- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 8000D ボディ 2420万画素 EOS8000D
『Canon EOS 8000D』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- バッテリー
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカーはキヤノンです。
- 品番はEOS 8000Dです。
特徴・機能
EOS 8000Dには、有効画素数約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーが搭載されています。このセンサーは、写真の細かい部分まで鮮明に写し取ることができるため、美しい写真を撮影するのに適しています。また、映像エンジン「DIGIC 6」を採用しており、高速で高画質な画像処理が可能です。連写速度は最高約5コマ/秒で、動きの速い被写体も逃さず撮影できます。
オートフォーカスは19点のクロス測距点を備えており、正確で素早いピント合わせが可能です。特にライブビュー撮影時には「ハイブリッドCMOS AF III」という技術が使われており、滑らかで高精度なピント調整を実現します。
さらに、ISO感度は100から12800まで対応しており、暗い場所でもノイズを抑えた写真が撮れます。拡張設定ではISO25600相当まで設定可能なので、夜景や室内撮影にも強い性能を持っています。
動画撮影にも力を入れており、フルHD(1920×1080)の高画質動画を記録できます。HDR動画機能では、明るい部分と暗い部分をバランスよく調整した映像が撮れます。また、「動画デジタルズーム」機能により、3倍から10倍まで拡大して撮影できるため、遠くの被写体も簡単に捉えることができます。
EOS 8000DにはWi-FiとNFC機能が搭載されており、スマートフォンやパソコンと簡単に接続できます。これにより、撮影した写真や動画をすぐに共有したり保存したりすることができます。また、電子水準器が内蔵されているため、カメラの傾きを確認しながら水平な写真を撮ることができます。
デザイン面では、中級機種に近い操作性を持っています。例えば、モノクロ液晶パネルで絞り値やシャッター速度などの情報を確認できるほか、小型のサブ電子ダイヤルによって露出補正や絞り値の調整がスムーズに行えます。また、不用意な操作を防ぐロックスイッチも備えています。
写真性能
有効画素数は約2420万画素で、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載しています。この画素数は、細部までくっきりとした写真を撮影するのに十分で、風景やポートレートなど幅広いシーンで活躍します。また、最新の画像処理エンジン「DIGIC 6」を採用しており、低ノイズでクリアな画質を実現しています。
ISO感度は100~12800(拡張で25600)と幅広く設定できるため、暗い場所でも手持ち撮影が可能です。高感度撮影時のノイズも比較的抑えられており、夜景や室内撮影でも安心して使えます。ただし、長時間露光時にはノイズが目立つ場合があるため、その点には注意が必要です。
オートフォーカス性能も優れており、19点すべてがクロスセンサーのAFシステムを搭載しています。これにより、高速かつ正確なピント合わせが可能で、動きのある被写体にも対応できます。ライブビュー撮影時には「ハイブリッド CMOS AF III」を採用しており、タッチパネルを使ってピントを合わせることも簡単です。
また、連写速度は1秒間に約5コマで、日常的な使用では十分なスピードです。連続撮影枚数はJPEGで180枚程度可能なので、多くのシーンで快適に撮影できます。ただし、本格的なスポーツ撮影などでは少し物足りないと感じるかもしれません。
背面液晶は可動式でタッチパネル対応のため、さまざまなアングルからの撮影がしやすいです。地面近くや高い位置からの撮影も簡単に行えるため、表現の幅が広がります。この機能は特に子どもの目線で撮影したいときや、自分撮りをしたい場合にも便利です。
動画性能
このカメラは、フルハイビジョン(Full HD)動画撮影が可能で、解像度は1920×1080ピクセルです。フレームレートは29.97p、25.00p、23.98pに対応しています。また、HD(1280×720)では59.94pや50.00pといった高いフレームレートも選べます。さらに、VGA(640×480)解像度も利用可能で、軽量な動画ファイルを作成することができます。
動画の記録形式はMP4とMOVに対応しており、映像はMPEG-4 AVC/H.264で圧縮されます。音声はMOV形式の場合リニアPCM、MP4形式ではAACで記録されます。これにより、高品質な映像と音声を同時に記録することができます。また、内蔵ステレオマイクや外部マイク端子が搭載されており、録音レベルの調整や風切り音を抑えるウィンドカット機能も備えています。
連続撮影可能な時間は最大29分59秒で、この制限に達すると自動的に撮影が終了します。記録サイズによって動画のデータ容量が異なり、例えばFull HD(標準画質)の場合は1分あたり約216MBの容量を使用します。一方で軽量モードを選ぶと、容量を抑えつつ長時間の撮影が可能です。
さらに、EOS 8000DにはHDR動画撮影機能が搭載されています。この機能を使うことで、明暗差の大きいシーンでもバランス良く撮影できます。また、「ジオラマ風」などのクリエイティブフィルターを使ったユニークな動画作成も可能です。
オートフォーカスについては、「ハイブリッドCMOS AF III」を採用しており、高速かつ正確なピント合わせが可能です。ライブビュー中でもスムーズにフォーカスが動作し、動く被写体にも対応できます。
操作性
このカメラは、エントリーモデルながら中級機に近い操作感を持ち、初心者から中級者まで幅広いユーザーに使いやすい設計となっています。
まず、上部にサブ液晶パネルが搭載されており、撮影設定を一目で確認できるのが便利です。この液晶では、絞りやシャッタースピード、ISO感度などの基本設定が表示されるため、背面液晶を確認する手間を省けます。また、背面にはサブ電子ダイヤルがあり、ファインダーを覗きながらでもスムーズに設定を変更できます。これにより、撮影中の操作が快適になります。
さらに、モードダイヤルにはロック機能がついているため、誤操作を防ぐことができます。ライブビュー撮影時にはタッチパネルで直感的な操作が可能で、スマートフォンのような感覚で写真を閲覧したり設定を変更したりできます。バリアングル液晶も搭載されており、高い位置や低い位置からの撮影時に非常に役立ちます。
また、このカメラは軽量でコンパクトな設計ですが、それでもしっかりとしたホールド感があります。手の小さい人でも握りやすく、中級機特有のしっかりした操作感を感じることができます。これらの特徴から、EOS 8000Dは初心者にとっても扱いやすく、さらに中級者にも満足できる操作性を提供しています。
オートフォーカス・AF
EOS 8000Dは、専用のAFセンサーを使った「TTL二次結像位相差検出方式」を採用しています。この方式により、高速で正確なピント合わせが可能です。測距点は最大19点あり、すべてがクロス測距点として機能します。これにより、被写体がどの位置にあっても、しっかりとピントを合わせることができます。また、中央の測距点はF2.8対応のデュアルクロス測距となっており、特に明るいレンズを使用した場合に高精度なフォーカスが可能です。
AFの動作モードとして、「ワンショットAF」「AIサーボAF」「AIフォーカスAF」の3つが選べます。「ワンショットAF」は静止した被写体に適しており、一度ピントを合わせた後は固定されます。「AIサーボAF」は動いている被写体を追尾しながらピントを合わせ続けるため、スポーツや動物撮影に向いています。「AIフォーカスAF」は、静止している被写体と動いている被写体をカメラが自動的に判断し、それぞれに適したモードへ切り替えます。
ライブビュー撮影時には「ハイブリッドCMOS AF III」という方式を採用しています。この方式では、位相差AFとコントラストAFを組み合わせており、高速で滑らかなピント合わせが可能です。顔認識や追尾機能も搭載されており、人物撮影や動きのあるシーンでも便利です。
さらに、測距エリア選択モードとして、「1点AF」「ゾーンAF」「19点自動選択AF」があります。「1点AF」では特定の一点にピントを合わせ、「ゾーンAF」では指定したエリア内で自動的にピントを調整します。「19点自動選択AF」ではすべての測距点を使い、カメラが自動的に最適なポイントを選びます。
暗い場所での撮影にも対応しており、内蔵ストロボによる「AF補助光」が利用できます。これにより、光量が少ない環境でもピント合わせがしやすくなっています。また、EV-0.5~18という広い測距輝度範囲にも対応しているため、多様な明るさの条件下で使用できます。
連射
このカメラは、1秒間に最大約5コマの連続撮影が可能です。この速度は、動きの速い被写体を撮影する際に役立ちます。例えば、スポーツや野鳥、お子さんが走り回るシーンなどで活躍します。
また、静音連続撮影モードを使用すると、1秒間に最大約3コマの速度で撮影できます。このモードは、静かな環境で撮影したい場合や音を抑えたい状況に適しています。
さらに、オートフォーカス(AF)の設定によって連射速度が変わることがあります。サーボAFを使用して被写体を追尾する場合、連射速度は最高約4.3コマ/秒となります。これにより、動きのある被写体を追いかけながら撮影するのに適した性能を発揮します。
JPEG形式での撮影では、最大180枚まで連続撮影が可能です。一方、RAW形式では7枚、RAW+JPEG形式では6枚まで連続撮影ができます。これらの枚数は、使用するメモリーカードや設定条件によって異なる場合があります。
バッテリー・電池の持ち
このカメラは、バッテリーパックLP-E17を使用しています。フル充電時の撮影可能枚数は、ファインダー撮影の場合、常温(23℃)で約440枚、低温(0℃)では約400枚です。一方、ライブビュー撮影では、常温で約180枚、低温では約150枚となります。ストロボを50%使用した場合はさらに減少します。
動画撮影では、常温で合計約1時間20分、低温では約1時間の撮影が可能です。また、ライブビューを使った場合の連続再生時間は常温で約1時間30分です。
口コミ・評判・レビュー
このカメラは、エントリーモデルとしては高性能で、初心者から中級者まで幅広く使えると評価されています。特に、約2420万画素のCMOSセンサーや映像エンジンDIGIC 6を搭載しているため、写真の画質が非常に良いと評判です。また、19点のオールクロスAFシステムはピント合わせが速く正確で、動きのある被写体でもしっかりと捉えることができます。
操作性についても高く評価されており、背面ダイヤルやバリアングル液晶が使いやすいという声が多いです。バリアングル液晶は上下左右に動かせるため、低い位置からの撮影や自撮りにも便利です。また、タッチパネル操作が可能で、スマートフォン感覚で写真を閲覧したり設定を変更したりできる点も好評です。
携帯性については、本体重量が約560gと軽量で、中級機に比べて持ち運びやすいという意見があります。ただし、一眼レフ全体としては少し大きめなので、毎日持ち歩くには少々重いと感じる人もいるようです。
Wi-Fi機能も搭載されており、スマートフォンとの連携が簡単です。この機能を使えば、撮影した写真をすぐにSNSにアップロードすることも可能です。また、電子水準器が搭載されているため、水平を意識した構図作りがしやすいという特徴もあります。
一方で、一部のユーザーからは暗所撮影時にノイズが目立つという指摘もあります。特にISO感度を高く設定した場合にはノイズが増えるため、この点には注意が必要です。また、防水機能がないため、雨の日の使用には向いていないという意見もあります。
どんな人におすすめ?
Canon EOS 8000Dは、カメラ初心者から少し本格的に写真を撮りたいと考えている方におすすめの一眼レフカメラです。このカメラは初心者向けの使いやすさを持ちながらも、上位モデルに近い性能を備えているため、将来的に写真の技術を高めたいと考えている方にも適しています。
まず、EOS 8000Dはオート機能が充実しており、難しい設定をしなくてもきれいな写真が撮れるので、初めて一眼レフを使う方でも安心して使えます。それだけでなく、上面液晶が搭載されており、シャッター速度や絞りなどの設定が確認しやすいため、カメラの操作に慣れてきたときにも便利です。このため、「最初はオートで撮影したいけれど、いずれは自分で設定を調整してみたい」と考える方には特に向いています。
また、このカメラは動く被写体の撮影にも適しており、ペットや子どもなど動きのある被写体を撮る機会が多い方にもおすすめです。高速連写や優れたオートフォーカス性能が備わっているため、瞬間的な動きを逃さず撮影することができます。
さらに、EOS 8000Dはエントリーモデルの中でも上位機種に位置付けられており、デザインも本格的で所有感を満たしてくれる点が魅力です。一方で、価格も比較的手頃なので、「本格的なカメラを試してみたいけれど、高価なモデルには手を出しづらい」という方にもぴったりです。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 8000D ボディ 2420万画素 EOS8000D