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『ペンタックス PENTAX K-3 Mark III』撮る楽しさ【口コミ・評判・レビュー】

ポイント
  • スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ペンタックス PENTAX K-3 Mark III ボディ ブラック APS-Cデジタル一眼レフカメラ 【視野率100%・約1.05倍光学ファインダー】【5軸5.5段ボディ内手ぶれ補正機構】【最高ISO感度160万】【防塵・防滴構造】【最高約12コマ/秒 高速ドライブ】 1053
目次

『ペンタックス PENTAX K-3 Mark III』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、バッテリー・電池の持ち、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?

ポイント
  • スペック
  • 特徴・機能
  • 写真性能
  • 動画性能
  • オートフォーカス・AF
  • 連射
  • バッテリー
  • 口コミ・評判・レビュー
  • どんな人におすすめ?

スペック

特徴・機能

ペンタックス「PENTAX K-3 Mark III」は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラで、ペンタックスのフラッグシップモデルです。このカメラは、写真撮影を楽しむための多くの機能や特徴が詰まった高性能なモデルです。
まず、ファインダーが非常に優れています。視野率は約100%で、倍率は約1.05倍と大きくクリアな像を実現しています。このファインダーは高屈折率のガラスペンタプリズムを採用しており、眼鏡をかけている人でも全視野を確認しやすい設計となっています。
撮像素子には有効約2573万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用しており、ローパスフィルターレス仕様です。このため、高精細でシャープな画像を撮影することができます。また、新しい画像処理エンジン「PRIME V」と「アクセラレーターユニットII」を組み合わせることで、低感度から高感度まで幅広いISO設定で高画質を実現しています。ISO感度は最高で160万と非常に高く、暗い場所でも鮮明な写真が撮れます。
手ブレ補正機能も充実しており、「SR II」という5軸補正機構を搭載しています。これにより、角度ぶれやシフトぶれ、回転ぶれなどを効果的に補正し、シャッター速度換算で5.5段分の補正効果があります。この機能は静止画だけでなく動画撮影にも役立ちます。
連写性能も優れており、AF.Sモードでは最高約12コマ/秒、AF.Cモードでは最高約11コマ/秒の連写が可能です。この速さはAPS-Cサイズ一眼レフカメラとしてもトップクラスです。また、オートフォーカスシステム「SAFOX13」を採用し、最大101点の測距点と25点のクロス測距点で素早く正確なピント合わせができます。
液晶モニターは3.2型で162万ドットの高精細カラー液晶を採用しています。タッチパネルにも対応しており、直感的な操作が可能です。また、防塵・防滴構造や耐寒性能も備えているため、アウトドアや過酷な環境でも安心して使用できます。
さらに、「カスタムイメージ」機能では13種類の設定が用意されており、自分好みの色味や雰囲気を簡単に調整できます。例えば、「リバーサルフィルム」や「銀残し」といったユニークな設定も楽しめます。

写真性能

このカメラは、約2573万画素の裏面照射型CMOSセンサーを採用し、ローパスフィルターレス仕様であるため、解像感の高い写真を撮ることができます。また、「PRIME V」という新しい画像処理エンジンと「アクセラレーターユニットII」の組み合わせにより、低感度から高感度まで幅広い範囲で高画質な写真が撮影可能です。
高感度性能も優れており、ISO12800や25600でも実用的な画質を維持できるため、暗所や星空撮影、動きの速い被写体の撮影でも安心して使用できます。場合によってはISO51200でも十分な結果を得られるため、日中の高速シャッター撮影にも適しています。これにより、野鳥や鉄道などの動きのある被写体も快適に撮影できます。
連写性能も非常に優秀で、AF.Sモードでは最高約12コマ/秒、AF.Cモードでは最高約11コマ/秒の速度を実現しています。これはPENTAXの一眼レフとして最速であり、動体撮影にも適したカメラです。さらに、新しいミラーとシャッター駆動システムが採用されており、高速連写時でも安定した操作が可能です。
ファインダーは視野率100%で倍率が0.95倍と、明るく見やすい設計になっています。このため、ピント合わせがしやすく、撮影時の快適さが向上しています。また、ライブビュー時の画像表示も改善されており、細かい部分まで確認しやすくなっています。
さらに、手ぶれ補正機能は5軸・5.5段分の補正効果を持ち、流し撮りモードも搭載されています。この機能により、ヘリコプターや車両など動きのある被写体をブレずに撮影することが可能です。

動画性能

このカメラは、4K動画の撮影に対応しています。3840×2160ピクセルの解像度で、30フレームまたは24フレームの動画を撮影することができます。フルHD(1920×1080ピクセル)で撮影する場合は、最大60フレームまで対応しており、滑らかな映像表現が可能です。
また、動画撮影中にも手ブレ補正が利用できるため、安定した映像を記録することができます。特に、電子式手ブレ補正を搭載しているため、手持ち撮影でも効果的にブレを抑えることができます。ただし、この機能を使用すると画角が少し狭くなる点には注意が必要です。
音声面では、内蔵マイクでステレオ録音が可能です。また、外部マイク端子も備えているので、高品質な音声を録音したい場合には外部マイクを接続することもできます。さらに、ヘッドホン端子も搭載しており、録音中や再生時に音声を確認することができます。
動画撮影モードでは、露出やフォーカス設定を細かく調整することも可能です。マニュアル操作に対応しているため、自分の意図通りの映像表現を追求することができます。一方で、オートモードも搭載しているので、初心者でも簡単に撮影を楽しむことができます。

操作性

このカメラは、細部にわたって使いやすさを追求し、撮影者のニーズに応える設計がされています。
まず、ボタン配置が非常に工夫されており、すべてのコントロールが手の届きやすい位置に配置されています。特に、AFポイントを移動するためのスティックが新たに搭載されており、このスティックはレスポンスが良く、直感的な操作が可能です。また、多くのボタンがカスタマイズ可能で、ユーザーの好みに合わせて自由に設定できる点も魅力です。これにより、自分だけの操作体系を作ることができ、撮影時のストレスを軽減します。
さらに、スマートファンクションダイヤルは露出補正やISO感度などへの素早いアクセスを可能にしており、動体撮影にも対応した設定を割り当てることができます。この機能は特に動きの多い被写体を撮影する際に役立ちます。また、背面液晶ではカスタマイズした内容が一目で確認できるため、設定変更も簡単です。
シャッターボタンについても改良されており、リーフスイッチを採用することで押し込み感が少なくなり、滑らかな操作感を実現しています。このシャッターボタンは耐久性にも優れており、連写時の指への負担も軽減されています。シャッター音も上品で静かなので、周囲への配慮も十分です。
また、このカメラは光学ファインダーを覗きながら操作する楽しさを重視して設計されています。ファインダー像は大きく見やすく、ジョイスティックやボタン操作との相性も良いため、撮影中のスムーズな操作が可能です。一眼レフならではの撮影体験を提供しつつも、最新技術による快適な操作性を兼ね備えています。

オートフォーカス・AF

このカメラは、最新の「SAFOX 13」というAFモジュールを搭載しており、測距点が101点に増えています。そのうち中央の25点はクロスタイプで、より高い精度でピントを合わせることができます。ファインダー内のカバーエリアも広がり、撮影時に被写体を捉えやすくなっています。
また、AF方式はTTL位相差検出式を採用しており、暗い場所でもEV-4まで対応可能です。これにより、暗所や低コントラストの場面でもピント合わせがしやすくなっています。さらに、AEセンサーが約30.7万画素のRGBIrセンサーに進化したことで、顔や瞳を認識しながら測距点を選択することが可能になりました。この機能は特にポートレート撮影で便利です。
AFモードには、静止画向けの「シングルAF(AF.S)」と動きのある被写体向けの「コンティニュアスAF(AF.C)」があります。また、AFエリアも「オートエリア」「ゾーンセレクト」「スポット」など複数から選べるため、撮影シーンに応じて柔軟に設定できます。
ライブビュー撮影時にはコントラスト検出式のオートフォーカスを使用します。この際、「顔検出」や「タッチAF」など便利な機能も利用可能です。さらに、視野率約100%のファインダーと最大16倍まで拡大できる表示機能により、細かいピント調整も簡単です。
連写性能も向上しており、高速連写時でもオートフォーカスが被写体を追従しやすくなっています。これにより、動きの速い被写体を撮影する際にも高い精度でピントを合わせ続けることができます。

連射

このカメラは、新しいミラーとシャッター駆動システム、高速画像処理エンジン「PRIME V」を採用しており、非常に高い連写性能を実現しています。具体的には、シングルAF(AF.S)では最大約12コマ/秒、コンティニュアスAF(AF.C)では最大約11コマ/秒の連写速度を持っています。この速度は、PENTAXの一眼レフカメラとして最速であり、APS-Cサイズの一眼レフカメラの中でもトップクラスです。
また、高速連写時の連続撮影可能枚数については、RAW形式で最大32コマまで記録できます。これは秒間12コマで計算すると約2.7秒分に相当しますが、実際には3~4秒ほど速度を維持できるとの報告もあります。JPEG形式ではさらに多くの枚数を撮影可能ですが、RAW形式ではバッファ容量や書き込み速度の制限が影響するため、この範囲内に収まります。
シャッター音に関しても改良されており、軽快でありながら静かな動作が特徴です。そのため、撮影者が手応えを感じつつも周囲に不快感を与えない設計となっています。特に動きのある被写体の撮影にも適しており、快適な連写体験を提供します。

バッテリー・電池の持ち

このカメラは、充電式リチウムイオンバッテリー「D-LI90P」を使用し、フル充電時にCIPA規格で約800枚の撮影が可能とされています。この数値は、同じ基準で測定された旧モデル「KP」の約420枚と比べてほぼ倍の性能です。これは主にバッテリーが大型化したことによるものです。
ただし、実際の撮影状況によって電池の持ちは変わります。例えば、星景写真を撮影する際にはシャッターを長時間開けたり、背面モニターを頻繁に使用するため、消費電力が増えます。その場合、3時間で約250枚撮影するとバッテリーがほぼ消耗することもあるようです。そのため、予備のバッテリーを用意しておくと安心です。
また、このカメラはUSB Type-C端子を備えており、専用ACアダプターを使えばカメラ本体への電源供給も可能です。これにより、長時間の撮影でも外部電源を利用して対応できます。

口コミ・評判・レビュー

デザインについては「質感が良く、見た目も美しい」との声が多く、所有する喜びを感じられるカメラだと評されています。また、ホールド感についても「手に馴染むグリップで持ちやすい」という意見が目立ちます。操作性も「ボタン配置が工夫されていて使いやすい」と評価されており、特にPENTAX製品に慣れているユーザーにとっては直感的に操作できるとのことです。
画質については「細部まで鮮明でノイズが少ない」との声があり、高感度ISO性能にも満足しているユーザーが多いようです。ISO 3200や6400でも十分な画質を保っており、夜間撮影でも安心して使えるとの意見があります。ただし、ホワイトバランスに関しては「微調整が必要」と感じる人もいるため、RAW現像で対応することを推奨されています。
一方で、携帯性については賛否が分かれています。「サイズ感はちょうど良いが、もう少し軽ければ嬉しい」という意見がある一方、「頑丈な作りなので仕方ない」と理解を示す声もあります。バッテリー持ちは「予備バッテリーがあれば問題ないレベル」とのことです。
機能性では、「手ぶれ補正が優秀で、どんなレンズでも効果を発揮する」という点が特に評価されています。また、多くの測距点を持つため動きのある被写体にも対応しやすいとされています。ただし、「背面モニターがチルトしない点」や「最新のミラーレスと比べるとAF性能が劣る」といった弱点も指摘されています。

どんな人におすすめ?

このカメラは、最新のミラーレス機とは違い、光学ファインダーの魅力を最大限に引き出しており、写真撮影の「気持ちよさ」を大切にする人にぴったりです。ファインダーを通して自然な視界で被写体を見ることができるため、撮影時の満足感が非常に高いです。
また、K-3 Mark IIIはシャッターを切る感触が心地よく、撮影するたびにワクワクするような体験を提供します。この「シャッターフィール」は、一眼レフならではの特徴であり、特に撮る瞬間を楽しみたい方には魅力的です。さらに、防塵・防滴仕様でありながらコンパクトな設計なので、屋外での撮影や長時間の持ち歩きにも適しています。
このカメラは、動きの速い被写体や暗い場所での撮影にも強く、高精度なオートフォーカスや高感度性能を備えています。そのため、スポーツや鉄道など動きのあるシーンを撮りたい方にもおすすめです。さらに、手ブレ補正機能が強力なので、どんなレンズを使っても安定した写真が撮れます。


ペンタックス PENTAX K-3 Mark III ボディ ブラック APS-Cデジタル一眼レフカメラ 【視野率100%・約1.05倍光学ファインダー】【5軸5.5段ボディ内手ぶれ補正機構】【最高ISO感度160万】【防塵・防滴構造】【最高約12コマ/秒 高速ドライブ】 1053
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