『キヤノン EOSR6MK2 ミラーレスカメラ EOS R6 Mark II』40コマ/秒の驚異【口コミ・評判・レビュー】

キヤノン EOSR6MK2 ミラーレスカメラ EOS R6 Mark II・ボディー

『キヤノン EOSR6MK2 ミラーレスカメラ EOS R6 Mark II』スペック、特徴・機能、写真性能、動画性能、操作性、オートフォーカス・AF、連射、口コミ・評判・レビュー、どんな人におすすめ？

スペック

• メーカー: キヤノン
• 品番: EOS R6 Mark II

特徴・機能

このカメラは、2420万画素の新しいCMOSセンサーを搭載しており、シャープな画像を提供します。特に、感度が高く、常用ISO感度は100から102400まで対応していますので、暗い場所でも明るく撮影できるのが魅力です。
このモデルの大きな特徴の一つは、被写体認識機能の向上です。キヤノン独自の「デュアルピクセルCMOS AF II」を採用しており、画面全域で被写体を素早く検出できます。また、「人物」「動物」「乗り物」といった特定の被写体を自動で認識し、追尾することができます。特に、動物優先モードには新たに「馬」が追加されており、より多様なシーンで活躍します。
さらに、高速連写も可能です。メカシャッターでは毎秒12コマ、電子シャッターでは40コマの連写ができます。これにより、動きの速い被写体を逃さず捉えることができます。また、動画撮影も強化されており、最長6時間の録画が可能です。これまで30分に制限されていたことから、大きな進化と言えるでしょう。
ボディ内には5軸手ブレ補正機能が搭載されており、最大8段の手ブレ補正効果があります。これにより、手持ち撮影でも安定した映像や写真が得られます。また、新しい撮影モードも追加されており、「クリエイティブフィルター」や「プラスムービーオート」など、多彩な表現が楽しめるようになっています。

写真性能

このカメラは、約2420万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載しており、解像力が高く、細部までしっかりと描写することができます。画素数が増えたにもかかわらず、高感度性能も維持されており、ISO 102400まで対応しています。このため、暗い場所でもノイズを抑えたクリアな写真が撮影可能です。
連写性能も大きな魅力です。メカシャッターでは最高約12コマ/秒、電子シャッターでは最高約40コマ/秒の連写が可能です。この高速連写により、一瞬の決定的な瞬間を逃さずに捉えることができます。特に動きのある被写体を撮影する際には、この性能が非常に役立ちます。ただし、電子シャッターを使用する際には、バッファがすぐに満杯になることがあるため、注意が必要です。
また、EOS R6 Mark IIは新しい映像エンジン「DIGIC X」を搭載しており、これにより色再現性やノイズ処理が向上しています。これにより、低感度でも高感度でもバランスの良い画質で撮影できるため、さまざまなシーンで安心して使用できます。特に夜間や逆光のシーンでも、その性能を発揮します。
さらに、自動で被写体を認識する機能も強化されており、AF（オートフォーカス）性能が向上しています。この機能は特に動きのある被写体や複雑なシーンでの撮影時に便利で、よりスムーズな撮影体験を提供します。

動画性能

このカメラは、特に動画クリエイターやVloggerから高く評価されています。まず、4K動画の撮影が可能で、最大で59.94fpsのフレームレートで記録できます。これにより、滑らかな動きのある映像を撮影することができます。また、4Kクロップなしでの撮影時には、6Kオーバーサンプリングを利用した高画質な映像が得られます。
さらに、このカメラは最大6時間の長時間録画が可能です。従来モデルでは29分59秒という制限がありましたが、EOS R6 Mark IIではその制限が大幅に緩和され、長回しの撮影にも対応できるようになりました。この機能は、特にドキュメンタリーやイベントの撮影に役立ちます。
動画撮影時には、Canon Log 3やHDR PQ（10bit）といった多彩な記録方式が利用できます。これにより、色彩やコントラストを豊かに表現できるため、後処理でのグレーディングも容易になります。また、高感度性能も向上しており、低輝度環境でもクリアな映像を撮影することができます。
手ブレ補正機能も搭載されており、安定した映像を実現します。デュアルピクセルCMOS AF IIによる高精度なオートフォーカスも特徴で、動く被写体をしっかりと追いかけることができます。このため、一人で操作する場合でも安心して使用できます。
操作性についても配慮されており、写真モードと動画モードを簡単に切り替えることができます。これにより、写真と動画の両方を撮りたい方には非常に便利です。

操作性

このカメラは、特に初心者や一眼レフからの移行者にとっても使いやすいように工夫されています。例えば、電源スイッチが右手側に移動されているため、構えた状態で簡単に電源を入れることができます。起動時間も約0.4秒と短く、すぐに撮影を開始できるのが特徴です。
また、マルチコントローラーの形状が改良され、親指を置いたままで様々な設定を変更できるようになっています。特にオートフォーカス（AF）関連の機能は、ファインダーを覗きながらでも直感的に操作できるため、撮影中のストレスを軽減します。タッチ&ドラッグ機能もあり、画面をタッチすることでAFフレームを移動させることができます。この機能には新たに感度設定が追加されており、自分好みに調整することが可能です。
さらに、カメラのボタンやダイヤルは右側に集中して配置されており、大半の操作を右手だけで行うことができます。これにより、特に動画撮影を行うユーザーには便利です。左側には静止画と動画の切り替えスイッチなどがあり、必要なボタンはしっかりと配置されています。

オートフォーカス・AF

このカメラは、被写体に素早くピントを合わせるための技術が進化しています。特に、デュアルピクセルCMOS AFを採用しており、静止画や動画の撮影時に高い精度で焦点を合わせることができます。
このカメラのオートフォーカスには、いくつかのモードがあります。まず、ワンショットAFは止まっている被写体に最適で、シャッターボタンを半押しすることで1回だけピント合わせを行います。ピントが合うとAFフレームが緑色になり、音で合焦を知らせてくれます。一方、サーボAFは動いている被写体に対応しており、シャッターボタンを半押ししている間、常に被写体にピントを合わせ続けます。このモードではAFフレームが青色に変わり、連続撮影にも適しています。
さらに、AIフォーカスAFというモードもあり、これは被写体が動き出した場合に自動的にワンショットAFからサーボAFに切り替わります。この機能により、撮影者は被写体の動きに応じた柔軟な対応が可能になります。
EOS R6 Mark IIは、最大1053分割の測距エリアを持ち、ほぼ全域でピント合わせができるため、多様なシーンで活躍します。また、人の目や動物の目を検出する「瞳検出」機能も搭載されており、人物撮影やペット撮影で特に効果的です。この機能では、右目優先や左目優先の設定が可能で、より精密な焦点合わせが実現します。

連射

このカメラは、電子シャッターを使用することで、最高約40コマ/秒の連写が可能です。これは、AF（オートフォーカス）とAE（自動露出）を追従しながらの速度であり、動きのある被写体を捉えるのに非常に適しています。この連写速度は、従来のモデルであるEOS R6の倍の性能を誇ります。
また、メカシャッターや電子先幕シャッターを使用した場合でも、最高約12コマ/秒での連写が可能です。これにより、様々な撮影シーンに応じた設定ができるため、ユーザーは柔軟に撮影スタイルを選ぶことができます。特に、動きの速い被写体や一瞬の表情を逃さず撮影するためには、この連写機能が非常に役立ちます。
さらに、このカメラには中間コマ速として約20コマ/秒の設定もあり、ユーザーは撮影状況に応じて最適な速度を選ぶことができます。このような多様な連写機能は、特にスポーツや野生動物の撮影において大きな利点となります。
EOS R6 Mark IIは、暗い場所でも優れた性能を発揮します。EV-6.5まで測距できるため、低照度環境でも瞳トラッキング機能が活用でき、被写体をしっかりと捉えることができます。これにより、室内や夕暮れ時などでも安心して撮影することが可能です。

口コミ・評判・レビュー

このカメラは、特に画質やオートフォーカス性能、動画撮影機能において優れた性能を発揮しています。ユーザーからは、シンプルで使いやすい操作性が好評で、長時間の撮影でも快適に使用できるという声が多く聞かれます。
このカメラは、有効画素数が約2420万画素で、従来のモデルよりも解像感が向上しています。高感度性能も保持されており、暗い場所でも良好な写真が撮れると評価されています。また、オートフォーカス機能は非常に強力で、被写体の検出能力も向上しているため、動きのある被写体でもしっかりとピントを合わせることができます。
さらに、EOS R6 Mark IIは最大40fpsでの連続撮影が可能であり、決定的瞬間を逃さないためのRAWバーストモードも搭載されています。この機能により、スポーツや動物の撮影においても優れたパフォーマンスを発揮します。ただし、高速動作時にはローリングシャッターの影響を受けることがあるため、注意が必要です。
デザイン面では、握りやすいグリップと操作系の配置が良好で、長時間の使用でも疲れにくいとされています。バッテリーライフについては、一部ユーザーからは改善が望まれているものの、全体的には満足度が高いです。また、レンズ選択肢についてはRFマウントの歴史が浅いため、中価格帯のレンズがまだ不足しているとの意見もあります。

どんな人におすすめ？

写真や動画を本格的に楽しみたい方に最適です。EOS R6 Mark IIは、高画素数のセンサーを搭載しており、2420万画素という解像度は、風景やポートレートなどの撮影に非常に適しています。さらに、動画撮影にも力を入れており、最大6時間の連続撮影が可能です。このため、長時間のイベントや旅行での撮影にも安心して使えます。
次に、動きのある被写体を撮影したい方にもおすすめです。このカメラは、電子シャッターで最高40コマ/秒の高速連写が可能です。これにより、スポーツや動物など、一瞬の決定的な瞬間を逃さずに捉えることができます。また、自動で被写体を認識する機能も強化されているため、特に動きの速いシーンでも安心して撮影できます。
さらに、初心者から上級者まで幅広いユーザーに対応できるオールラウンダーとしても評価されています。操作がシンプルで直感的なため、カメラ初心者でも扱いやすいです。一方で、高度な機能も多数搭載されているため、経験豊富なフォトグラファーにも満足してもらえる性能を持っています。
最後に、軽量で持ち運びやすいカメラを探している方にも適しています。EOS R6 Mark IIはフルサイズミラーレスカメラとしては比較的コンパクトなデザインであり、旅行や外出時にも気軽に持ち運べます。この点は特に女性や若いユーザーにとって大きな魅力となるでしょう。

キヤノン EOSR6MK2 ミラーレスカメラ EOS R6 Mark II・ボディー