- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV ボディー EOS5DMK4
『Canon EOS 5D Mark IV ボディー EOS5DMK4』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカー: キヤノン (Canon)
- 品番: EOS 5D Mark IV
特徴・機能
EOS 5D Mark IVは約3040万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しています。このセンサーは、非常に細かいディテールや空気感まで表現する高画質を実現しています。また、映像エンジンには「DIGIC 6+」が採用されており、ノイズを抑えながら鮮明な画像を作り出します。このため、風景や人物、物撮りなどさまざまなシーンで美しい写真が撮影できます。
ISO感度は100から32000まで対応しており、暗い場所でも明るく撮影できます。さらに、最高約7コマ/秒の高速連写が可能なので、動きの速い被写体も逃さず撮影できます。AF(オートフォーカス)性能も優れており、新開発の61点AFシステムが搭載されています。このシステムは動く被写体をしっかり捉えることができるので、スポーツや動物撮影にも適しています。
動画撮影機能も充実しており、4K動画の撮影が可能です。4K動画から静止画を切り出すこともできるため、動画と写真の両方を楽しむことができます。また、デュアルピクセルCMOS AFにより、ライブビュー撮影時でもスムーズで正確なピント合わせが可能です。
ボディはマグネシウム合金で作られており、防塵・防滴仕様です。そのため、屋外での使用にも安心です。また、操作性にも配慮されており、自分好みにカスタマイズできる設定が豊富です。
写真性能
Canon EOS 5D Mark IVは、約3040万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、高精細な写真を撮影できるカメラです。このセンサーは解像度が高く、風景やポートレートなど、細部まで忠実に描写する必要があるシーンで特に優れた性能を発揮します。さらに、ローパスフィルターの効果を弱めることで解像感を向上させており、細かなディテールまでしっかりと再現します。また、広いダイナミックレンジを持ち、明暗差の大きい場面でも豊かな階調表現が可能です。
このカメラにはDIGIC 6+という画像処理エンジンが搭載されており、大容量データを高速で処理します。その結果、ノイズを抑えながら高画質な画像を生成することができます。常用ISO感度は最高32000で、暗所でもクリアな写真が撮影可能です。新しいノイズ低減アルゴリズムにより、高感度撮影時の色ノイズや低輝度ノイズも効果的に抑えられています。
連続撮影速度は最大7コマ/秒で、動きの速い被写体も逃さず捉えることができます。オートフォーカス性能も非常に高く、61点高密度レティクルAF IIを採用しており、動体追尾能力が向上しています。また、「デュアルピクセルCMOS AF」によりライブビュー撮影時でも素早く正確なピント合わせが可能です。
さらに、このカメラは4K動画撮影にも対応しており、その映像から高解像度の静止画を切り出すこともできます。これにより、一瞬の美しいシーンを写真として残すことが可能です。また、タイムラプス動画やデジタルレンズオプティマイザなど、多彩な機能も備わっています。
動画性能
このカメラは、4K動画撮影が可能で、映画制作にも使われる「DCI 4K」規格(4096×2160ピクセル)に対応しています。フレームレートは最大30fpsで、滑らかな映像を撮影できます。また、フルHDでは60fpsまで対応しており、よりスムーズな動きの表現が可能です。
4K動画では「Motion JPEG」という形式を採用しており、1フレームごとにJPEGとして圧縮されます。このため、動画から静止画を切り出す際に高画質な画像を得ることができます。例えば、4K動画の1フレームは約880万画素の静止画として保存可能で、写真素材としても十分な解像度を持っています。さらに、秒間約30コマの静止画からベストショットを選ぶことができるため、高速連写カメラとしても活用できます。
背景をぼかした映像や明るいレンズを使った撮影が可能で、一眼カメラならではの映画のような表現が楽しめます。ただし、カメラ単体での動画撮影時間は最長29分59秒に制限されています。また、4K動画撮影時にはデータ容量が非常に大きくなるため、大容量の記録メディアが必要です。
フルHDではタイムラプスやHDR(ハイダイナミックレンジ)動画にも対応しており、多様な表現が可能です。HDMI端子からの出力はフルHDまでですが、撮影後にボディ内で高精度なピントチェックができる機能も備えています。
操作性
ボタンやダイヤルの配置がとても考えられており、直感的に操作できます。特に、上部右側に配置されたメインボタンは押しやすく、操作感が軽快です。また、ボタンを押す際のクリック感や重さも心地よく、「パチッ」と決まる感覚が撮影を楽しくさせてくれます。これにより、リズムよく撮影が進みます。
タッチパネルも搭載されており、設定変更やメニュー操作が簡単です。液晶画面上のアイコンをタッチするだけで各機能にアクセスできるため、従来のダイヤル操作よりもスムーズです。さらに、タッチ操作はメニュー画面でも使えるので、細かい設定変更も手間なく行えます。
カスタマイズ機能も充実しており、自分好みにボタンやダイヤルの機能を割り当てることができます。例えば、撮影スタイルに合わせてISO感度やAFエリア選択などを自由に設定できるため、自分だけのオリジナルな使い方が可能です。また、「クイック設定画面」では表示項目やレイアウトを変更できるので、必要な情報だけを見やすく表示することもできます。
オートフォーカス・AF
このカメラには、ファインダー撮影時とライブビュー撮影時の両方で優れたAF機能が搭載されています。
ファインダー撮影時には、61点の測距点を持つ「高密度レティクルAF II」が採用されています。この測距点は、縦方向に拡大されており、被写体を捉える能力が向上しています。特に中央部の5点はデュアルクロス測距に対応しており、F2.8以上の明るいレンズを使用することで、より高精度なピント合わせが可能です。また、すべての測距点がF8対応となっているため、エクステンダーを使用した場合でも快適にAFを利用できます。暗い環境下でもEV-3まで対応しており、低照度でも正確なピント合わせが可能です。
ライブビュー撮影時には、「デュアルピクセルCMOS AF」が採用されています。この技術は、センサー全体で位相差AFを行うもので、高速かつ正確なピント合わせが可能です。画面の約80%の範囲でAFが機能し、動く被写体にもスムーズに追従します。また、動画撮影時にも静かで滑らかなフォーカス動作を実現しており、プロフェッショナルな映像制作にも適しています。
さらに、このカメラには7種類の測距エリア選択モードが用意されています。スポット1点AFやゾーンAF、自動選択AFなど、撮影シーンや被写体に応じて最適なモードを選ぶことができます。また、「EOS iTR AF」という技術により、被写体の顔や動きを検知し、自動で追尾する機能も備えています。
連射
Canon EOS 5D Mark IVの連写速度は、高速連続撮影時に最高約7コマ/秒となっています。この速度は、30.4メガピクセルの高画素センサーを搭載したカメラとしては非常に優れたものです。また、低速連続撮影やソフト連続撮影の場合は、最高約3コマ/秒の速度になります。
このカメラでは、新しいミラー振動制御システムが採用されており、高速連写でも安定した性能を発揮します。RAW形式での連続撮影可能枚数は約17枚、JPEG形式では約110枚まで対応しています。このため、スポーツや動きの速い被写体を撮影する際にも十分な性能を持っています。
口コミ・評判・レビュー
画質については非常に優れているという声が多いです。約3040万画素のフルサイズセンサーを搭載しており、細部まで鮮明に描写できる点が評価されています。また、高感度撮影時のノイズの少なさや、色再現性の良さも好評です。ただし、ISO感度を大きく上げるとノイズが目立つ場合もあるとの意見もあります。
操作性に関しては、タッチパネル式の液晶画面が便利で、メニュー操作や画像確認がスムーズに行える点が支持されています。特に、以前のモデルから乗り換えたユーザーは、ボタン配置や操作感に違和感がなく使いやすいと感じているようです。一方で、ボタン数が増えたことで慣れるまで時間がかかるという意見も一部あります。
デザイン面では、堅牢でプロフェッショナルな外観が好まれています。手にしっかり馴染むホールド感も高く評価されています。シャッター音が静かで心地よいという点も、多くのユーザーから好評を得ています。
バッテリー性能については賛否両論があります。一部のユーザーは、GPS機能をオフにすれば長時間撮影可能だとしていますが、他のユーザーからはバッテリー持ちが短いとの指摘もあります。特に長時間撮影や動画撮影では予備バッテリーが必要になることもあるようです。
携帯性については、フルサイズ一眼レフとしては仕方ないものの、大きさや重さが気になるという声があります。ただし、その堅牢な作りを考慮すると納得できる範囲だという意見もありました。
機能性では、AF性能や連写性能など、多くの面で進化している点が評価されています。特に動体撮影でも高精度なAFが活躍するとのことです。また、Wi-Fiやカメラ内RAW現像機能など、便利な機能も搭載されており、多様なシーンで活用できるとされています。
どんな人におすすめ?
Canon EOS 5D Mark IVは、写真や動画にこだわりを持つ中級者からプロの方におすすめのカメラです。このカメラは、高画質な写真を撮影できる約3040万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、風景やポートレート、商品撮影など幅広いシーンで活躍します。また、4K動画撮影にも対応しており、動画制作にも適しています。
特に、細かい設定を自分好みにカスタマイズしたい方には最適です。操作ボタンや設定画面を自由に調整できるため、自分の撮影スタイルに合わせた使いやすさを実現できます。また、視野率100%の光学ファインダーが搭載されており、リアルタイムで被写体を捉えたい方にも向いています。
さらに、動きの速い被写体を撮影したい方にもおすすめです。AF性能が高く、連写速度も最大約7コマ/秒と速いため、スポーツや動物など動きのある被写体もきれいに撮影できます。
一方で、このカメラは初心者向けではなく、ある程度カメラ操作に慣れている方や、本格的な機材を求める方に適しています。そのため、写真や動画のクオリティを追求したい方や、自分のスキルをさらに高めたいと考えている方にぴったりです。
また、重量が800gと少し重めなので、持ち運びよりも本格的な撮影現場で使うことを想定している方に向いています。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV ボディー EOS5DMK4