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『Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 1Ds MarkIII』連写性能も妥協な【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 1Ds MarkIII
目次

『Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 1Ds MarkIII』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

このカメラは、約2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常に高い解像度で細部まで鮮明に撮影できます。この高画質は、中判カメラにも匹敵するレベルで、大判プリントや商業写真にも対応可能です。また、ISO感度は100~1600の範囲で設定でき、状況に応じてISO50や3200まで拡張することもできます。これにより、暗い場所や明るい場所でも柔軟に撮影が可能です。
撮影機能としては、高速連写が可能で、毎秒約5コマのスピードで撮影できます。また、45点のオートフォーカスポイント(19点がクロス測距点)を備え、高精度かつ高速なピント合わせが可能です。さらに、防塵・防滴設計が施されており、過酷な環境下でも信頼性の高いパフォーマンスを発揮します。
操作性も優れており、大型の3.0インチ液晶モニターを搭載し、ライブビュー機能を活用して画面を見ながら撮影できます。また、「EOS Integrated Cleaning System」により、センサーに付着したゴミを自動で除去する仕組みも備えています。これにより、クリアな画像を維持しやすくなっています。
このカメラは、EFレンズシリーズを使用できるため、多様な撮影スタイルに対応可能です。さらに、高速処理を実現する「デュアルDIGIC III」プロセッサーを搭載しており、大容量のデータでもスムーズな処理が可能です。これらの機能が組み合わさり、風景写真やポートレート撮影からスポーツや報道写真まで幅広い用途で活躍します。

写真性能

このカメラは、約2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、高い解像感と自然な色再現性が特徴です。このセンサーにより、非常に細かいディテールまで鮮明に記録できるため、写真を大きく引き伸ばす用途にも適しています。また、ISO感度は100~1600(拡張でISO50や3200も可能)で、低ノイズかつ豊かな階調表現が可能です。これにより、暗い場所でもノイズを抑えたクリアな写真が撮影できます。
画像処理エンジンには「DIGIC III」を2基搭載しており、これによりデータの高速処理が可能です。例えば、JPEG形式で最大56枚、RAW形式で最大12枚の連続撮影を実現し、連写速度は約5コマ/秒です。このスピードはスポーツや動きの速い被写体を撮影する際にも快適です。
さらに、視野率約100%のファインダーを備え、高精度な19点クロス+26点アシスト測距点のエリアAFを搭載しています。これにより、高速かつ正確なピント合わせが可能で、動きのある被写体にも対応できます。また、14ビットA/D変換による16384階調の豊かな表現力も備えており、光や色の微妙な変化を滑らかに再現します。
このカメラはプロ向けモデルとして設計されており、高画質と快適な操作性を両立しています。特にスタジオ撮影や風景写真など、高解像度が求められる場面でその性能を発揮します。また、中判カメラと同等の画質を持ちながら、一眼レフならではの機動性も兼ね備えているため、多様な撮影シーンで活躍します。

動画性能

Canonのデジタル一眼レフカメラ「EOS 1Ds MarkIII」は、主に写真撮影を目的としたモデルであり、動画撮影機能については限定的です。このカメラは、動画撮影専用の機能や性能を重視して設計されていないため、現在の動画撮影に特化したカメラと比較すると性能は控えめです。
「EOS 1Ds MarkIII」では、動画撮影機能が公式仕様として記載されておらず、主に静止画撮影を中心とした高解像度の性能が特徴となっています。そのため、動画撮影を行う場合は、他のCanon製カメラやビデオカメラの使用を検討するのが一般的です。

操作性

背面のボタン配置やダイヤルの使いやすさが特徴です。背面ダイヤルは適度なクリック感があり、操作時に迷いにくい設計です。また、中央のSETボタンを押すことでライブビュー機能を簡単に利用できるため、三脚を使った撮影時にも便利です。さらに、メニュー画面は細かく分類されており、必要な設定を探しやすい仕様になっています。
シャッターボタンやメインダイヤル周辺のデザインは、Canonの他の一眼レフシリーズと共通しているため、初心者でも指の置き場に困ることがありません。また、露出モード変更ダイヤルがなく、「意図しない設定変更を防ぐ」というプロ向けの配慮がされています。このため、撮影中に誤操作が起きにくくなっています。
さらに、防塵・防滴性能が高く、過酷な環境下でも安心して使用できます。シャッター耐久回数は30万回と長寿命であり、信頼性も高いです。このような設計により、プロの要求に応える性能を持っています。
ライブビュー機能も特徴的で、スタジオ撮影などで構図を確認しながら撮影する際に役立ちます。ただし、この機能ではオートフォーカスが使えないため、マニュアルフォーカスでの操作が必要です。

オートフォーカス・AF

このカメラは、CMOSセンサーを使ったTTL-AREA-SIR方式のオートフォーカスを採用しています。この方式により、高精度でスムーズなピント合わせが可能です。
測距点は全部で45点あり、そのうち19点はクロス測距点、残りの26点はアシスト測距点として機能します。この構成により、被写体の動きや位置に応じて柔軟に対応できます。また、測距輝度範囲はEV -1から18まで対応しており、暗い場所でもピントを合わせやすい設計になっています。
フォーカスモードには、「ワンショットAF(ONE SHOT)」「AIサーボAF(AI SERVO)」「手動(MF)」の3つがあります。「ワンショットAF」は静止した被写体向け、「AIサーボAF」は動く被写体を追尾する際に便利です。さらに、AFフレームの選択方法も工夫されており、自動選択(45点)や任意選択(19点/9点内側/9点外側)が可能です。これにより、撮影者が状況に応じて最適な設定を選べます。

連射

このカメラは、秒間約5コマの連続撮影が可能です。この速度は、動きの速い被写体を撮影する際や、一瞬の表情を逃さず捉えたい場合に非常に役立ちます。
また、この連写機能は、高精度な45点AFシステムと組み合わせることで、被写体をしっかりと追尾しながら撮影を続けられるよう設計されています。そのため、スポーツや動物などの撮影にも適しています。

口コミ・評判・レビュー

このカメラは、2110万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、プロ向けの仕様で高い評価を受けています。画質に関しては、多くのユーザーが「非常に優れている」と評価しており、特に色の階調表現や画像データの厚みが特徴的だとされています。ブツ撮りやスタジオ撮影など、細かいディテールが求められる場面で活躍するとの意見が多いです。また、画像編集時にも画質が崩れにくく、レタッチ耐性が高い点も好評です。
一方で、高感度性能については現代の基準ではやや劣るとの指摘もあります。ISO1600までが標準で使用でき、拡張してもISO3200までとなるため、夜間撮影や暗所での使用には制約があると感じるユーザーもいます。ただし、明るい単焦点レンズを使用すれば十分対応可能との声もあります。
操作性については、EOS-1Dシリーズの伝統的な設計を引き継いでおり、多くのユーザーが「使いやすい」と感じています。特にプロ仕様としての堅牢性や信頼性は高く評価されています。一方で、カメラ本体が大きく重いため、持ち運びには不便さを感じるという意見もあります。
また、シャッターショックやミラーショックについて言及する声もありました。シャッターを切った際の振動が手に伝わりやすいという感想を持つ人もいますが、慣れれば気にならなくなるという意見もありました。

どんな人におすすめ?

Canonのデジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark III」は、特にプロの写真家や高い画質を求める方におすすめです。このカメラは、約2110万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常に高い解像度を実現しています。そのため、風景写真やスタジオ撮影など、細部まで鮮明に表現したい撮影に最適です。
また、防塵・防滴性能や耐久性の高いシャッターを備えているため、過酷な環境での撮影にも対応できる信頼性があります。報道やスポーツ撮影など、迅速かつ確実な撮影が求められる場面でも活躍します。
さらに、ライブビュー機能や大きな液晶モニターが搭載されており、操作性も優れています。これにより、ピント合わせやホワイトバランス調整が簡単で、初心者でも扱いやすい一面もあります。


Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 1Ds MarkIII
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