- スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II ボディ ブラック フルサイズデジタル一眼レフカメラ 15996
『ペンタックス PENTAX K-1 Mark II ボディ 15996』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ?
- スペック
- 特徴・機能
- 写真性能
- 動画性能
- オートフォーカス・AF
- 連射
- 口コミ・評判・レビュー
- どんな人におすすめ?
スペック
- メーカーはリコーイメージング株式会社です。
- 品番は「PENTAX K-1 Mark II」です。
特徴・機能
PENTAX K-1 Mark IIは、ペンタックスのフルサイズデジタル一眼レフカメラで、写真撮影を楽しむための多くの特徴と機能を備えています。このカメラは、約3640万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、非常に高い解像度で美しい写真を撮ることができます。また、ローパスフィルターレス仕様なので、よりシャープで細かい描写が可能です。
このカメラの大きな特徴の一つは、「アクセラレーターユニット」を搭載している点です。このユニットのおかげで、高感度撮影時でもノイズが少なく、色彩が鮮やかに再現されます。特に暗い場所での撮影に強く、最高ISO819200という驚異的な感度を実現しています。これにより、夜景や薄暗い室内でもクリアな写真を撮影することができます。
さらに、「リアル・レゾリューション・システムII」という独自技術も搭載されています。この機能では、4枚の写真を連続して撮影し、それらを合成して超高精細な画像を作り出します。従来は三脚が必要でしたが、このモデルでは手ぶれ補正モードが追加され、手持ちでも使えるようになりました。これにより、より手軽に高精細な写真を楽しむことができます。
また、防塵防滴仕様のマグネシウムボディを採用しており、アウトドアや厳しい環境でも安心して使用できます。さらに、5軸対応の手ぶれ補正機構「SR II」により、角度ぶれだけでなくシフトぶれや回転ぶれも補正できるので、安定した撮影が可能です。
液晶モニターはフレキシブルチルト式で、上下左右や斜めにも自由に動かせます。これにより、低い位置や高い位置からでも簡単に撮影できます。また、「スマートファンクション」ダイヤルを使えば、よく使う設定を簡単に切り替えることができるので操作性も抜群です。
写真性能
このカメラは、約3640万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、高精細で美しい写真を撮ることができます。特に風景やポートレート、ネイチャー写真など、さまざまなジャンルでその性能を発揮します。
高感度性能も非常に優れており、ISO感度は最高で819200まで対応しています。このため、暗い場所でも鮮明でノイズの少ない写真が撮影可能です。例えば、夜景や薄暗い室内でもクリアな画像を得ることができるので、使用シーンが広がります。また、アクセラレーターユニットという独自の技術が搭載されており、高感度時のノイズを効果的に抑えながら色彩をしっかり再現します。
さらに、リアル・レゾリューション・システムIIという機能も特徴的です。この機能では、センサーを微細に動かしながら複数枚の写真を合成することで、より高精細な画像を生成します。これにより、細部までくっきりとした描写が可能になり、特に静物や風景撮影でその効果を実感できます。
一方で、連写性能は最高約4.4コマ/秒と控えめですが、その分、一枚一枚のクオリティにこだわった撮影が可能です。また、RAW形式で撮影した際にはデータ量が大きくなるため、書き込み速度が遅く感じる場合があります。
動画性能
このカメラは静止画撮影に特化しているため、動画撮影の機能は他のカメラと比べるとやや控えめです。
まず、動画の解像度は最大でFull HD(1920×1080)に対応しています。フレームレートは60i/50i/30p/25p/24pから選べますが、4K動画には対応していません。そのため、最新の高解像度動画を求める方には物足りないかもしれません。また、記録可能な動画の長さは最大で約25分、または4GBまでとなっています。内部温度が上昇した場合には自動で撮影が終了します。
音声については、内蔵ステレオマイクが搭載されており、外部マイクも使用可能です。録音レベルを調整できる機能や風切音を低減する機能も備わっています。
一方で、動画撮影時の手ぶれ補正性能はあまり良くないという意見があります。静止画撮影では優れた手ぶれ補正を発揮しますが、動画では「コンニャク現象」と呼ばれる不自然な揺れが発生することがあります。手ぶれ補正をオフにすると普通のブレが目立つため、この点が弱点とされています。
操作性
。このカメラは直感的で使いやすい操作体系を持ち、初心者でも触ってみれば一通りの操作が理解できるような設計がされています。特に、ファインダーを覗いたまま設定を変更できる点が便利で、撮影中のストレスを軽減します。
グリップの形状が優れているため、各ボタンへのアクセスがしやすく、操作感も高級感があります。また、「スマートファンクション」と呼ばれる独自の仕組みが搭載されており、機能ダイヤルと設定ダイヤルを組み合わせることで、ISO感度や連写速度などの設定を素早く変更することが可能です。ただし、このカスタマイズ機能は限られており、一部のユーザーには物足りなさを感じさせることもあります。
背面には多くのボタンが配置されており、それぞれの役割が明確です。特に「グリーンボタン」は、設定値のリセットやISOオートへの切り替えなど、多用途に活用できる便利なボタンです。一方で、AF測距点の移動に関しては専用ボタンやジョイスティックがないため、やや使いにくいと感じる場合もあります。
また、暗所での操作性にも配慮されており、レンズ交換時やボタン操作時に役立つライトが搭載されています。これにより、夜間や暗い場所での撮影でも快適に操作できます。さらに、フレキシブルチルト式液晶モニターも採用されており、様々な角度から撮影する際に便利です。
オートフォーカス・AF
このカメラは、TTL位相差検出方式を採用しており、33点の測距点を持っています。そのうち中央25点はクロスタイプで、より正確なピント合わせが可能です。位相差検出方式は、高速でピントを合わせることができるため、動きの速い被写体にも適しています。
また、AF-C(コンティニュアスAF)モードでは、動いている被写体を追い続けながらピントを合わせることができます。このモードでは連写時に「ピント優先」や「コマ速優先」などの設定が可能で、撮影シーンに応じて選ぶことができます。さらに、AFホールド設定も改善され、動体追従性能が向上しています。
K-1 Mark IIは暗い場所でも高感度性能を活かし、正確にピントを合わせることができます。これにより、夜景や薄暗い環境でも快適に撮影できる仕様となっています。
連射
このカメラは、35mmフルサイズでの撮影時に、最高で約4.4コマ/秒の連写が可能です。この場合、JPEGの最高画質では最大70コマ、RAWでは最大17コマまで連続撮影ができます。ただし、この速度は他社製品と比べるとそれほど高速ではありません。
また、クロップ機能を使って撮像範囲をAPS-Cサイズに設定すると、連写速度が向上し、最高で約6.4コマ/秒の連写が可能になります。この設定でも約15メガピクセル相当の画素数を維持できるため、連写速度を重視する場合にはこの機能を活用することがおすすめです。ただし、前モデルではAPS-Cサイズでの連写速度が最高約6.5コマ/秒だったため、わずかにスペックダウンしています。
口コミ・評判・レビュー
画質については非常に高い評価が多く、特に高感度性能が優れているとされています。ISO819200まで対応しており、暗所での撮影にも強いです。また、「深い青」や「鮮やかな緑」などの色再現性が高く、ペンタックスらしい美しい発色が楽しめるとの声があります。一方で、一部のユーザーからは、APS-Cセンサー搭載モデルと比較して画質の違いがあまり感じられないという意見もありました。
操作性に関しては、グリップの持ちやすさやボタン配置が好評です。特にグリップは手にしっかりフィットし、長時間の使用でも疲れにくいとされています。また、フレキシブルチルト式液晶モニターは便利で、様々な角度から撮影できる点が評価されています。ただし、AFエリアが狭い点や連写性能が控えめな点については改善を望む声もあります。
携帯性については、フルサイズ機としては重さがあるものの、その分しっかりしたホールド感が得られるため、多くのユーザーが納得しているようです。実際にレンズを複数持って長時間歩き回っても、それほど疲れなかったという報告もあります。
バッテリー性能については、「非常によく持つ」との意見が多く、長時間の撮影でも安心して使用できるようです。ただし、前モデルと比較すると若干撮影可能枚数が減少している点には注意が必要です。
このカメラは、防塵防滴仕様や手ブレ補正機能など、多機能で信頼性の高いボディ設計も魅力です。さらに、新たに搭載されたアクセラレーターユニットによってノイズ低減や描写力の向上が図られており、多くのユーザーから支持されています。
どんな人におすすめ?
屋外での撮影を楽しむ方にぴったりです。防塵・防滴構造や-10℃でも動作する耐寒性能があり、悪天候や厳しい環境でも安心して使えます。また、星空撮影を趣味とする方にもおすすめです。アストロトレーサー機能を使えば、赤道儀なしで星を点として撮影できるため、星景写真を手軽に楽しむことができます。
さらに、古いレンズを活用したい方にも魅力的です。PENTAXのKマウントレンズをフルサイズで活かせるため、過去の名レンズを使った撮影が可能です。これにより、独特のボケ味や描写力を楽しむことができます。
高画素数(約3640万画素)と高感度性能(最高ISO 819200)を活かして、美しい風景写真やポートレートを撮りたい方にも適しています。このカメラは細部まで鮮明に描写し、暗所でもしっかりとした画質を提供します。また、ボディ内手ぶれ補正機能が搭載されているため、手持ち撮影でも安定した写真が撮れるのも大きなポイントです。
一眼レフならではの光学ファインダーで撮影したい方や、PENTAX独自の設計思想や操作性が好きな方にもおすすめです。特に「リアル・レゾリューション・システムII」による高解像度写真やフレキシブルチルト式液晶モニターなど、多機能ながらも使いやすい設計が特徴です。
ペンタックス PENTAX K-1 Mark II ボディ ブラック フルサイズデジタル一眼レフカメラ 15996