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『ペンタックス PENTAX KF 1182』防塵・防滴【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ペンタックス PENTAX KF ボディ ブラック APS-Cデジタル一眼レフカメラ 視野率100%光学ファインダー2424万画素 ボディ内手ぶれ補正機構 水・埃に強い防塵防滴対応 全天候型・アウトドアスペック バリアングルモニター 1182
目次

『ペンタックス PENTAX KF 1182』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • バッテリー
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

ペンタックス「PENTAX KF 1182」は、コンパクトでありながら高性能なデジタル一眼レフカメラです。このカメラは、約2424万画素の高解像度を持つAPS-CサイズのCMOSセンサーを採用しており、14bitの画像処理に対応しています。これにより、細部まで鮮明で色彩豊かな写真を撮影することができます。
手ぶれ補正機能は、撮像素子シフト方式(SR:Shake Reduction)を採用しており、手持ち撮影時でも安定した写真が撮れます。また、ローパスセレクター機能によりモアレや偽色を軽減できるため、よりクリアな画像を得られるのが特徴です。
ファインダーはペンタプリズム方式で、視野率約100%と倍率約0.95倍を実現。これにより、被写体を正確にフレーム内に収めることが可能です。さらに、暗所でも被写体をしっかり確認できる設計となっており、ポップアップ式の内蔵フラッシュも搭載しています。
ISO感度はISO 100から最大102400まで対応しており、暗い場所や動きの速い被写体でも柔軟に対応できます。連写性能も優れており、約6コマ/秒の高速連続撮影が可能です。このため、一瞬の動きや表情を逃さず捉えることができます。
ライブビューでは、像面位相差検出とコントラスト検出を組み合わせたハイブリッド方式のオートフォーカスを採用しており、顔検出や追尾機能、多点オートなど多彩なAFエリア設定が利用できます。また、動画撮影にも対応しており、4K解像度でのタイムラプス動画作成が可能です。
カスタマイズ性も高く、ユーザーモードには最大3件まで設定を登録可能です。さらに、多くのカスタムボタンやファンクション設定が用意されているため、自分好みの操作性に調整することができます。
外形寸法は約125.5mm×93.0mm×74.0mmで、本体重量はバッテリーとSDカード込みで約684gと軽量コンパクトな設計です。また、防塵・防滴構造や-10℃までの耐寒性能も備えており、アウトドアでの使用にも適しています。
Wi-Fi機能も内蔵されているため、スマートフォンやタブレットと連携して画像転送やリモート撮影が可能です。

写真性能

このカメラは、約2,424万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載しています。このセンサーは、細かい部分までしっかりと描写できる高い解像感を持っています。また、画像処理エンジン「PRIME MII」とアクセラレーターユニットの組み合わせにより、明暗の階調や質感を自然に再現します。この技術のおかげで、風景やポートレートなど、さまざまなシーンで美しい写真が撮れます。
さらに、このカメラはローパスフィルターを省略しているため、解像感がさらに向上しています。モアレ(細かい模様が干渉して発生する不自然な模様)を抑える「ローパスセレクター」機能も備えており、シーンに応じて調整が可能です。これにより、シャープでクリアな画像を得ることができます。
高感度性能も非常に優れており、ISO 102400まで対応しています。この高感度性能は、暗い場所でもノイズを抑えながら撮影できるため、夜景や室内撮影で特に役立ちます。ISO 12800程度の設定でも、スマートフォンや小さなプリントで見る分には十分な画質を保っています。
また、連続撮影性能も優秀で、最高約6コマ/秒のスピードで撮影できます。動きの速い被写体や一瞬の表情を逃さず捉えることができるので、スポーツや動物撮影にも適しています。
手ぶれ補正機能も搭載されており、「SR(Shake Reduction)」という撮像素子シフト方式を採用しています。この機能により、手持ち撮影でもブレを効果的に抑えられるため、安定した写真が撮れます。

動画性能

このカメラは、フルHD(1920×1080)とHD(1280×720)の2種類の解像度で動画を撮影できます。フルHDでは、60i、50i、30p、25p、24pという5つのフレームレートを選ぶことができ、HDでは60pと50pに対応しています。このため、滑らかな映像から映画のような雰囲気のある映像まで幅広く撮影可能です。
動画の記録形式はMPEG-4 AVC/H.264(MOV)で保存されます。また、音声は内蔵ステレオマイクで録音できるほか、外部マイクを接続してステレオ録音を行うことも可能です。さらに、録音レベルを調整する機能も備わっており、シーンに合わせた音声収録ができます。
フォーカスについては、像面位相差検出とコントラスト検出を組み合わせたハイブリッド方式を採用しており、シングルAFやコンティニュアスAFなどのモードが利用できます。これにより、動きのある被写体でもスムーズにピントを合わせることができます。

操作性

このカメラは、操作がしやすいように工夫された設計が特徴です。まず、電源レバーがシャッターボタンと同軸に配置されており、電源のオン・オフや撮影モードの切り替えをスムーズに行うことができます。この配置により、撮影中でも迷わず操作ができる点が評価されています。ただし、電源を切り替える際に意図せず動画モードになる場合もあるため、注意が必要です。
また、「ハイパー操作系」と呼ばれる独自の操作体系が搭載されています。この機能では、プログラムモードから前ダイヤルを回すとシャッター速度優先モードに、後ダイヤルを回すと絞り優先モードに切り替えられます。そして「グリーンボタン」を押すことで、すぐに元のプログラムモードに戻ることが可能です。この仕組みにより、カメラ任せの設定と自分で調整した設定を簡単に切り替えることができ、撮影者の意図を反映させやすくなっています。
背面のボタン類も大きく角ばった形状で、高さがあるため押しやすく設計されています。特に手袋をした状態でも誤操作が少なく、確実にボタンを押せる点は寒冷地での撮影などにも適しています38。さらに、十字キーには稜線が施されており、指先で位置を確認しながら操作できるため、ファインダーを覗きながらでも快適に使うことができます。

オートフォーカス・AF

このカメラのオートフォーカスは、TTL位相差検出方式を採用しています。測距センサーには「SAFOX X」が使われており、11点の測距が可能です。そのうち中央9点はクロスタイプで、より正確にピントを合わせることができます。また、輝度範囲はEV-3からEV18(ISO100、常温)まで対応しており、暗い場所でもしっかりとピントを合わせられる性能を持っています。
AFモードには3種類があります。「シングルAF(AF.S)」では、シャッターボタンを半押しするとピントが固定され、静止した被写体に適しています。「コンティニュアスAF(AF.C)」では、半押し中に動いている被写体を追尾してピントを合わせ続けます。また、「自動選択(AF.A)」では、被写体が動いているか止まっているかをカメラが判断し、自動でモードを切り替えます。
AFエリアの選択肢も豊富です。11点オートや5点オートのほか、特定のポイントを選ぶ「セレクト」、範囲を広げて選ぶ「セレクトエリア拡大」、そして1点に集中する「スポット」モードがあります。これにより、撮影シーンに応じて柔軟に使い分けることができます。
さらに、専用LEDによるAF補助光も搭載されており、暗い環境でもピント合わせをサポートします。ライブビュー時には像面位相差検出とコントラスト検出を組み合わせたハイブリッド方式が採用されており、多様な撮影状況で使いやすい設計になっています。

連射

このカメラは、連写速度が最大で約6コマ/秒となっています。この速度で撮影を行う場合、JPEG形式では最大約40コマまで連続撮影が可能で、RAW形式では最大約10コマまで連続撮影できます。
また、PENTAX KFはリアル・レゾリューション・システムを搭載しており、手ぶれ補正機構を活用してイメージセンサーを微細に動かしながら4枚の画像を連続撮影します。この機能により、より高解像度で鮮明な写真を得ることができます。
さらに、動体補正機能も備えており、連写中に動いている被写体を検知して画像合成時の影響を軽減することが可能です。この機能はオン・オフの切り替えができるため、さまざまなシーンで活用できます。

バッテリー・電池の持ち

使用されるリチウムイオンバッテリーD-LI109の持ちは、撮影条件によって変わります。フラッシュを50%使用した場合は約400枚、フラッシュを使わない場合は約460枚の撮影が可能とされています。
実際の使用者からは、一日300枚程度RAW形式で撮影してもバッテリー残量がほとんど減らないという声もあります。一方で、動画撮影を行うと90分程度でバッテリーが切れることもあるため、動画を多く撮影する場合には予備のバッテリーを用意することが推奨されます。
さらに、充電時間については、完全に放電した状態からフル充電まで約2時間30分かかるとされています。これにより、夜間に充電をセットしておけば翌朝には十分使用できる状態になるとされています。

口コミ・評判・レビュー

このカメラは、防塵・防滴構造を持つ頑丈なボディが特徴で、アウトドアや天候を気にせず撮影できる点が評価されています。特に、天体観測や旅行など外での撮影に適しているという意見が多いです。
デザインについては、「一眼レフらしい王道の形」と評され、質感も良く安っぽさがないとの声があります。サイズはコンパクトで可愛らしいという意見もあり、持ち運びやすさも一定の評価を受けています。
画質に関しては、「非常に精細でノイズが少ない」と高評価です。暗所でもしっかりとした表現が可能で、高感度性能も優れているため、幅広い撮影シーンで活躍するとのことです。一方で、液晶画面については「タッチパネル非対応」が不満点として挙げられています。
操作性では、シンプルなメニューや設定が初心者にも使いやすいとされています。ただし、AFの測距点が少ない点やセレクトレバーがないことを不満とする声もあります。それでも、ライブビュー時のAF性能は歴代機種の中でも快適との意見があります。
バッテリー性能については、「防塵防滴仕様のカメラとしては軽量で持ちも良い」というポジティブな意見が多いです。また、ホールド感についても「グリップがしっかりしていて持ちやすい」と好評です。

どんな人におすすめ?

PENTAX KFは、特にアウトドアや旅行が好きな方、そして本格的な一眼レフ撮影を手軽に楽しみたい方におすすめのカメラです。このカメラは小型で軽量、防塵・防滴構造を備えているため、雨や雪、ホコリなどの厳しい環境でも安心して使用できます。また、マイナス10℃までの耐寒性能もあるので、寒冷地での撮影にも適しています。
初心者の方にも扱いやすい設計が特徴です。視野率100%の光学ファインダーやボディ内手ぶれ補正機能が搭載されており、撮影の際に構図を確認しやすく、ブレの少ない写真を撮ることができます。また、バリアングルモニターを使えば、低い位置や高い位置からの撮影も簡単です。これにより、普段とは違う視点で写真を楽しむことができます。
さらに、天体撮影をしたい方にも向いています。別売りのGPSユニットと組み合わせることで、赤道儀なしで星空を追尾する「アストロトレーサー」機能が利用できるため、夜空の美しい写真を簡単に撮影することが可能です。
普段はスマートフォンやコンパクトカメラで撮影しているけれど、もっと高画質な写真を撮りたいと考えている方にもぴったりです。有効画素数約2424万画素の高精細な画像とローパスフィルターレス設計によるくっきりとした描写力が魅力的です。


ペンタックス PENTAX KF ボディ ブラック APS-Cデジタル一眼レフカメラ 視野率100%光学ファインダー2424万画素 ボディ内手ぶれ補正機構 水・埃に強い防塵防滴対応 全天候型・アウトドアスペック バリアングルモニター 1182
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