けのモードが充実しているので、自動設定で簡単に綺麗な写真を撮ることができる一方で、慣れてきたらマニュアル設定にも挑戦できる柔軟性があります。
価格も比較的手頃なため、本格的なカメラを試してみたいけれど予算を抑えたいという人にもおすすめです。


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4 ボディ KISSX4-BODY
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